犬が甘噛みをする理由は?噛み癖の心理やしつけ方について

子犬は遊びやじゃれあいなどで軽く甘噛みをすることがあります。子犬のこうした甘噛みは痛くない場合が多く、噛んでいる姿がとても可愛らしいことから気にせずに放置してしまいがちですが、成犬になっても甘噛みが治らないと場合は怪我やトラブルの原因となっていまいます。ひどい場合はそのまま噛み癖なってしまい手がつけられない状況になることもあるので、子犬の頃からきちんとしつけを行い甘噛みを防止する必要があります。

目次

犬の甘噛みとは?

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甘噛みとは、相手が痛みを感じたり怪我をしない程度に軽く噛むことを言います。甘噛みにはいろいろな意味があり、本気で噛む場合と違いほとんどの場合、攻撃的な目的はありません。

主に子犬に見られる

多くの場合、甘噛みは相手に甘えたり愛情を示すための行動で、子犬に多く見られます。犬は子犬の頃に親犬や兄弟犬とじゃれ合うときに甘噛みをします。このときに相手から噛まれることの痛さを知ることで甘噛みの加減を覚えたり、成犬になるにつれて相手を噛まなくなっていきます。

しかし、子犬の頃に親犬や兄弟犬と過ごす時間が十分でなかったり、他の犬とほとんど関わらずに育った犬は甘噛みの加減ができていなかったり、成犬になったときに噛み癖が残ってしまうことがあります。

甘噛みは犬にとって自然な行為

犬の口には人の手に近い役割があるため、口で何かをくわえることでその感触を確かめたり、物の存在を確認します。
また、ときには愛情表現など相手に自分の意思を伝えるために噛むという行動をとることもあります。

このように甘噛みには様々な理由がありますが、いずれも犬にとっては自然な行動であり、犬の成長にはとても大切なものとなっています。

犬が甘噛みをする理由とは?

甘噛みは子犬に見られる行動ですが、なかには大人になっても甘噛みをする犬もいます。ここでは犬が甘噛みをする様々な理由をご紹介します。

遊びの一環

犬は遊びの一環として甘噛みをすることがあります。犬にとって噛むことは交流の一環でもあるため、犬同士のじゃれ合いでも甘噛みしている姿を見かけることがあります。

また、人間と遊ぶ際でも、子犬は犬同士でじゃれ合うのと同様に手や指などに甘噛みをします。こうした遊びのなかで犬は噛む力加減を覚え、犬との接し方を学んでいくため、子犬同士のプロレスごっこのような遊びにはただのコミュニケーションだけではない重要な意味があります。

こうした犬同士のじゃれあいはお互いの強さや上下関係を確認するための行動であるとも言われています。

甘えようとしている

犬は相手に甘えるときにも甘噛みをします。そのため、犬を撫でているときに甘噛みをすることがあります。
本来甘噛みは、子犬特有の愛情表現によるものだと考えられており、親犬に構って欲しいという甘えたい気持ちや、兄弟犬や仲間と遊ぶときのコミュニケーションとして甘噛みをします。

犬はとても甘えん坊な動物で、飼い主さんとスキンシップをとることが大好きなことから、構って欲しいという要求から甘噛みをしてくることがあります。

歯の生え変わり

犬は生後3週間くらいになると乳歯が生え始めますが、その後、生後6ヶ月くらいになると今度は永久歯に生え変わっていきます。
この乳歯から永久歯に生え変わる時期になると、犬によっては歯や歯茎にこそばゆい感覚が出る場合があるため、かゆみを抑えるために飼い主さんの手や家の中にあるクッションやソファーなど、噛みごたえのあるものに対して甘噛みをするようになります。

好奇心

犬は好奇心から様々なものを甘噛みすることがあります。特に子犬の時期は非常に好奇心が旺盛なので、自分の周りにある物がすべて気になってしまうため、いろいろな物を噛んでしまいます。

子犬はおもちゃとおもちゃではない物の区別がつかないため、家のなかにある物をすべておもちゃのように扱ってしまうことがあるため、ソファーやベッドなどの家具をおもちゃにして噛んでしまいます。

