コリーの種類は意外と多い?それぞれの性格や特徴などについて

凛々しい顔つきとふさふさとした毛並みでおなじみのコリーですが、実はコリーは一種類だけではなく、いくつかの種類があります。よく知られている一般的なコリーから、日本ではあまり知られていない犬種など様々で、それぞれ異なった魅力や特徴を持っています。なかには日本で購入することが困難な犬種もあり、非常に珍しい犬もいます。ここでは代表的なコリー種をいくつかご紹介いたします。

目次

コリーについて

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私たちが普段「コリー」という名前で呼んでいる犬の正式名はラフコリーと言います。しかし、コリーにはラフコリー以外にもいくつか種類があります。ここでは代表的な以下のコリーを簡単にご紹介します。

・ラフコリー
・スムースコリー
・ボーダーコリー
・ビアデッドコリー
・アイリッシュコリー

ラフコリー

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・原産国:イングランド、スコットランド
・体重:オス♂27-34kg メス♀23-30kg
・体高:オス♂61-66cm メス♀56-61cm
・体格:長い四肢とマズル、小さめの頭が特徴。バランスが取れた体格。
・被毛:ふさふさと長いオーバーコートと、短くて密度が高いアンダーコートのダブルコート。
・運動量:多い
・寿命:14-16年(犬平均13年)
・平均価格:10-20万円(性別、毛色、血統等による)

出典:haney.jp

優しい性格の牧羊犬

長くて豪華な飾り毛が特徴的なラフコリーは、イングランドの北部、またはスコットランドの牧羊犬です。優雅な見た目をしているので上流階級社会で愛玩犬と愛されていました。

名犬ラッシーのモデルだと言われている犬なので日本でも知名度が高く、「コリー」といえばラフコリーのことを指す場合が多いです。
牧羊犬らしく忍耐強い性格で運動量が多く活発ですが攻撃性はなく、とても優しくて愛情深い性格をしているので、家庭犬としてもバランスが良い犬種だと言えます。

ラフコリーの性格や色は?体重や体長、寿命や気になる病気について|HANEY [ハニー]
日本ではコリーという呼び方で親しまれている犬種「ラフコリー」。古くから羊を束ねるために牧場を走り回っていた牧羊犬ですが、ゆったりとした動作と長い飾り毛が優雅で上品な印象を与えます。ラフコリーは名犬ラッシーのモデル犬としても知られているため、世界的に知名度が高く、安定した人気のある犬種です。そんなラフコリーの性格や毛色、体の大きさや飼い方、歴史などを簡単にご紹介いたします。

スムースコリー

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・原産国:スコットランド
・体重:オス♂20-29kg メス♀18-25kg
・体高:オス♂56-61cm メス♀51-56cm
・体格:ラフコリーと似て足が長く、バランスのとれた体格をしている。
・被毛:短くて柔らかい被毛。ダブルコート。
・運動量:多い
・寿命:12-15年(犬平均13年)
・平均価格:国内では非常に希少なので、輸入すると50万以上かかる場合も。

出典:haney.jp

ビクトリア女王に愛された犬種

名前の通り、スムースタイプ(短毛タイプ)のラフコリーです。そのため、毛の長さ以外はラフコリーとよく似ていますが、交配されている犬種が異なるため、性格や特徴にも違いがあります。ラフコリーと同様に愛情深く優しい性格をしていますが、陽気な一面が強く、遊びや運動が大好きで足が速い犬種です。

かつて愛犬家として知られているビクトリア女王に愛されたことがきっかけで注目を集めた犬種として知られていますが、その後改良が進み、美しくて優雅な長い毛を持つようになったラフコリーに人気が集中したため、一時期は絶滅寸前になるまでその数を減らしました。

愛好家によって数は回復しましたが、それでもラフコリーほど知名度は高くないため、日本では非常に希少でごく一部のブリーダーや海外から輸入しなければ飼うことが難しいのが現状です。

スムースコリーの価格や性格、原産国について|HANEY [ハニー]
日本ではほとんど見かけることがない「スムースコリー」は、ラフコリーをスムースタイプにしたような外見をした犬種です。日本ではあまり有名ではありませんが海外での人気は高く、専門のドッグショーが行われることもあるほどです。ここではスムースコリーの価格や性格、特徴などをご紹介いたします。

ボーダーコリー

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・原産国:イギリス
・体重:オス♂メス♀とも14-22 kg
・体高:オス♂48-56 cm メス♀46-53 cm
・体格:しっかりとした骨太な体型
・被毛:ややウェーブがかっていて手触りは滑らか
・運動量:非常に多い
・寿命:10-16年(犬平均13年)
・平均価格:10-25万円(性別、毛色、血統等による)

