文鳥の荒鳥はなつかない?手乗りとの違いについて

荒鳥という言葉をご存知ですか?荒鳥とは、人間を警戒してなつかない鳥のことをいいます。人間に慣れていない鳥を指す言葉なので、文鳥に限らずインコやフィンチなどにも使われる言葉となります。手乗りはその反対となる言葉で、人間に慣れているためよく人になつき、自分から飼い主さんの手の中に入ったりする鳥のことをいいます。ここでは文鳥の荒鳥についてや、手乗りとの違いについてご紹介します。

目次

荒鳥について

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荒鳥とは、人間を警戒してなつかない鳥を指す言葉となっていますが、どうして人になつかないのでしょうか?また、同じ文鳥でも手乗りはどうして人になつくのでしょうか?それは雛の時期の過ごし方に違いがあります。

理由について詳しく見ていきましょう。

荒鳥は親鳥に育てられた

一般的に人間になつかない荒鳥たちは、親鳥に育てられた文鳥となります。雛の時期を親鳥と過ごし、さし餌なども親鳥から受け取っているため、人間に慣れておらず、警戒してしまいます。そのため、荒鳥として育った文鳥にとって人間は未知の動物で、外敵として見られてしまいます。

手乗りは人間に育てられた

一方で手乗りと呼ばれている文鳥たちは、人間の手で育てられた文鳥のことをいいます。雛の時期から人間がさし餌を与え、大きくなるまで世話を続けることで人間を怖がらなくなります。

そのまま、人と触れ合い続けた文鳥は手乗りとなってとても人なつっこくなりますが、ペットショップなどでは雛から大人になったタイミングでケージに入れっぱなしとなっている場合が多いため、若干警戒心を持っており、完全に手乗りとなっていない場合もあります。

手乗りの文鳥のようにはなつかない?

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それでは、雛の時期を親鳥に育てられた荒鳥の文鳥は人にまったくなつかないのでしょうか?また、長い時間ケージに入れっぱなしとなっていたため、完全な手乗りとなっていない文鳥を手乗りにすることはできないのでしょうか?

荒鳥でも人に慣れさせることができる

荒鳥や長い間ケージに入れっぱなしとなっていた文鳥は、手乗りの文鳥のようにすぐに人になつくというわけではありませんが、時間をかけることで徐々に人間への警戒心を解いてなついてくれるようになります。

そのためには文鳥が怖がるような行動を取らない、焦ってスキンシップを取るなどの無理強いをしない、毎日きちんと世話を続けることが大切となります。

荒鳥の慣れさせ方については次の記事を参考にしてください。

文鳥の荒鳥を手乗りにすることはできる?慣れさせる方法について|HANEY [ハニー]
人間に対して警戒心を持つ荒鳥はスキンシップを取ろうとしても怖がって逃げてしまうため、なかなかコミュニケーションをとることができません。文鳥は比較的、人懐っこい動物だと言われていますが、それは小さい頃から飼い主さんが育てた場合で、荒鳥の場合はなかなか手なずけるのに苦労してしまいます。しかし、時間をかけて正しく接していれば荒鳥でも人に慣れるようになります。ここでは荒鳥を慣れさせる方法をご紹介します。

放鳥の行い方に注意しよう

文鳥を飼う上で欠かすことができないのが毎日ケージから出して自由にしてあげる放鳥ですが、荒鳥の場合は手乗りの文鳥のように初めから広い部屋で放鳥を行うことができません。人間を警戒している文鳥は放鳥を行うと人間に怯えて寄り付かなくなってしまう可能性が高くなります。

そうなるとケージに戻すのも一苦労となり、無理やり捕まえてしまうことで文鳥はさらに警戒心を強めてしまいます。そのため、ある程度落ち着くまで放鳥は行わない、初めは広くない場所で放鳥を行うことなどが重要となります。

荒鳥の放鳥については次の記事を参考にしてください。

文鳥の荒鳥の放鳥のやり方は?飼育やスキンシップについて|HANEY [ハニー]
文鳥を飼う場合は毎日最低でも30分以上ケージから出して放鳥をしなければならないと言われています。しかし、人に慣れていない荒鳥の場合は一度外に出すといつまでたってもケージに戻らなくなってしまい、無理やり戻そうとして余計に寄り付かなくなってしまう恐れがあります。そのため、放鳥を行うときは注意が必要となります。ここでは荒鳥の放鳥の仕方や、スキンシップの取り方などについてご紹介いたします。

ポイント

文鳥はとても人懐っこい鳥として知られていますが、それは手乗りとして育てられた文鳥です。雛の時期を親鳥に育てられた文鳥は人を怖がってなつかない荒鳥となっているため、手乗りのように自分から飼い主さんの手や肩に止まることはありません。

また、雛の時期に人間に育てられた文鳥でもケージに入れられたままで、人とスキンシップを取ってこなかった場合は人を警戒する場合があります。しかし、荒鳥であっても時間をかけて世話を行うことで人に慣れさせることができるので、根気強く面倒を見ていくことが大切です。