文鳥のオスメスの見分け方は?性別による違いについて

文鳥のオスとメスの違いを知っていますか?犬猫であれば性別を見分けるのは簡単なので、生まれたそのときからすぐ確認することができますが、文鳥の場合はオスかメスかを雛のときに見分けることはほとんどできません。また、大きくなってからでも、オスかメスかを一目で見分けるということは非常に難しいと言われています。ここでは文鳥のオスメスの違いやそれぞれの性別の特徴、見分け方などを簡単にご紹介いたします。

目次

文鳥の性別の見分け方

Fotolia 106515102 xs

文鳥は犬猫のようにオスメスを確実に見分けることができるものが付いていません。そのため、外見の違いや性格、特徴などを見て総合的に判断する必要があります。

オスメスの見た目の違い

文鳥のオスメスは一見、全く同じように見えますが、よく見ると体の形や顔つきが異なります。ただし、個体差によっても違いがあるため、文鳥によってはこれらの違いがあまりはっきりと見られない場合もあります。

・体の大きさ
体の大きさはメスよりもオスの方が大きいことが多く、体重もオスの方が重くなっています。特に25gを超えるような場合はほとんどの場合がオスとなります。

・頭の形
一般的にオスの頭は平らな形をしているのに対してメスの頭は丸みがあります。

・くちばし
オスのくちばしは太く、頭に近い部分が少し盛り上がっているためアーチ状で丸みがあります。メスはオスよりもくちばしが細く色も薄くなっています。

・目の違い
文鳥の目の周りにはアイリングという赤や白、ピンクのリングがついています。このアイリングがオスは太く色も赤やピンクなどはっきりしていますが、メスのアイリングは細くリングが途中で切れていたり、色が白や薄ピンクと淡くなっています。また、オスは目の大きさが大きくアーモンドのような形をしているのに対してメスの目は丸くオスと比べると小さめです。

・足の違い
オスの足は太く指も大きいですが、メスの足はオスよりも細く指も小さくなっています。

外見だけで見分けるのは難しい場合も

文鳥はオスの方が全体的に体が大きく、がっちりとしており、くちばしや目の色がはっきりしているのに対して、メスはオスよりも華奢で体が小さく、目やくちばしの色も淡いなどの違いがあります。

しかし、文鳥によってはこれらの特徴がそれほどはっきりと出ない場合があり、羽が生え変わることで見た目が変化することもあるため、外見だけで文鳥の性別を見分けるのは非常に難しいといえるでしょう。

特に雛の時期は外見だけで見分けることはほとんど不可能なので、確実に見分けるには遺伝子検査を行うしかありません。

オスにはどんな特徴がある?

Fotolia 105489752 xs

外見だけではなかなか文鳥の性別を見分けることができないので、オスメスの性格や習性などを見て総合的に判断する必要があります。
オスは一般的に気性の荒い子が多く、パートナーに対して求愛ダンスを披露するなどの特徴がみられます。

オスは気性が荒い

オスは気性が荒い性格をしていることが多く、ほかの鳥やペットなどに攻撃的な行動をとることがあります。

飼い主さんに対しても反抗的な態度をとることがありますが、感情表現が豊かで飼い主さんを追って積極的にスキンシップをとろうとします。そのため、気性は荒いですが、喜怒哀楽が分かりやすくなっています。

文鳥の性格について詳しくは次の記事を参考にしてください。

求愛ダンスを披露する

オスの文鳥はパートナーがいると求愛ダンスを披露します。パートナーの近くに止まってピョンピョンと跳ねながら「ピチューイ」「ピーヨピーヨ」と可愛らしくさえずるのが文鳥の求愛ダンスとなっています。

パートナーとなったほかの鳥や飼い主さんに披露しますが、鳥の場合はオス同士でも求愛行動をとることがあります。

ぐぜり出す

一般的にオスの文鳥の方がメスよりもよくさえずります。鳴き声のバリエーションも豊富なので、うまく鳴くことができるようになるまではぐぜりが出ることがあります。

ぐぜりとは若い鳥が鳴き声の練習をしているときに出る声のことで、「グチュグチュ」や「チュルチュル」といった不完全なさえずりを出して練習しています。

メスには穏やかな性格や卵を産む特徴がある

Fotolia 133363649 xs

メスはオスと比べると穏やかな性格の子が多くなっています。また、交尾を行っていなくても発情すると卵を産むことがあります。

メスは穏やか

全般的にメスの文鳥はオスよりも大人しく穏やかな性格をしています。飼い主さんの周りを飛び回って喜怒哀楽をはっきりと出すことが多いオスと違って、メスは飼い主さんの近くで静かに止まっていることが多いです。

オスの文鳥ほどさえずることはなく、立ち姿や雰囲気もメスの方がやや控えめで大人しい感じがします。

卵を産む

文鳥のオスメスの見分け方の中でもっとも確実なのが産卵です。当たり前のことですが卵を産んだ場合は確実にメスの文鳥となります。
文鳥の産卵期は9月から翌年の5月くらいまでとなりますが、この時期になると大人しいメスでも攻撃的になることがあります。

発情してしまうとオスの文鳥がいなくても卵を産むことがあるため、そのときにはっきりと性別を見分けることができますが、文鳥は卵を産むことで大きく体力が消耗してしまいます。

また、卵詰まりを起こしてしまう危険もあるので、繁殖の予定がない場合はなるべく卵を産まさないさないようにしましょう。

ポイント

文鳥には外見だけを見ただけで分かるような確実な見分け方はありませんが、頭やくちばしの形、目の形やアイリング、体の大きさなどに違いがみられます。それらと合わせて、性格や鳴き声などの習性や特徴を見て総合的に判断することがもっとも確実な見分け方となります。

オスは気性が荒いですが、感情表現が豊かで、求愛ダンスやいろいろなさえずりを披露します。メスは大人しく、ことりのような佇まいをしており、発情すると卵を産みます。何年も文鳥を飼っていたけど卵を産むまでオスだと思っていたということも珍しくないので、小さい頃に採血をすることがもっとも確実で正確な見分け方となります。