出典:haney.jp

非常に優れた万能犬

ボーダーコリーは非常に高い知能を持つ犬種だと言われており、複数のコマンドをすぐに覚えるだけでなく、人の言葉さえも理解すると言われています。

状況判断能力に優れているため、牧羊犬として素晴らしい能力を持っており、現在でも牧羊犬の中で最も優れた犬種だと言われています。運動能力にも優れており、アジリティやフリスビーなどのスポーツでも活躍している万能な犬種です。

基本的には人懐っこくて遊ぶことが大好きな無邪気な性格をしていますが、反対に警戒心が強く神経質な性格の子もいます。飼い主さんを下に見たり、信頼していない場合など、育て方次第では噛み癖が出ることもあるので、しつけが非常に大切となります。

ボーダーコリーってどんな犬?性格やしつけ、体重、毛色、歴史について|HANEY [ハニー]
ボーダーコリーは個体によって体長や体高などが異なり、しつけによって性格が分かれる犬種だと言われています。また、白と黒の毛色のイメージが強い犬種ですが、毛色の種類が多く模様も犬によって異なるためとても個性豊かな犬種です。それほど古い歴史は持っていませんが、紀元は古く、様々な説があります。ここでは知的な顔つきが特徴的なボーダーコリーの基本的なデータから性格や特徴、注意すべき病気などをご紹介します。

ビアデッドコリー

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・原産国:スコットランド
・体重:オス♂18-27kg メス♀18-27kg
・体高:オス♂56-56cm メス♀51-53cm
・体格:ラフコリーと比べると足は短めで、がっしりとした体格をしている
・被毛:荒いオーバーコートとふわふわのアンダーコートによるダブルコート。顔を含めた全身を被毛が覆っている。
・運動量:多い
・寿命:14-15年(犬平均13年)
・平均価格:15-25万前後(性別、毛色、血統等による)

出典:haney.jp

ビアデッドコリーは古くからスコットランドで牧羊犬として活躍している犬種です。ヒゲが生えたような特徴的な外見の通り、ビアデッドには英語で髭を生やしたという意味があるため、ビアデッドコリーとは髭を生やしたコリーという意味になります。

牧羊犬らしく判断能力に優れており、愛情深い家庭犬として知られています。また、甘えん坊でイタズラ好きなところもあるため、体は大きいですが、まるで子犬のように動き回ると言われています。

ビアデッドコリーってどんな犬?性格や寿命、歴史、気を付けたい病気について|HANEY [ハニー]
ビアデッドコリーは古い歴史を持つイギリスの牧羊犬です。牧羊犬らしく陽気で活発、遊び好きな性格をしている犬種で、友好的で飼い主さんや家族に対しても従順です。また、賢く判断能力にも優れているため、しつけもよく覚え、状況に応じて落ち着いた一面を見せることがあります。ここでは性格や特徴、歴史、注意しなければならない病気などをご紹介します。

アイリッシュコリー

・原産国:アイルランド
・体重:オス♂メス♀正式な規定がないため不明
・体高:オス♂メス♀正式な規定がないため不明
・体格:筋肉質でがっしりとした体つきをしている。他のコリー同様に頭は小さめ。
・被毛:分厚くて防寒性が高いロングコート。
・運動量:多い
・寿命:不明(犬平均13年)
・平均価格:不明

ラフコリーやボーダコリーの祖先

アイリッシュコリーは紀元前にケルト人がアイルランドに持ち込んだと言われている非常に古い犬種で、ラフコリーやボーダーコリの祖先だと言われています。その起源については分からないことが多いですが、他のコリーと同じように牧羊犬として活躍しており、従順で忍耐強い性格をしています。

しかし、現在では非常に数を減らしており、絶滅寸前、あるいはすでに純血種はおらず絶滅しているとされることもある犬種です。そのため、独立の犬種として認められてはいません。一部の愛好家の間で公式ではありませんが、犬種クラブが結成されており、純潔のアイリッシュコリーを復活させようという活動が行われています。

ポイント

このようにコリーにはいくつかの種類があります。代表的なのはラフコリーやボーダーコリーですが、他にもスムースコリーやビアデッドコリーなど日本ではあまり目にかかることのない犬種もいます。共通する特徴としては、いずれも牧羊犬として活躍していたこともあって体力があり、判断能力に優れています。また、家族に対して愛情深く従順な性質があるので、運動量を確保してしつけを行うことができればどの犬種も優秀な家庭犬となってくれるでしょう。