子犬への教育

親犬が子犬への教育として甘噛みをすることがあります。この場合は甘噛みなので怪我をすることはありませんが、子犬が「キャン」と鳴くくらい強く噛みます。主に親犬は子犬を甘噛みすることで噛まれることの痛さや力加減を教えていると言われています。

犬にとって噛むという行為は食べるときだけでなく、ケンカやじゃれ合い、物や子犬を移動させるときなどにも使うため、人が手を使うのと同じくらい重要な役割があります。そのため、子犬は小さい頃から親犬や兄弟犬とじゃれ合うことで、噛まれることの痛さを知ることで噛む力加減を学びます。

飼い主さんの反応を楽しんでいる

犬によっては飼い主さんに甘噛みをすることでその反応を楽しんでいる場合があります。
例えば、子犬が飼い主さんに甘噛みをしたときに、その可愛い姿から過剰に反応した場合、犬は飼い主さんが喜んでいると思って繰り返し甘噛みをします。

また、噛まれたことの痛さから大きな声を出したことで、噛まれたときの反応を面白がって何度も甘噛みをすることがあります。
こうした状態が続くと、犬は退屈しているときや飼い主さんに構って欲しいときなどに、定期的に噛み付いてくるようになります。

ストレスが溜まっている

犬はストレスから噛むという行動をとる場合があります。そのため、甘噛みをやめさせるようにしつけをしているのになかなか治らないという場合には、何らかの理由でストレスが溜まっている可能性があります。

犬はストレスを感じやすい動物なので、散歩や運動の時間が足りていない、頻繁に一人で留守番をさせている、コミュニケーションが十分でない、大きな音や住んでいる環境に不安を感じている場合などにストレスを溜め込んでしまいます。

特に運動量が多い犬種などは、散歩だけではもの足りない場合があるため、欲求不満にならないように十分にエネルギーを発散させる必要があります。

相手を従わせようとしている

犬の祖先だと言われているオオカミには「順位付け」と呼ばれる習性があり、群れの仲間のなかで誰が上位で誰が下位か、リーダーは誰かなどを自然と決めて生活をしています。
一説では、こうした習性を犬も受け継いでいると言われており、飼い主さんや家族に対しても順位付けを行うことがあると考えられています。

犬は飼い主さんを自分よりも弱く下位な存在だと認識すると言うことを聞かなくなり、ときには噛むことで自分に従わせようとすることがあります。また、吠える、唸るなど様々な問題行動を引き起こすようになってしまいます。
犬が大人になってもなかなか噛むのをやめないような場合は犬が誤った順位付けを行っており、主従関係が乱れてしまっている可能性があります。

本能的な甘噛み

甘噛みの原因が本能に関係している場合があります。犬は本能的に動くものに噛み付いて捕まえようとする習性があります。
そのため、手足をぶらぶらさせたり素早く動かすことで、捕まえようとして噛み付いたり、ひらひらとしてスカートや靴下などに甘噛みをすることがあります。

特に狩猟犬として活躍していた犬種にはこうした習性がよく見られます。

甘噛みの問題点

子犬の時期の甘噛みはそれほど問題にならない場合が多いですが、大人になってからも甘噛みが続いてしまう場合は様々な問題が出てきます。

怪我の原因になる

犬が成長して永久歯が生えそろい、噛む力が強くなると甘噛みでも痛い場合があります。特に子犬の頃に親兄弟や他の犬と一緒に過ごす時間が十分でなく、甘噛みが残ってしまった場合は甘噛みの力加減ができていないことが多いため、噛まれることで青あざができたり、血が出たりなど怪我をしてしまう原因となります。

また、犬の皮膚は人間の皮膚よりも弾力性があるため、犬同士では血が出ないような強さであっても、人が噛まれることで血が出てしまうことがあります。
こうなると、犬を撫でたり一緒に遊ぶたびに甘噛みをされて痛い思いをしたり、血が出てしまうため犬とコミュニケーションをとることがだんだん憂鬱になってしまいます。

