猫の座り方で気持ちがわかる?種類や名前や警戒レベル、意味について

猫は変な座り方をしたり、香箱座り、スフィンクス座りなどの有名な座り方など、その時の気持ちや体調などによって様々な座り方をします。それぞれに名前がついており、意味や警戒レベルがわかります。また、おじさんのような座り方をするスコ座りは病気が関係しているとも言われているので、可愛いだけじゃなくこんな病気にかかっている可能性もあるということを知るサインにもなります。

目次

猫の座り方にはどんな種類がある?

猫はその時の体調、気持ち、環境などに応じて様々な座り方をします。
主な座り方にはこれらがあります。

・香箱座り
・スフィンクス座り
・スコ座り
・エジプト座り
・横座り
・巻き座り

それぞれの座り方について見ていきましょう。

香箱座り

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香箱座りは、お腹を地面につけて前足と後ろ足を折りたたんで体の下にしまい込む座り方のことです。
綺麗にまとまった四角い形が、香道や茶道の道具として用いられている「香箱」に似ていることからその名前がつけられました。

海外では英語でパンの塊という意味の「catloaf」という愛称で親しまれています。
また、この座り方は体が大きいとうまく折りたたんでしまい込むことができないため、猫特有の座り方と言われており、トラやライオンでもできる子はいますが、うまく体の下にしまい込むことができせん。

香箱座りをしている時はどんな気持ち?

猫が香箱座りをしている時は、信頼出来る飼い主さんと安心できる環境でリラックスしていると言われています。
前足を折りたたんでいる分、何かが起こった時に反応が遅れてしまうため警戒中の猫がこの座り方をすることは滅多にありません。

リラックスしている時にする座り方なので、そのままウトウトして眠ってしまうことも多いです。また、前足は折りたたんで座っていますが、後ろ足はしっかり地面につけているので最もリラックスしている座り方とは言えません。

香箱座りをしている時の体調や病気の可能性は?

リラックスしている時に見せる座り方なので、基本的に体調は良好で病気の可能性は低いと言われています。

猫の香箱座りにはどんな意味があるの?しない猫の体調や英語での呼ばれ方は?|HANEY [ハニー]
猫の座り方の1つとして有名な「香箱座り」は前足を折りたたんでしまい込む姿が可愛いことから愛猫家にとっても人気があります。中にはしない猫もいますが、海外では英語で「catloaf」とも呼ばれており、最近では下から見た姿も人気です。この座り方にはちゃんと意味があり、体調などがわかることもあります。なぜ香箱座りをするのか、そのまま寝る場合の気持ちは?など、猫の香箱座りについてご紹介します。

スフィンクス座り

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スフィンクス座りは、お腹を地面につけて前足と後ろ足を折りたたんで香箱座りのように体の下に前足を入れるのではなく、前足を前に出したままの座り方です。

名前の由来はその名の通り、エジプトのスフィンクスからきています。
古代エジプトでのスフィンクスは、ファラオの顔とライオンの体を持つ神聖な存在で、王や神を守護する象徴とされています。
そんなスフィンクスと似た、厳かな座り方とも言えます。

スフィンクス座りをしている時はどんな気持ち?

猫がスフィンクス座りをしている時は猫の種類にもよりますが、比較的リラックスしている状態だと言われています。
しっかりとお腹を地面につけてはいますが、香箱座りと比べると前足を前に出している分、何かが起こった時に動きやすいので少し警戒しながらのリラックスとなります。

大型の猫種の場合は体が大きいため香箱座りがやりにくく、そのため香箱座りの代わりにスフィンクス座をしていることもあります。

スフィンクス座りをしている時の体調や病気の可能性は?

