ロンドンのハリネズミが減少している?生息地から減少している理由について

イギリスの首都であるロンドンには、ハリネズミが多く住んでいると言われており、その理由としては生垣や草原がたくさんある、餌である昆虫が豊富ということが挙げられます。しかし、現在では近代化が進み、生垣の低木を切ったり広い農場を作っていることから、ハリネズミの住む場所が減り減少傾向にあると言われています。他にも減少する原因があるのですが、それはどういったことが理由となっているのでしょうか?

目次

ロンドンはハリネズミの一大生息地と言われている

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みなさん、ハリネズミがイギリスの首都ロンドンにたくさん生息しているということはご存知でしょうか?
ハリネズミの人気が急上昇している今、どこに生息しているのか気になるという人も少なくないかと思います。

どうしてロンドンに多く生息しているのでしょうか?なぜハリネズミにとって、ロンドンは暮らしやすい環境なのでしょうか?

国土の大半が農村地帯

ロンドンは国土の大半を農村地帯が占めています。そのため、本来生垣や草原で暮らす個体にとっては過ごしやすい環境だと言えるでしょう。

餌である昆虫が豊富

雑食性の生き物ですが、野生の個体は主に昆虫を食べて生きています。
ロンドンはガーデニング大国なので、年中緑地には花が咲き、虫が豊富にいます。このことから、食べ物に困ることはなく、格好の住みかと考えられるでしょう。

時代とともに生息数が減少傾向にある

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上記ではロンドンは一大生息地と述べましたが、時代とともに様々な理由で野生の個体が減少していっています。
その理由とはどのようなものでしょうか?ここでは、減少している原因について見ていきましょう。

農業の近代化が原因

減少している原因の1つとして、まずは農業用地の開発が進んだということが挙げられます。
開発が進むことで、住処となっている生垣や草原が減り、それに伴いハリネズミも減少しています。

正確な数を挙げることは難しいですが、生息数の調査が行われた1995年で155万匹、2015年以降には100万匹に満たないと言われています。

アナグマなどの天敵の増加

減少の原因には、他にもアナグマなどといった天敵の増加も挙げられます。
この天敵とされているアナグマはハリネズミの餌を横取りするだけではなく、その個体そのものも食べてしまうという、非常に関わりたくない生物になります。

このことから、アナグマが増加したことによって、ハリネズミが捕食されて減少しているとも考えられるでしょう。

交通事故に巻き込まれている

その他の原因として、道路を横断する際に自動車に轢かれてしまうという事故も挙げられます。

しかし、たくさんロンドンに生息していた時代はハリネズミの交通事故が後を経たなかったのですが、減少傾向にある現在は自動車に轢かれる数さえも少なくなっていると言われています。

ポイント

ハリネズミの一大生息地と言われているロンドンですが、現在はその数が減少傾向にあります。この原因としては、農業の近代化、天敵の増加、交通事故などが挙げられ、どれもハリネズミにとって害となるものです。生活を脅かされている今、のびのびと安全に生活できるような、そんな居場所を作ってあげたいですね。