甘噛みが噛み癖になってしまうことも

子犬の甘噛みは、主に相手に甘えたいときに見せる愛情表現であったり、じゃれ合いなどコミュニケーションをとるための行動です。
そのため甘噛みに攻撃的な意志はなく、噛まれることで血がでたり怪我をすることはありません。しかし、噛まれることの痛みを知らないような犬は甘噛みでも相手に怪我をさせてしまうため、成長することで「噛み癖」となってしまうことがあります。

また、甘噛みの原因がストレスであったり、相手を従わせようとするものや本能的なものである場合も噛む力が弱い子犬の間は甘噛みですみますが、成長して歯が生え変わり、噛む力が強くなることで甘噛みは噛み癖となります。そうなると事あるごとに噛み付いてしまう手がつけられない犬になってしまいます。

犬が言うことを聞かなくなる

犬が甘噛みを続けていると、主従関係に影響が出てしまう可能性があります。犬がじゃれ合いをするときに見せる激しい取っ組み合いや甘噛みは、犬同士の順位を確認するための行動でもあると言われています。

そのため、犬が飼い主さんにじゃれて甘噛みをしてきた場合、痛くて悲鳴をあげたり、噛まれることを怖がったりしてしまうと、犬は自分の方が強いと勘違いしてしまう場合があります。
そうなると噛み癖がひどくなるだけでなく、言うことを聞かずに様々な問題行動を引き起こすようになってしまいます。

噛み癖が出やすい犬の特徴

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甘噛みは子犬の頃の過ごし方が大きく影響していますが、犬の性格や特定の犬種によって多く見られる傾向があります。

甘噛みをしやすい犬の性格

興奮しやすい性格の犬や甘えん坊な性格の犬は、甘噛みが癖として残りやすいと言われています。

興奮しやすい性格の犬は遊びなどで興奮したときについつい飼い主さんの手などを噛んでしまうことがあります。
また、成犬になっても子犬のように甘えん坊な犬は飼い主さんに甘えたくて甘噛みをしてしまいます。

噛みやすい犬種

犬種によって甘噛みの癖が残りやすかったり、噛み癖が出やすい犬がいます。子犬の頃の環境やしつけ、犬の個体差なども影響しているため、一概に正しいとは言えませんが、以下の犬種は比較的噛み癖が出やすいと言われています。

・ダックスフンド
・チワワ
・ビーグル
・ジャック・ラッセル・テリア
・エアデール・テリア
・ボーダー・コリー
・ビーグル
・ジャーマン・シェパード
・ロットワイラー
など

特にダックスフンドやチワワはスリッパやクッションなど、家具を噛む癖のある子が多いようです。

甘噛みのしつけ方ややめさせる方法

甘噛みが癖として残ってしまうとトラブルの原因となるので、きちんとしつけを行いやめさせる必要があります。
成犬になってからでもやめさせることはできますが、永久歯が生え変わる生後半年くらいから少しずつ行うことでスムーズにしつけることができます。

甘噛みをしたら犬を無視する

甘噛みをやめさせるためには無視が効果的な場合があります。特に構って欲しくて甘噛みをしてくる場合や、飼い主さんの反応を楽しんでいる場合は、過剰に反応してしまうと余計に噛んでくるようになるので注意しましょう。

無視することで甘噛みをやめさせるためには、犬が噛んだ瞬間にそっぽを向いて知らんぷりをしましょう。
例えば、犬を撫でているときや、遊んでいるときに犬が手を噛んだら撫でたり遊ぶのを中断して徹底的に無視します。その後、10分ほど経ったらもう一度犬を撫でたり遊びを再開しますが、先ほどと同じように甘噛みをしてきた場合は再度無視をします。

こうした行動を繰り返すことで、犬は自然と噛むと撫でてくれなくなる、遊んでくれなくなるということを学習するため、少しずつ甘噛みをしなくなっていきます。

叱ってやめさせる

無視をしても調子に乗って犬が甘噛みをしてくる場合は、叱って甘噛みをやめさせましょう。
このとき、高くて明るい声で叱ると逆効果となってしまうので、飼い主さんは怒っているということを犬に理解させるためにもなるべく低くて凄みのある声で犬を叱りましょう。また、叱るときは「ダメ」「いけない」など言葉を統一することで、犬は理解しやすくなります。

