文鳥はなつく?慣れさせる方法や注意点について

鳥のなかではインコと並んでペットとして広く飼われている文鳥ですが、人に対してもインコと同じくらいよくなつくと言われています。インコは一度人に慣れるといろいろな人になつくようになりますが、文鳥の場合は特に飼い主さん一人に強くなつく傾向があると言われており、鳥かごから出すと後をついてくるくらいべったりとなつくようになります。ここではそんな文鳥をなつかせる方法や慣れるまでの注意点などをご紹介します。

目次

文鳥は飼い主さんによくなつく

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文鳥はとてもよくなつく動物です。臆病で警戒心が強いところがあるため、インコのようなフレンドリーさはありませんが、飼い主さんにはインコよりもべったりとなつくことが多いと言われています。

そのため、自分から飼い主さんの方に飛んで行って体の上に止まったり、求愛ダンスを披露してくれることもあります。

自分から飼い主さんの体に止まるようになる

文鳥は飼い主さんになつくと自分から飼い主さんの手の中に入ったり、肩の上に止まるようになります。
手乗りになるほどなつくと飼い主さんの後をついてくるようになるので、鳥かごから出して放鳥を行っても飼い主さんの近くを飛び回り、遠くへ行ってもすぐ戻ってきます。

また、文鳥によっては甘噛みをしたり、鳥同士であるかのように羽繕いをしてくれることもあります。

飼い主さんに求愛ダンスを披露してくれる

オスの文鳥はなつくと、木に止まってピーヨピーヨと鳴きながらピョンピョンとジャンプをすることがあります。
これは文鳥の求愛ダンスで、可愛くさえずり飼い主さんの近くでジャンプしながら披露してくれます。

メスの文鳥の場合は求愛ダンスはしませんが、飼い主さんに甘えたり、コミュニケーションを取ろうとしていろいろな声でさえずるようになります。
また、発情して卵を産むことがありますが、産卵は卵詰まりを起こしたり、体力を消耗する原因となるので注意しましょう。

他の動物にやきもちを焼くことも

とてもよく飼い主さんになつく文鳥ですが、なつきすぎてやきもちを焼いてしまうこともあります。
文鳥はもともと気が強いところがあるため、ほかの鳥やペットが飼い主さんとスキンシップを取っているのを見ると嫉妬してつついたり、噛むなどの行動をとることがあります。

特にオスはその傾向がメス以上に強いため、インコなどほかの種類の鳥と一緒に放鳥を行うと嫉妬してイジメてしまうことがあるので注意しましょう。

慣れさせる方法について

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自分から飼い主さんの手に入ったり求愛ダンスを披露するようになる文鳥ですが、すべての文鳥が飼い主さんになつくというわけではありません。

文鳥によっては飼い主さんを警戒していたり、怖がって威嚇をすることもあるので、雛の時期の過ごし方や普段の世話などが重要となります。

雛の時期から育てる

文鳥は雛の時期から人に育てられることでよくなつくようになります。雛の時期に人が差し餌を与えて育てることで人間を怖がらなくなりますが、雛の時期に親鳥と一緒に過ごして育った文鳥は「荒鳥(あらどり)」となるため、人を警戒してなかなかなつかなくなってしまいます。

また、人間が差し餌を与えて育てた文鳥でも、ペットショップで人と触れ合うことがないまま長い時間を過ごした場合は人を警戒してしまうことがあります。

そのため、毎日鳥かごから出して放鳥を行い、スキンシップを取る必要がありますが、文鳥は臆病な動物なので家に迎え入れたばかりの頃は一週間ほど放鳥を行わずに環境に慣れさせましょう。

最初は警戒していることが多いので過度なスキンシップを避けて、声かけを行いながらきちんと面倒を見ていくことが重要となります。

きちんと面倒を見る

よくなついてもらうためには、毎日きちんと面倒を見てあげる必要があります。そのため、毎朝文鳥に声をかけながら餌や水の入れ替えを行い、文鳥のふんや鳥かごの掃除を行いましょう。

