コーギーの種類の違いは?カーディガンとペンブロークについて

コーギーは小さな体と短い手足、ピンと立った耳などが特徴的で日本でもよく知られている人気の犬種です。コーギーの正式名称はウェルシュ・コーギー・ペンブロークといいますが、名前が長いためコーギーと呼ばれることが一般的となっています。しかし、コーギーにはウェルシュ・コーギー・ペンブローク以外にもウェルシュ・コーギー・カーディガンという種類が存在します。ここでは2種類のコーギーの違いなどをご紹介します。

目次

コーギーは2種類いる?

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私たちが普段コーギーと呼んでいる犬種の正式名称は「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」といいます。

コーギーというとほとんどの場合はこのウェルシュ・コーギー・ペンブロークを指すことが多いですが、コーギーにはペンブロークの他にもウェルシュ・コーギー・カーディガンという種類が存在します。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークについて

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは毎年人気犬ランキングで15位以内に入っている人気犬で、ウェルシュ・コーギー・カーディガンよりも知名度が高いため、コーギーといえばほとんどの場合はこちらのペンブロークを指します。

大きな耳と胴長で短い手足が特徴的な犬種で、体は小さいですが、かつて牧羊犬として働いていたため、運動量が多く活発な性格をしています。
日本にいる個体のほとんどは子犬の時期に断尾を行うため、しっぽがない、あるいは非常に短い状態となっています。

愛犬家として知られているエリザベス女王2世に愛された犬種で、幼少の頃から80年以上もの間ペンブロークと共に生活を続けています。

ウェルシュ・コーギー・カーディガンについて

ウェルシュ・コーギー・カーディガンは、ペンブロークに比べるとあまり知られていない種類となりますが、容姿はペンブロークと非常によく似ています。

カーディガンとペンブロークはどちらもイギリスのウェールズで誕生した犬で、牧羊犬として働いていました。
あまりにも似ているため最初はどちらも同じ犬種として扱われていましたが、1934年に別の種類の犬種として正式に認められるようになりました。

一目見ただけではほとんど違いが分からないくらい似ているため、見慣れていない人にはどちらの種類のコーギーなのか区別がつかない場合もありますが、この2種類の犬にはいくつかの違いがあります。

ペンブロークとカーディガンの違いについて

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非常によく似ている2種類のコーギーですが、じつはルーツが全く異なる犬種となっています。
現在よく知られているのはペンブロークの方となっていますが、カーディガンの方が歴史は古く、紀元前1200年頃にケルト系の民族からウェールズに持ち込まれたと言われています。

一方でペンブロークは11世紀頃にウェールズに持ち込まれたとされているため、カーディガンに比べると歴史の浅い犬種となっています。

容姿の違い

ペンブロークとカーディガンは体の大きさやしっぽの長さが異なります。2種類のコーギーは顔つきや体つきなどがとてもよく似ているように見えますが、カーディガンの方がペンブロークよりも若干体が大きくてがっちりとした体型をしています。

そのため、2種類のコーギーを並べるとカーディガンの方が体の重心は低くなっていますが、全体的に大柄な体型をしています。
また、カーディガンには非常に長いしっぽが生えていますが、日本で流通しているペンブロークのほとんどは子犬の時期にしっぽが短くカットされているため、しっぽがほとんどない状態になっています。

他にもペンブロークの方がややキツネ顔をしているなど顔つきにも違いが見られます。

毛色の違い

カーディガンには、ペンブロークには見られない毛色の種類があります。

ペンブロークにはレッド、セーブル、フォーン、ブラックタンの4種類の毛色しか認められていませんが、カーディガンにはこれらの毛色に加え、ブリンドルアンドホワイト、ブラックアンドホワイト、ブルーマール、セーブルマール、レッドマールなどの毛色が認められています。

この中でもっとも多いのが、ブリンドルアンドホワイトというトラのような模様をした毛色となっています。

ペンブロークの毛色について詳しくは次の記事を参考にしてください。

コーギーにはどんな毛色がある?様々な種類について見てみよう!|HANEY [ハニー]
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークといえば茶色と白の2色の毛色をイメージする人が多いかと思われますが、実は他にもいくつかの毛色の種類があります。日本ではレッドと呼ばれるカラーがもっとも見かけることの多い毛色となっていますが、ブラックタンやフォーンなどの珍しい毛色も存在します。ここでは代表的なレッドの毛色から、比較的珍しいフォーン、ミスカラーなど様々なコーギーの毛色の種類をご紹介します。

どちらの方が人気が高い?

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日本では知名度や人気は圧倒的にペンブロークの方が高くなっています。
反対にカーディガンは知名度が低く、日本ではほとんど流通していません。容姿は非常によく似ている2種類のコーギーですが、なぜここまで人気や知名度に違いがあるのでしょうか?

性格の違いについて

原産国であるイギリスでも、コーギーはカーディガンよりもペンブロークの方が人気が高くなっています。
この理由には王室で飼われていたのがペンブロークの方であるという理由もありますが、他にも性格の違いなどが関係していると思われます。

2種類のコーギーにはどちらも活発で運動好きなところがありますが、一般的にカーディガンの方はやや警戒心が強く攻撃的な子が多いと言われています。

飼い主さんに対しては非常に忠実で、ペンブロークよりも落ち着きがあるとされているカーディガンですが、ペンブロークの方が人懐っこい性格をしている子が多いと言われているため、家庭犬としては人気があります。

ペンブロークの性格について詳しくは次の記事を参考にしてください。

コーギーってどんな性格?特徴やオスメスの違いについて|HANEY [ハニー]
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは日本でも人気が高く、家庭犬として広く飼われている犬種です。基本的には賢くて活発な子が多い犬種なので、子供の遊び相手にもぴったりな素晴らしい家庭犬となりますが、中には癖が強い性格の子もいるため、飼うのが難しいと言われることもあります。ここではウェルシュ・コーギー・ペンブロークの性格の特徴についてご紹介します。

流通数の違い

日本ではウェルシュ・コーギー・ペンブロークの方が圧倒的に流通数が多くなっています。

人気犬種でペットショップでも見かけることの多いペンブロークと違って、知名度があまり高くないカーディガンは見かけることが非常に少ない希少な犬種となっているため、購入する場合はブリーダーから購入するか海外から輸入する必要があります。

ポイント

このようにコーギーは2つの種類に分けられており、どちらもよく似た姿をしていますが、ルーツや毛色、性格などには違いが見られます。日本では一般的にコーギーというとペンブロークを指し、数も人気もペンブロークの方が圧倒的に高いため、カーディガンは日本ではあまり見かけない犬種となっています。

ペットとしてもカーディガンはやや飼うのが難しいと言われることもありますが、ペンブロークにはない毛色や特徴を持った犬種となっているので、一部では根強い人気のある犬種となっています。