犬を叱る場合は犬が甘噛みをしてきた瞬間に「ダメ」としっかり叱ってから無視します。
このとき、おもちゃなどで遊んでいた場合はそれらを全部引き上げてしまいましょう。そして、10分ほど経過したら再び犬とコミュニケーションをとります。その後、犬が噛んだら叱って無視することを繰り返していくことで徐々に甘噛みをしなくなっていきます。

音や水鉄砲で驚かせる

叱られても犬が平然としている、犬を上手に叱れない、という場合には何らかの罰を加えてみましょう。
罰と言っても、犬を叩くなどの暴力ではなく、大きな音を出したり、水鉄砲で顔に水をかけることで驚かせます。音を出して驚かせる場合、犬は高い金属音を嫌う傾向があるので缶の中に10円や100円玉を入れたものを使ったり、ミニシンバルなどを使いましょう。

基本的なやり方は先ほどと同じで、犬が甘噛みをしてきた瞬間に音や水鉄砲で犬を驚かせて、しばらく無視します。
その後、10分ほど経過したらまた犬とスキンシップをとり、甘噛みをしたら罰を与えて無視することを繰り返します。

あまり音や水鉄砲などの罰を繰り返すと犬は慣れてしまう場合があるので、罰を与えるときは同時に「ダメ」など叱る言葉を発するようにして、最終的には言葉で分からせるようにすることが大切です。

噛んでいいおもちゃを与える

子犬の歯が乳歯から永久歯に変わるときなど、歯茎がかゆくて人の手や家具を噛むような際は噛んでいいおもちゃなどを与えましょう。
このとき、犬が興味を示しそうなおもちゃを何種類かあらかじめ用意しておくとしつけがスムーズになります。音の出るおもちゃや、噛みごたえがあるものなどいろいろな種類があるので、犬が気に入りそうなものを選びましょう。

まず犬が噛んではいけない人の手やスリッパ、クッションなどの家具を噛んだら「ダメ」と叱って噛むのをやめさせ、代わりに噛んでもいいおもちゃを与えます。このとき犬が差し出されたおもちゃで遊び始めたらしっかり褒めてあげましょう。
犬が噛んではいけないものを噛むたびにこうした行動を繰り返すことで、徐々に噛んでいいものとそうでないものを理解するようになります。

スプレーを使う

犬がなかなかものを噛むのをやめない場合は、犬のしつけ用スプレー「ビターアップル」を使ってみましょう。
ビターアップルはとても苦い味がするスプレーなので、犬が噛んでしまうスリッパやソファー、クッションなどのものにあらかじめかけておくことで効果が得られます。

自然界では苦い味は毒であることが多いので、犬は基本的に苦い味を嫌います。
そのため、ビターアップルを使うことで甘噛みの改善が期待出来ますが、犬によって個体差があるため、苦い味が平気な犬の場合は注意しましょう。

犬がビターアップルが塗ってあるものを噛んで嫌がるそぶりを見せたときに、遊んでいいおもちゃを与えることで噛んでいいものとそうでないものを区別させていきます。

ストレスの解消

甘噛みをやめさせるしつけを繰り返してもなかなか効果が得られないという場合は、犬が欲求不満によってストレスを溜めこんでいる可能性があります。
散歩や運動の時間が足りていなかったり、頻繁に留守番をさせてコミュニケーションをとっていない場合などはそれらを改善しない限り甘噛みは治りません。

特に運動量の多い犬種などは、散歩だけではもの足りなくて欲求不満に陥っている場合があるので、十分にエネルギーを発散させる必要があります。
定期的にドッグランに連れていったり、ボール遊びや公園で一緒に走るなど、できるだけエネルギーを発散させるような遊びを行いましょう。また、タオルの引っ張り合いやおやつ探しなどは、家で簡単に行えて犬も夢中になってくれるのでオススメです。

正しい主従関係を築く

犬は飼い主や家族に対して自分の方が優位だと感じるようになると、噛むなどの攻撃的な行動をとるようになってしまいます。
そのため、子犬の頃からきちんとしつけを覚えさせたり、犬の名前を呼んでアイコンタクトをとり、指示を出すという習慣を身につけさせます。