香箱座と比べるとやや警戒しているものの、リラックスしている状態なので体調は良好だと考えられます。
何らかの病気で苦しんでいる時はリラックスすることができないので、病気の可能性も低いと言われています。

しかし、1日中この姿勢から動かなかったり険しい顔をしている場合は注意が必要です。

スコ座り

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スコ座りは、スコティッシュフォールドという折れ耳が特徴の猫種でよく見られる座り方です。
首が座ってきた赤ちゃんのようにお尻を地面につけて足をVの字に開き、開いた足の間に前足を垂らすように座ります。

この座り方をしている姿の可愛さから、一躍有名になりましたが、スコティッシュフォールドは「骨軟骨異形成症」という遺伝子の作用によりうまく骨が成長しない病気の発症率が高いです。

そのためこの座り方は体が柔らかいからできるわけではなく、関節が痛むからできるだけ負担をかけないようにこの座り方をしているのだと考えられています。

おじさん座りという座り方もある

スコティッシュフォールドがする座り方をスコ座りと言いますが、それ以外の猫がこの座り方をした場合は見た目がおじさんのようだということから、「おじさん座り」とも呼ばれています。

自分で毛づくろいをする時にこの座り方は意外に楽だな、と感じてこの座り方をするようになるのではないかと言われています。
しかし、スコティッシュフォールド以外の猫の場合は骨格的に少し厳しい座り方なので、壁やソファーなどに背中を支えてもらわないと長時間そのままいることは難しいようです。

スコ座りをしている時はどんな気持ち?

スコ座りやおじさん座りをしている時は、前足も後ろ足も地面には付いていないので何かが起こってもすぐには動くことができません。
そのため、この座り方をしているときはかなりリラックスしていると言われています。

本当に信頼できる飼い主さんの前だからこそできる座り方だと思います。
ただし、本来猫の骨格上することの少ない座り方のため、この座り方をしないからといって猫がリラックスできていないというわけではありません。

スコ座りをしている時の体調や病気の可能性は?

かなりリラックスしている時に見られる座り方なので、体調は良好で病気などにもかかっていないと考えられます。
しかし、スコティッシュフォールドの場合は骨軟骨異形成症によって関節が痛がっている可能性もあります。

エジプト座り

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後ろ足を折りたたんでお尻を地面に付け、前足をお行儀よく後ろ足の前に添えた座り方をエジプト座りと言います。
猫の女神として知られるエジプトの神「バステト」が猫の姿をしている時の座り方と同じことが由来となっています。

老舗旅館などの女将が三つ指を付いている姿にも似ていることから「三つ指座り」と呼ばれることもあります。

エジプト座りをしている時はどんな気持ち?

エジプト座りをしている時は座っている分、少し落ち着いていますが、やや警戒していると言われています。
飼い猫よりも野良猫で比較的に多く見られる座り方です。

横座り

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後ろ足を横に投げ出して、前足はしっかり地面につけたままにしている座り方を横座りと言います。
飼い猫や野良猫に関わらずよく見かける座り方で、ずっと正座をした後に足を投げ出したような姿勢に似ていることが名前の由来になっています。

また、横座り以外にも「女座り」と呼ばれることがあります。
猫のセクシーさを引き立てる座り方です。

横座りをしている時はどんな気持ち?

猫が横座りをしている場合は、その時の前足の状態で気持ちが変わります。
前足がしっかり地面に付いている場合は、何かが起こった時にすぐに動けるように対応しているためややリラックスしている程度ですが、完全に前足を投げ出して半分寝転がっているような状態の時はリラックスしています。

これから寝ようかなと思っている時や、ぼーっとしている時などによく見られます。

巻き座り

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座っている時に足をしっぽに巻きつけている座り方を巻き座りと言います。
この座り方をしている時は、警戒しているサインだと言われています。

しかし、足にしっかり巻きつけて逆に動きにくくなっている場合は、警戒しているのではなく大切なしっぽを傷つけたくない、汚したくないという気持ちのあらわれで、几帳面な性格をした猫によく見られます。

また、寒い時に防寒具代わりとして足に巻きつけている場合もあります。

ポイント

猫はその時の気持ちや環境によって様々な座り方をします。1つ1つの座り方にしっかりと意味があるので、飼い猫が普段どんな座り方で座っているのかを観察することで、安心して過ごせているか、飼い主さんに対してどういう気持ちでいるのかなど、猫の気持ちを知ってより良い共同生活を送れると素敵ですよね。

普段とは違う座り方をしている、リラックスしているはずなのに表情が険しい、1日中動こうとしないなどの異常が見られた場合は一度病院で診てもらうと安心です。