ハリネズミがお腹を見せてくれる理由は?できものや赤い場合は要注意

ハリネズミにとってお腹は唯一針の生えていない弱点となる場所なので、さすることや、マッサージすることは難しいです。しかし、反対にお腹を見せてくれるということは信頼されている証でもあります。また、何らかの病気にかかって腫れやできもの、腫瘍などができている可能性もあるので、定期的に健康チェックをしなければいけません。健康チェックをする場合は赤いかどうかや汚れ、冷たいかなどにも気を付けましょう。

目次

ハリネズミのお腹について

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飼い主さんに慣れていない場合には、お腹を触ろうとするとフシュフシュと威嚇してくるでしょう。
お腹を触らせてくれるということは信頼の証になります。そのため、飼い主さんにとても慣れている場合にはお腹を触っても威嚇するどころか、触られることによって気持ちよさそうにしてくれることがあります。

その姿はとても可愛らしいもので、飼っている身からすると早くそのような姿を見たいものですよね。ここでは、そんなハリネズミのお腹についてご紹介します。

お腹の毛は柔らかい

ハリネズミの背中は、「ハリネズミ」と名前がついているだけあって、針がたくさん生えています。
しかし、身体全体に痛い針が生えてるかと思いきや、お腹には針が生えていません。お腹にはふわふわとした柔らかい毛が生えており、皮膚が近くプニプニとしています。

お腹を見せてくれるということは信頼の証

お腹に身を守る針が生えていないことから、ハリネズミ自身の弱点とも言えます。そのため、飼い始めなど飼い主さんに慣れていない場合は、お腹を見せるということはなかなかないでしょう。

見せるどころか、丸まってイガグリ状態になることがほとんどです。そのため、弱点であるお腹を見せるということは、飼い主さんに対しての信頼の証と言えます。

マッサージのやり方

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上記でも述べたように、ハリネズミのお腹は弱点となるので、触ろうとするとフシュフシュ威嚇したり、イガグリ状態になって見せてすらくれないということがほとんどです。そのため、マッサージは飼っているハリネズミが非常に慣れている状態でないとすることは難しいでしょう。

慣れていない状態で無理やりお腹を触ろうとすることは、ハリネズミにとってストレスとなります。ストレスは身体に悪影響を及ぼしてしまうので、まずは慣らせることから始めましょう。

さすると気持ちよさそうにしてくれる

飼い主さんに慣れているハリネズミの場合、お腹をゆっくりと優しくさすってあげると、とろーんと気持ちよさそうな表情をしてくれるでしょう。さする際には、決して強く押すことはしないでください。

強く押すと、ハリネズミにとって痛い可能性があります。また、フシュフシュと嫌がる場合には、無理に続けず一度中断しましょう。嫌がっているのに続けると、飼い主さんの匂い=嫌なものと認識してしまう可能性があります。

以下リンクではマッサージのやり方について詳しくご紹介しているので、参考にして見てください。

ハリネズミのマッサージは便秘にも効果がある?やり方を知っておこう|HANEY [ハニー]
動画などでハリネズミのお腹を優しくマッサージしている姿を見たことのある人も多いのではないでしょうか?しかし、ハリネズミにとってお腹は針の付いていない急所となるので、慣れていないとフシュフシュと鳴きながら丸まってしまい、なかなか触らせてはくれません。マッサージは気持ちいいので、適切なやり方をするとトローンとした表情になり、便秘にも効果があると言われています。ここでは効果ややり方についてご紹介します。

できものや異常について

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マッサージについてご紹介しましたが、その際、お腹に何かできものができていないか、異常はないかなどといった確認もしましょう。
このような健康チェックは、体調不良や病気の早期発見にもつながります。

飼っているハリネズミが長く苦しむことのないよう、飼い主さんが健康管理をしっかり行ってあげることが大切です。

お腹が赤い場合

ハリネズミのお腹は普段は淡いピンク色をしています。そのため、お腹が赤い場合には、何か異常をきたしていると考えられるでしょう。赤くなる原因としては、アレルギーが挙げられます。

アレルギー反応で痒くなり、お腹を掻くことによって赤くなってしまいます。アレルギーは床材によって引き起こされることが多いので、もしこのような症状が見られた場合には床材を変えるなどの飼育環境の見直しを行いましょう。

以下リンクではアレルギーについてご紹介しているので、参考にしてみてください。

ハリネズミもアレルギーになることがある?原因や人に出た時の症状は?|HANEY [ハニー]
人と同じようにハリネズミも何らかのアレルゲンによってアレルギーを発症することがあります。特に多いのは木製の床材で、その中でも針葉樹が素因となることが多いです。また、ハリネズミによって人にも症状が出ることもあり、その場合は皮膚にかゆみや蕁麻疹が出る場合があります。猫や犬などのペットと違い、事前に検査を行うことができないので、飼い始めてから症状で気付くという飼い主さんもいるようです。

たくさんのフケがついている

皮膚病になっている場合、お腹が赤い、フケが出るといった症状が現れることがあります。もし、フケがたくさん出ていたり痒がっている姿が頻繁に見られるのであれば、皮膚病になっている可能性が高いです。

