コーギーは噛み癖が出やすい?噛むときのしつけや対処法について

ピンと立った耳と短い手足や尻尾が可愛らしいコーギーですが、意外と噛み癖が出やすい犬種だと言われることがあります。これには牧羊犬として活躍していたコーギーの習性や興奮しやすい性格が関係しており、きちんとしつけを行わなければ飼い主さんの手や足などを噛む問題行動を引き起こしてしまうことがあります。ここではコーギーの噛み癖の原因やしつけ、対処法などを簡単にご紹介します。

目次

コーギーの噛み癖について

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コーギーは牧羊犬としての習性や興奮しやすい性格、生まれつきの攻撃性の高さなどから噛み癖が出やすいと言われています。
そのため、個体差や性格にもよりますが、きちんとしつけを行わないと噛み癖が出てしまう可能性があります。

牧羊犬としての習性

コーギーはかつて牧羊犬として牛や羊などを誘導していました。ときには牛や羊の足を噛んで誘導させていたため、もともと噛むという性質を受け継いでいる場合があります。

噛むという性質が強く残っている子は、こうした名残から素早く動くものに反応して足を噛んでしまうことがあり、ときには飼い主さんの足を噛んでしまうこともあるそうです。

興奮しやすい

コーギーはとても活発で遊ぶことが好きな犬種です。子犬の頃は特にわんぱくで一緒に遊んでいると興奮して飼い主さんの手に噛み付いてしまうことがあります。

この時期はまだ子犬ということもあって、じゃれて噛み付いてきても痛くはありませんが、こうした甘噛みを放置すると成犬になってから噛み癖となってしまうことがあるので注意しなければなりません。

もともと攻撃性が高い子もいる

コーギーは見た目は可愛いですが、ときに性格がキツイと言われることもある犬種で、もともと縄張り意識が強く神経質で攻撃性の高い子もいます。

そうした場合はしつけを怠ったり、甘やかしてばかりいると飼い主さんに対しても噛むなどの攻撃的な態度をとるようになってしまいます。

噛むのやめさせるしつけや対処法

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このようにコーギーの甘噛みにはいくつかの理由があります。何らかのきっかけで興奮してしまったときに噛み付いてしまう、遊んでいるとじゃれて噛んでくる、何かを要求したり飼い主さんの行動に怒って噛むなど、どういう状況でコーギーの噛み癖が出ているのかを確認してしつけや適切な対処をしていきましょう。

興奮させすぎない

普段はお利口で攻撃性があまり見られないのに、ふとしたタイミングで足に噛み付いてしまうという場合は本能的な要因が大きく関わっている可能性があります。

この場合はしつけによってやめさせることが難しく、素早く足を動かしたときや、興奮しすぎてしまったときなどに噛み癖が出てしまいます。
そのため、急に立ち上がって走ったり、足を俊敏に動かさないように心がける、長時間の遊びや興奮させるような遊びを行わないようにしましょう。

もしも足に噛み付いてしまったときは落ち着いて動きを止めて「おすわり」などの指示を出して犬を落ち着かせます。
動きを止めると犬は冷静さを取り戻すので、おすわりなどの指示を出してクールダウンさせることで犬も噛むのを止めてくれるでしょう。

甘噛みのしつけを行う

コーギーは活発で少々やんちゃなところが見られる犬種なので、子犬の時期は遊びの延長やじゃれあいで飼い主さんに対して甘噛みをすることがあります。放っておくと噛み癖が残ってしまう可能性があるので、子犬の時期から噛んでいいものといけないものをきちんと教えておきましょう。

まず犬と遊んでいるときに飼い主さんに噛み付いたら「ダメ!」と強く大きな声を出して注意します。
かわりに噛んでもいいおもちゃを用意して、犬が噛むのをやめておもちゃに気を取られたら「いい子」といって褒めてあげましょう。

すぐには効果が見られない場合もありますが、これを根気強く続けていきます。また、おもちゃを出して遊んでいるときに飼い主さんに噛み付くような場合は、遊ぶのをやめておもちゃを全て回収します。

噛むと遊んでもらえなくなる、無視されるということをコーギーが学習すると、少しずつ噛み癖が出なくなっていきます。

社会化を徹底する

もともと攻撃性が強い性質の子は子犬の時期に「社会化トレーニング」を徹底して行う必要があります。

社会化とは、犬が人間社会で生活する上で必要な経験を子犬の時期にさせるトレーニングのことで、人や犬、様々な音や景色に慣れさせることでよその人や犬との関わり方を学び、穏やかで攻撃性の出ない犬に育てるための重要なしつけとなります。

社会化については次の記事を参考にしてください。

犬の社会化トレーニングとは?行う時期や失敗しないための注意点|HANEY [ハニー]
犬の社会化は成犬になってからではとても難しくなります。そのため、子犬の時期に社会化に不成功のままでいると後々、音や景色、人、犬などを恐れる犬になってしまいます。犬の社会化の時期はワクチンの時期と重なるため、トレーニングは簡単ではありませんが、この時期の経験が犬の一生を左右するので、きちんと取り組む必要があります。ここでは犬の社会化の時期や方法、社会化させるときの注意点などをご紹介します。

子犬の時期から指示を出す習慣をつけさせる

コーギーの噛み癖は甘やかしすぎが原因で出てしまうことがあります。そのため、噛み癖を防ぐためには子犬の時期から飼い主さんが犬の名前を呼んで指示を聞かせる習慣を作っておくことも重要となります。

まず犬の名前を呼んで飼い主さんの指示を聞く姿勢をとらせるアイコンタクトのしつけを行い、飼い主さんの呼びかけに反応するようになったら「おすわり」や「待て」などの基本的なしつけを教えていきましょう。

アイコンタクトについては次の記事を参考にしてください。

犬のアイコンタクトのしつけ方!教える時期や意味、散歩中の重要性について|HANEY [ハニー]
犬をしつける時にとても重要なのが、犬の名前を呼び、振り向かせることです。犬が呼んでも振り向いてくれないと、いくらしつけを覚えさせても言うことを聞いてくれないことがあります。そのため、名前を呼んだらしっかりと飼い主さんの目を見て、指示を聞くことができるようにしていく必要があります。ここではアイコンタクトのしつけの意味や教え方などをご紹介いたします。

ポイント

噛み癖のしつけはすぐには効果が出ないこともありますが、大きくなってから噛むのをやめさせるのはとても苦労するため、根気強く継続させていく必要があります。特に甘噛みのしつけや社会化トレーニング、アイコンタクトなどは噛み癖を防ぐためにとても重要なしつけとなるので、子犬の時期からしっかりと行っていきましょう。

噛み癖の内容によってはいくらしつけを行っても完全にコントロールすることが難しい場合もありますが、ひどい問題行動となってしまわないように継続してトレーニングを行っていくことが大切です。