うさぎの足跡は雪山で見れる?シルエットや大きさ、お守りの意味について

飼い主さんでも普段はフローリングやカーペットの上で暮らしているため、意外とうさぎの足跡は見たことがないという人も多いのではないでしょうか?雪山などの足跡が残る場所に行くと、野うさぎの足跡を見かけることがあります。たくさん種類にいる動物の中でもうさぎの足跡は不思議なシルエットをしており、イラストとしての人気もあります。また、海外では足がラビットフットという多産や繁栄のお守りとして愛されています。

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飼い主さんも意外と知らないうさぎの足跡について

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服やリュックなどのイラストとして使われることがあるので、写真を見たら見たことがあるという人も多いと思いますが、実はこの足跡はうさぎの足跡をモチーフにしています。

普段はフローリングやカーペットなど、足跡が残らない環境でうさぎを飼うことが多いので、うさぎを飼っている人でも意外とこの写真がうさぎの足跡だとは気づかないかもしれません。

意外と知られていないこの不思議な足跡ができる仕組みについて見ていきましょう。

足跡について

足跡とは、人や動物が砂浜や雪の上など、柔らかく重みで形の変わる場所を歩いた後に残る足の形のことを言います。

足跡には様々な情報が込められており、その場所を通った時間、動物の種類や大きさ、進行方向などの情報が得られます。
生態学者や猟師などにとってもとても重要な情報源となり、生態学者の場合はその地域に生息する動物の種類や頭数などを足跡から調べ、猟師の場合は狙っている獲物の状態や大きさ、進行方向などの情報を足跡から得て狩りに役立てます。

また、最近ではSNSで訪問者を知らせるものとしても足跡という言葉が使われるようになったため、日常会話の言葉としても使われることが多くなりました。

うさぎの足跡の大きさについて

強い脚力で知られるそのうさぎの足跡の大きさは種類にもよりますが、およそ5㎝ほどです。5cmという大きさは、人の平均足跡の5分の1にあたります。

進行方向に向かって不思議な跡が残る

皆さんはうさぎの足跡を見たことがありますか?足の生えている動物であれば、歩けば足跡は必ず残るものですが、うさぎの足跡の場合、他の動物とは大きく違う点が1つあります。

うさぎはまず後ろ足に力を入れて前足を地面につけ、跳ねるようにして進みます。この様に跳躍しながら前に進むため、一歩につき足跡が4つつきます。ちょうど人でいうところの跳び箱をイメージすると足跡のつき方が分かりやすいと思います。

この、他の動物にはあまり見られない進み方によってうさぎの足跡は不思議な跡が残ります。

海外ではお守りにもなっている

日本では余り知られていませんが、アメリカやメキシコでは古くからお守りとして愛されています。このお守りは「ラビットフット」と呼ばれ、小動物の中でも繁殖力が高いことから、持つことで多産や繁栄をもたらすと言われています。

他にもうさぎは犬や猫などの四足で生活する動物とは違い、走る時に前足より後ろ足が前にくる珍しい走り方をするのに小さな体からは考えられない早さで走ることから、うさぎの足には特別な力が宿っていると考えられていました。それによってヒッチハイカーやバイク乗りの間でラビットフットが流行したこともありました。

現在ではフェイクファーが使われることが多い

以前はラビットフットに本当のうさぎの足を使うことが多かったのですが、動物愛護の高まりから実際にうさぎの足を使うことはほとんどなくなり、その代用品としてフェイクファーが使われるようになりました。

フェイクファーは本物よりも安価で、手入れが楽なため様々な物に使われています。また、実際にうさぎの足を持つことに抵抗があった人も、フェイクファーが使われるようになったことで気軽にお守りとして使えるようになりました。

雪山では突然消えることも

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雪山などでうさぎの足跡を見つけた後に、その足跡を追っていると途中で足跡が途切れてしまうことがあります。
初めて見た人はとても不思議に思うかもしれませんが、この足跡を消すという行動はうさぎにとってとても大切な意味があります。

天敵から自分を守るために足跡を消す

雪山やスキー場にいるとうさぎの足跡を見かけることも多いと思いますが、その足跡は一定ではなく、横にズレたり、後ろに戻ったり、突然消えることがあります。

これは足跡を断つことで天敵であるテンやキツネの追跡を逃れ、安全を確保するためにうさぎにとって大切な防衛行動の一つとなります。
この行動を「止め足」と言い、この止め足をすることで足跡を消して自身の命を守り、厳しい自然の中、生き抜いています。

うさぎのシャンプ力について

その跳躍に定評のあるうさぎのジャンプ力ですが、具体的に言うと高さは約50cm、距離は1mほどまで飛ぶことができます。
体の大きさから考えると強い脚力ですが、それは足の筋力が発達していることに加え、うさぎの骨が軽いことも理由の1つとなります。

約1mの跳躍によって、連続した足跡をつけずに進む防衛行動をとることができます。しかし、うさぎはその自身の跳躍力のせいで骨折することもあるようです。

ポイント

家で飼っているとなかなかうさぎの足跡を見ることはないので、飼っていても足跡を気にしたことのない飼い主さんも多いと思います。しかし、実際はイラストとしても人気が高いので、足跡のイラストは見たことがあるという人もいるかもしれません。うさぎの歩き方を気にしてみたり、雪山などで見つけたときに後を追ってみるのも楽しいかもしれません。また、うさぎの足には繁栄や多産の意味も込められているため、海外ではラビットフッドというお守りとしても愛されています。現在ではほとんどがフェイクファーで作られているので、気になった人は一度お守りとして買ってみるのもオススメです。