皮膚病は自然治癒することができないので、異変に気付き次第、すぐに動物病院へ行き治療を受けましょう。

以下リンクではハリネズミのフケや皮膚病についてご紹介しているので、参考にしてみてください。

ハリネズミのフケはダニが原因?治療薬や対策方法などについて|HANEY [ハニー]
ハリネズミは針の間からフケが出ることがよくあります。多少の場合はあまり気にならない飼い主さんもいるかと思いますが、あまりにも多い場合は気になる方も多いかと思います。発症の原因は主に、ダニによる皮膚病や栄養失調による皮膚の乾燥です。ダニ症の場合は自然治癒することがほとんどなく、薬で治療しながら薬浴のお風呂に入るなどの治療が必要となるので、発症してしまわないように普段からしっかり対策をとりましょう。
ハリネズミの皮膚病の種類は?症状や治療費について|HANEY [ハニー]
ハリネズミは数ある病気の中でも、皮膚病になりやすい生き物です。皮膚病にはダニ症や皮膚糸状菌症、細菌性皮膚炎などがあります。どれも自然治癒は難しく、動物病院での薬による治療が必要なので、異変に気付き次第すぐに病院へ連れて行ってあげてください。平均的な治療費は大体2000円程度になります。病院によって値段は異なるので、気になるようでしたら事前に電話にて確認をとりましょう。

腫れてる場合には腫瘍の可能性がある

ハリネズミも、私たち人間や他の動物と同様に、腫瘍ができることがあります。腫瘍には「悪性」と「良性」があり、悪性のものであれば他の場所に広がっていく可能性があるため、すぐに摘出手術を行わなければいけません。

腫瘍を早期発見するためにも、日頃から身体に腫れなどがないかの確認をしましょう。

以下リンクではハリネズミの腫瘍についてご紹介しているので、参考にしてみてください。

ハリネズミも腫瘍ができる?口や足にできた場合や原因、寿命について|HANEY [ハニー]
ハリネズミの腫瘍の原因として、高齢や遺伝、環境が挙げられますが、ほとんどが高齢によるものだと言われています。腫瘍には口や足など身体の表面にできるものと体内にできるものがあり、悪性腫瘍の場合は摘出手術を行う必要があります。手術はハリネズミに大きな負担を与えてしまうので、極力行わない方がいいでしょう。何よりも早期発見することが大切になるので、普段から個体の健康チェックを行うようにしましょう。

身体の汚れについて

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ハリネズミは餌入れに入ったり排泄物の上に乗る、アンティングをするなどといったことから、お腹や足など身体を汚してしまう機会が多いです。極度に汚れていない場合はあまり気にする必要はありませんが、あまりにも汚れていると不衛生なので皮膚病になる可能性が高まります。

そのため、定期的に汚れを落としてあげなければいけません。汚れはどのようにして落としたらいいのでしょうか?ここでは、ハリネズミについた汚れの落とし方についてご紹介します。

お風呂に入れてあげよう

お腹付近や足が汚れている場合には、全身浴ではなく足湯で十分です。ハリネズミはもともと水に入る習性がなく、お風呂がストレスとなってしまうことがあるので、入れる際には手早く行いましょう。

以下リンクでは、お風呂の入れ方について詳しくご紹介しているので、参考にしてみてください。

ハリネズミのお風呂の入れ方!頻度や必要性などについて|HANEY [ハニー]
ケージの中でハリネズミを飼育していると、回し車で遊びながらしたうんちや餌などによって体が汚れてしまうことが多いです。そのためお風呂に入れて洗ってあげたいと思う飼い主さんも多いのではないでしょうか?しかし、いざ入れるとなると、頻度や必要性、いつから入れていいのかなどについて気になりますよね。ここではハリネズミのお風呂について歯ブラシやオリーブオイルを使うなどの豆知識と一緒にご紹介します。

冷たい場合には注意が必要

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ハリネズミは気温にとても敏感な生き物なので、寒すぎる環境は苦手です。苦手というだけではなく、寒すぎる環境に置かれると、冬眠といった命に関わる重大な症状が出てしまいとても危険です。このような危険な状態にさせなよう、飼育施設の温度管理はきちんとしましょう。

冬眠に気を付けよう

上記でも述べたように、冬眠は命に関わる危険な状態です。そのため、冬眠させないように飼育施設は適正温度に保ってあげなければいけません。

お腹や身体が冷たいという状態は、飼育施設が寒い可能性が高いです。ハリネズミの適正温度は26度前後なので、夏ならばエアコン、冬であれば暖房器具を使用して26度前後に保ってあげましょう。

以下リンクではハリネズミの適正温度と冬眠についてご紹介しているので、参考にしてみてください。

ハリネズミの適温はどれぐらい?夏や冬の適正湿度にも注意しよう!|HANEY [ハニー]
ハリネズミは暑さや寒さに弱い動物なので、夏や冬など気温の変化が激しい季節にはしっかりと適温管理を行わなければいけません。基本的な適温は26度前後、適正湿度は40〜60%だと言われています。ハリネズミは暑すぎると夏眠、寒すぎると冬眠というそのまま死んでしまうことの多い状態に陥ることもあるので、温度管理はグッズやエアコンなどを使って徹底しましょう。ここではハリネズミの適温についてご紹介します。
ハリネズミの冬眠は危険?見分け方や症状、起こす方法について|HANEY [ハニー]
冬眠と聞くとクマなどの動物が冬を越すためにとる行動の一つだと思う人もいるかもしれませんが、本来ハリネズミは冬眠しない動物なので、もししてしまった場合はそのまま起きないで死んでしまうことも多い危険な状態となります。また、症状が寝ている状態と似ているので、見分け方をしっかり把握しておかなければ手遅れになることも多いです。ここでは冬眠してしまう温度や起こし方、対策などについてご紹介します。

ポイント

ハリネズミのお腹は針に守られていないことから、弱点とされています。そのため、慣れていない場合にはなかなか見せてくれたり触らせてくれることは少ないでしょう。しかし、慣れてくれれば触らせてくれる可能性が高くなるので、嫌がっているところを無理やり触るのではなく、まずは慣れさせましょう。

そして、触らせてくれる際には、お腹など身体に異常がないかの確認も行ってください。日頃から健康チェックをすることで、病気の早期発見につながります。飼っているハリネズミに長く元気でいてもらうためにも、健康には気を使ってあげてください。