例えば、おやつを与えるときや犬と遊ぶとき、ご飯を食べさせる場合などはおすわりや待てなどで従わせてから与えるようにしましょう。
また、犬の要求に従ってしまったり、人間よりも優先的に扱うような行動はなるべく控えるようにしてください。一度犬との関係が崩れてしまうと改善することは難しく、根気が必要となります。

どうしても治らないという場合にはドッグトレーナーなど専門家に相談しましょう。

マズルコントロール

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甘噛みの防止や、正しい主従関係を築くのにはマズルコントロールが効果的な場合があります。
マズルコントロールとは犬の鼻先から口にかけての部分であるマズルを触ったり、つかんだりなど自由にコントロールできるようになることです。

犬同士でも母犬が子犬のマズルをくわえて抑えるなど、相手のマズルを噛んでコントロールする行動が見られます。
これは自分の方が上で相手に指示を聞かせるための行動であったり、相手を落ち着かせるための行動だと言われています。

飼い主さんがマズルコントロールを行う場合もこれと同じで、犬が興奮していたり、不安を感じているときに落ち着かせたり、飼い主さんは犬よりも強いという主従関係を示すことができます。

マズルコントロールのやり方

マズルコントロールを行う場合は、まず指を乗せることから始めていきましょう。
ほとんどの犬は最初マズルを触られることを嫌がるため、最初は人差し指一本をマズルの上に軽く乗せることに慣れさせていきます。犬の首などを撫でているときに、自然な流れで人差し指をマズルの上に置いてみます。

犬がしばらく我慢することできたら、おやつなどのご褒美を与えてしっかり褒めてあげましょう。これを繰り返し、慣れてきたら指を2本、3本と増やしていきます。当然指の本数が増えると犬は嫌がるようになってくるので、無理せず一本ずつ慣れさせていくことが大切です。

乗せる指の本数を増やして十分に慣れさせることができたら、最終的には5本の指を使って犬のマズルをつかむことができるようにしていきます。
マズルをつかんだ状態で犬が我慢することができれば声をかけたり、おやつを与えてしっかり褒めてあげましょう。

マズルをつかめるようになったら今度はマズルをつかんだ状態でゆっくり上下左右に動かしてコントロールします。これができるようになったらマズルコントロールは完了となります。

無理やりつかんだりしないように注意しよう

マズルコントロールを覚えさせる場合、嫌がっている犬のマズルを無理やりつかんだり、強引に触ったりしないように注意しましょう。
無理をしてしまうとマズルコントロールが難しくなってしまいます。また、間違ったやり方を行うと犬が人の手を怖がるようになってしまったり、噛まれて怪我をしてしまう危険があるので十分に注意してくだい。

犬が自分の方が上だと思っている場合など、噛み癖の理由によってはマズルコントロールを行うときに手を噛まれてしまう危険があります。
そんな場合は噛まれても怪我をしないように丈夫な皮手袋やセーフティグローブなどを使って慣れさせていきます。繰り返して練習することで、犬は飼い主さんの方が上であるということを自覚するようになり、噛まなくなっていくので、安全になったら手袋を外してマズルコントロールを行いましょう。

マズルコントロールは犬が成犬になってから行うと噛まれる危険が増したり、慣れさせるのに時間がかかる場合があります。
そのため、子犬のうちから少しずつ慣れさせるようにしましょう。主に歯が永久歯に生え変わる生後半年くらいに始めることで、甘噛みの防止になります。

犬のマズルコントロールについて

ポイント

犬が甘噛みをするのには様々な理由がありますが、いずれも犬にとっては自然な行動となります。しかし、甘噛みの加減ができていなかったり、成犬になっても甘噛みをする癖が抜けていない場合は怪我の原因となってしまいます。甘噛みが噛み癖となってしまうと今後のしつけに影響が出たり、トラブルや事故につながる恐れがあるので、子犬の頃から少しずつしつけを行い、甘噛みを治していくことが大切です。