優しく声かけをしながら文鳥の世話を続けているとだんだん警戒心が薄れていくので、毎日の世話を通じて少しずつなつくようになります。

また、慣れてきたら自分の近くに餌を置いて食べさせたり、文鳥の好物を手に乗せて食べさせる練習などを行うとより早く慣れさせることができます。
ただし、文鳥には臆病な子が多いので鳥かごの掃除や餌の入れ替え、スキンシップを取るときはゆっくりとした動作で行うことを心がけましょう。

嫌がることはしない

文鳥になついてもらうためには文鳥が嫌がることをしないようにしましょう。例えば、指を噛まれたときに怒って大きな声を出したり、手をあげるようなことがあれば文鳥は攻撃されたと思って飼い主さんを警戒するようになってしまいます。

また、鳥かごから出してスキンシップを取ったり、手から餌を与えることなどは文鳥になついてもらうために必要ですが、荒鳥の場合や、飼い主さんを警戒している場合は無理をしてコミュニケーションを取ろうとすると逆効果となる場合があります。

そのため、怖がらせないように毎日の世話を通して少しずつ仲良くなっていきましょう。

文鳥の荒鳥の慣れさせ方については次の記事を参考にしてください。

文鳥の荒鳥を手乗りにすることはできる?慣れさせる方法について|HANEY [ハニー]
人間に対して警戒心を持つ荒鳥はスキンシップを取ろうとしても怖がって逃げてしまうため、なかなかコミュニケーションをとることができません。文鳥は比較的、人懐っこい動物だと言われていますが、それは小さい頃から飼い主さんが育てた場合で、荒鳥の場合はなかなか手なずけるのに苦労してしまいます。しかし、時間をかけて正しく接していれば荒鳥でも人に慣れるようになります。ここでは荒鳥を慣れさせる方法をご紹介します。

一羽だけの方がなつきやすい?

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文鳥はパートナーと認めた一人に対してとてもよくなつくようになりますが、文鳥やほかの鳥と一緒に飼っている場合、鳥同士が仲良くなると一羽で飼っているときのようにはなついてくれなくなることがあります。

文鳥同士が仲良くなることがある

文鳥は気性が荒く縄張り意識の強い動物なので、同性の文鳥や相性が悪い文鳥、インコなどのほかの鳥と一緒に飼うと攻撃を加えてしまうことがありますが、鳥同士の相性が良かった場合はとても仲良しになります。

その場合は本命が一緒に暮らしている文鳥やインコなどの鳥になってしまうため、飼い主さんをパートナーとして認識しなくなってしまいます。

その場合でもある程度はなついてくれるようになりますが、一羽で飼っているときのようにオスが求愛ダンスを披露したり、鳥かごから出したときに飼い主さんの近くを飛んでさえずるというようなことはなくなってしまう可能性が高いです。

一羽の場合は飼い主さんがパートナーとなる

文鳥を一羽で飼っている場合は毎日きちんと世話を行い、スキンシップを取ることで飼い主さんのことをパートナーとして認めてくれるようになります。
そうなると飼い主さんにべったりとなつくようになりますが、文鳥にとってのパートナーは一人だけなのでほかに家族がいる場合はそのなかの一人にだけになつくようになります。

ほかの家族に対しても警戒心を解いて気を許すようにはなってくれますが、自分から手の中に入るなど文鳥が積極的にスキンシップを取ろうとするのはパートナーに選ばれた人だけとなります。

ポイント

文鳥は飼い主さんにとてもよくなつくようになるペットです。主に雛の時期から差し餌を与えて育てられた場合は自分から積極的にスキンシップを取ろうとして手に乗ったり、求愛ダンスを披露するくらいよくなついてくれます。

また、荒鳥の場合でも時間をかけて慣れさせることでなつくことがありますが、いずれにしても毎日の世話や声かけ、スキンシップ、怖がらせたり嫌がることをしないことがとても大切です。また、文鳥は一人をパートナーと選ぶため、よくなついて欲しい場合は一羽で飼うようにしましょう。