文鳥がなつかない原因は?雛の時期や成鳥になってからの接し方について

文鳥は鳥のなかでも特に飼い主さんにとてもよくなつく動物だと言われています。しかし、なかには飼い主さんになかなかなつかず、近づくと威嚇して噛んだり、放鳥を行うと飛んで逃げてしまうことがあります。その場合は主に雛の時期やその後の育ち方に原因があります。ここでは文鳥がなつかない原因や、雛の時期、成鳥になってからの接し方や注意点などについてご紹介します。

目次

文鳥がなつかない原因は?

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文鳥は飼い主さんに比較的よくなつく動物ですが、雛の時期から人間が育てていない場合や、住んでいる環境や飼い主さんに慣れていない場合、文鳥が嫌がったり怖がらせるような行動をとっている場合はなかなかなつかないことがあります。

雛の時期から育てていない

雛の時期から人間に餌を与えて育てられた文鳥は、人に慣れているためほとんど警戒心を持つことはありませんが、親鳥に育てられて大きくなった文鳥は人に対して警戒心を持っているため、なかなかなつかなくなってしまいます。

また、人に育てられた文鳥でもその後ほとんど人とスキンシップをとらなくなると人を怖がるようになってしまい、なつくまでに時間がかかるようになります。

文鳥が十分に慣れていない

文鳥が飼い主さんや住んでいる環境に慣れていない場合はなかなかなつかないことがあります。主に親鳥に育てられた文鳥や、しばらくの間、人と接していなかった文鳥は人に対して警戒心を持っているため、触ろうとすると逃げられたり、威嚇して手を噛まれてしまいます。

また、雛の時期から人が差し餌を与えて育てた文鳥でも、家に連れて帰ってきたばかりで住んでいる環境や飼い主さんに慣れていない場合や、スキンシップが十分に足りていない場合は警戒してしまうことがあります。

強く警戒されている状態でいきなり鳥かごから出したり、触ろうとすると逆効果になってなかなか近づいてくれなくなる場合があるので注意しましょう。

怖がらせるような行動をとっている

文鳥は基本的に臆病で警戒心が強い動物です。そのため、怖がらせるような行動をとるとなつかなくなってしまいます。
主に大きな物音を立てたり、大声を出す、慣れていないのに無理にスキンシップをとろうとすると怖がってしまう可能性があります。

また、文鳥を叱るために体罰を与えたり、指先を文鳥に向けて近づけるなどの行動も攻撃された、威嚇されたと感じてしまうため、絶対にやめましょう。

雛の時期がとても重要

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文鳥がなつかない場合の多くは、差し餌を行っている雛の時期や差し餌から一人餌に切り替わるくらいの時期の過ごし方に原因があります。

主に文鳥の雛が初めて換羽期を迎える生後2〜3ヶ月のくらいまでの時期に好かれているか、嫌われているかでその後のなつくかなつかないかに大きく影響します。

差し餌を与えて育てる

雛の時期の文鳥は自力で餌を食べることができないため、誰かに餌を食べさせてもらう必要があります。
普通は親鳥が餌を与えますが、人が親代わりとなって差し餌を与えた場合は文鳥はそのことを覚えているため、人に対する警戒心が薄くなります。

しかし、親鳥が餌を与えて育てた場合は野生の状態となるため、人を警戒してなつくきにくくなってしまいます。
人が雛の時期から育てた文鳥を「手乗り」、親鳥に育てられた文鳥は「荒鳥」と呼ばれており、荒鳥の場合は手乗りと違ってなかなかなつきません。

そのため、しっかりとなついてもらいたい場合はペットショップで手乗りの文鳥を選ぶ必要がありますが、荒鳥でも時間をかければきちんとなつくようになる場合があります。

荒鳥の馴れさせ方について詳しくは次の記事を参考にしてください。

文鳥の荒鳥を手乗りにすることはできる?慣れさせる方法について|HANEY [ハニー]
人間に対して警戒心を持つ荒鳥はスキンシップを取ろうとしても怖がって逃げてしまうため、なかなかコミュニケーションをとることができません。文鳥は比較的、人懐っこい動物だと言われていますが、それは小さい頃から飼い主さんが育てた場合で、荒鳥の場合はなかなか手なずけるのに苦労してしまいます。しかし、時間をかけて正しく接していれば荒鳥でも人に慣れるようになります。ここでは荒鳥を慣れさせる方法をご紹介します。

きちんとコミュニケーションをとる

雛の時期に人間に差し餌を与えられ「手乗り」として育てられた文鳥でも、その後に人とコミュニケーションをとらなかった場合は人を怖がるようになってしまいます。

ペットショップで売られている文鳥はこの場合が多く、鳥かごの中で十分に人とスキンシップをとってこなかったため人に対する警戒心が蘇っています。

そのため、雛の時期に人が差し餌を与えて育てることは重要ですが、その後の継続的なスキンシップも同じくらい重要となります。
文鳥に好かれるような行動をとって仲良くなっていきましょう。

どんな接し方をすればいい?

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文鳥がなかなかなつかないという場合は、接し方に問題がある可能性があります。文鳥へのスキンシップが足りていなかったり、慣れていない雛に対する過度なスキンシップが原因となって飼い主さんを警戒してしまうことがあるので注意しましょう。

雛の時期は無理をしない

すぐにでもなついてもらいたい、手乗りになってほしいという気持ちから家に迎え入れたばかりの文鳥を無理に触ろうとしたり、鳥かごから出して放鳥しようとすると怖がってしまい、なかなかなつかなくなってしまうことがあります。

そのため、焦らずに接していきましょう。毎日声をかけながら世話を続けていくことで徐々に慣れていくので、少しずつ文鳥の警戒心を解くことが大切です。

文鳥の慣れさせ方については次の記事を参考にしてください。

文鳥はなつく?慣れさせる方法や注意点について|HANEY [ハニー]
鳥のなかではインコと並んでペットとして広く飼われている文鳥ですが、人に対してもインコと同じくらいよくなつくと言われています。インコは一度人に慣れるといろいろな人になつくようになりますが、文鳥の場合は特に飼い主さん一人に強くなつく傾向があると言われており、鳥かごから出すと後をついてくるくらいべったりとなつくようになります。ここではそんな文鳥をなつかせる方法や慣れるまでの注意点などをご紹介します。

文鳥は落ち着きがない人はあまり好きではない

文鳥は騒がしい人や落ち着きがない人を見ると警戒してしまいます。大きな音を立てたり、慌ただしく動いたりすると怖がってしまうので、文鳥の世話をするときはゆっくりとした動作で行いましょう。

話しかけるときは大声を出したりせず優しく話しかけます。声をかけながら落ち着きを持って世話を続けていると徐々に気を許してくれるようになるので、ゆっくりとスキンシップをとって仲良くなっていきましょう。

ポイント

文鳥は臆病で警戒心が強い動物なので、雛の時期の経験や育ち方、その後の接し方によってはなかなかなつかないことがあります。主に雛の時期に親鳥に育てられた「荒鳥」であったり、スキンシップが足りていない、文鳥を怖がらせるような行動をとっている場合などはなつかない個体も多いです。

雛の時期は特に重要で、迎えたばかりの文鳥に過度なスキンシップをとろうとして怖がられてしまうことがあるので注意しましょう。落ち着いた動きで毎日の世話を継続することが大切です。また、慣れた後でもスキンシップをとらなくなると人を怖がるようになってしまうので、毎日、適度にスキンシップをとることを心がけましょう。