文鳥にボレー粉はいつから必要?量や食べないときの対策について

文鳥はシードと呼ばれる種子類や穀物などを混ぜ合わせたものやペレットと呼ばれる固形の餌が主食となりますが、栄養のバランスを保つためにいろいろな副食を与える必要があります。その中でも重要なのがボレー粉という食べ物で、カルシウムを補うために必要な副食となります。ここではボレー粉の必要性や食べさせる量、文鳥が食べないときの対策、いつから与えれば良いのかなどについてご紹介します。

目次

ボレー粉の必要性について

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ボレー粉は文鳥の健康を維持する上で必要となる副食で、主にカルシウムを補う役割があります。主食であるペレットやシードだけでは必要なカルシウムを補うことは難しく、特に混合シードを主食として文鳥に与えている場合はボレー粉が必要となります。

ボレー粉について

ボレー粉とは牡蠣の殻を砕いたもので、文鳥だけでなくインコの副食としてもよく使われている餌となります。

牡蠣の殻にはミネラルが豊富に含まれており、カルシウムやカリウム、ヨウ素などを摂らせるために必要な餌となっています。
なかでもカルシウムはメスの出産にも大きく関わっているため、非常に重要な栄養素となります。

カルシウムを補う役割がある

文鳥の主食は混合シードやペレットなどが主流となっていますが、主食となっているこれらの餌だけでは十分な栄養を確保することができないと言われています。

特にシードの場合はそれだけではカルシウムが不足してしまうため、副食としてボレー粉を食べさせてカルシウムを補う必要があります。
文鳥はカルシウムが不足すると足の骨などが曲がってしまう「くる病」や、カルシウム欠乏症などを引き起こしてしまいます。

また、メスの場合は卵を産むときに大量のカルシウムを消費するため、カルシウムが不足すると「軟卵」と呼ばれる殻のない柔らかい卵を産んでしまい、卵詰まりなどを引き起こす原因となってしまいます。

文鳥のメスはオスよりもカルシウムが不足しがちなので、産卵期はしっかりとボレー粉を与える必要があります。

文鳥の卵詰まりについて詳しくは次の記事を参考にしてください。

文鳥の卵詰まりの症状は?病院での治療や対処法について|HANEY [ハニー]
卵詰まりという病気をご存知ですか?これは文鳥のメスにだけ発症する病気で、名前のとおり卵が産まれずに途中で止まってしまう病気のことをいいます。文鳥が亡くなる原因としてもっとも多い病気となっているため、症状が見られたらすぐに対処する必要があり、一向に症状が改善されない場合は病院で治療を受けさせなければいけません。ここでは文鳥の卵詰まりの症状や原因、予防法、対処法などについてご紹介します。

与え方や量には気を配ろう

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ボレー粉は買ってきたそのままの状態では文鳥に食べさせることができません。正しい与え方をしないと文鳥に悪影響を及ぼす恐れがあるので注意しましょう。

ボレー粉の与え方について

ボレー粉は牡蠣の殻を細かく砕いたものなので、塩分が多く含まれています。文鳥は塩分を多く摂ってしまうと肝臓に負担がかかってしまうため、多飲多尿になったり何らかの病気を引き起こす原因となってしまいます。そのため、ボレー粉を与える場合は次のような処理が必要となります。

①ボレー粉を水洗いする
塩分を摂るためにボレー粉を水で洗う必要があります。お米を洗うような感じで、3〜4回ほど繰り返し水ですすぎましょう。

②洗ったボレー粉を煮沸させる
ボレー粉を洗い終えたら不純物を取り除いたり、消毒するために一度、熱湯で煮沸します。お湯で煮ると汚れがどんどん出てくるので、5〜10分ほど煮沸させたら水で綺麗に流します。汚れが十分に落ちているか心配な場合は①と②をもう一度繰り返しましょう。

③乾燥させる
煮沸したボレー粉を水で流したら乾燥させます。ざるに入れて水を切り、新聞紙に広げて日光に当てたり、レンジに入れるなどして乾燥させましょう。ボレー粉は湿気やすいので天気が悪かったり、湿度が高い場合はレンジの方が良いでしょう。フライパンで炒めることでも水を飛ばせますが、テフロン加工したフライパンの場合はテフロンが文鳥に悪影響を及ぼす恐れがあるので注意してください。

④保存する
食べさせる分以外のボレー粉は密閉容器に乾燥材を入れて保存します。湿気に弱くカビが生えやすい食べ物なので、保管には気を配りましょう。

食べさせる量はどれぐらい?

ボレー粉はあくまでも副食なので、それほど多く食べさせる必要はありません。主食の量の5分の1程度や、大きさにもよりますが10粒程度で良いとされています。

基本的に餌に量が不足していない限りボレー粉を食べ過ぎるということはほとんどないと思われるので、メスの文鳥が産卵期に入っている場合は不足しないように多めに入れておくと良いでしょう。

いつから与えればいい?

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ボレー粉などの副食は、挿し餌から一人餌に切り替わる前から食べさせておきましょう。そのため、文鳥が雛の時期から食べさせる必要があります。

一人餌に切り替わる前から食べさせよう

ボレー粉は文鳥の雛に、挿し餌から一人餌に切り替える練習を行う生後1〜2ヶ月くらいの時期に食べさせるようにしましょう。

文鳥は雛の時期からいろいろな食べ物を食べる習慣をつけさせていないと、成鳥になったときにまったく食べなくなる場合があります。
そのため、一人餌の練習を行うタイミングでボレー粉にも慣れさせておきましょう。

文鳥が食べない場合の対処法は?

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文鳥は好き嫌いが激しい動物なので、なかにはボレー粉をなかなか食べてくれないことがあります。
その場合は普段文鳥に食べさせているシードに混ぜたり、ボレー粉のサイズを変えるなど工夫してみましょう。

シードに混ぜてあげる

文鳥がボレー粉を餌として認識していなかったり、なかなか食べようとしない場合は普段文鳥に食べさせているシードなどにボレー粉を混ぜてあげましょう。

文鳥は食べ物を器用に食べ分けようとしますが、少量なら摂取させることができるようになるため、別々に入れていてもなかなか食べてくれないという場合はシードに混ぜて食べさせると良いでしょう。

サイズを変える

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文鳥によってはボレー粉をくちばしでうまく噛むことができない場合があります。主に雛の時期によく見られますが、成鳥になってからもなかなか上手に食べることができない子もいます。

そうなると噛んでいる途中で落としてしまい、なかなか食べさせることができなくなるので、ボレー粉のサイズを変更してみましょう。
フィンチ用のものでも文鳥に食べさせることができるので、粒が小さいフィンチ用のものを与えることでうまく食べることができる場合があります。

鳥類飼料専門店の「キクスイ」でも販売されているので、ぜひ見てみてください。

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ポイント

文鳥の餌はシードやペレットがメインとなりますが、それだけでは栄養が不足してしまうので、足りない栄養を補うために野菜やボレー粉などの副食が必要となります。特にメスの文鳥の場合はカルシウムが不足しやすく、軟卵や卵詰まりなどの原因となるので、しっかりと食べさせることでカルシウムを補いましょう。

食べさせる場合は水洗いや熱湯による煮沸が必要となります。また、湿気に弱いため保管には気を配りましょう。なかなか食べてくれない場合はシードに混ぜて食べさせたり、粒のサイズが小さいフィンチ用のものを食べさせるなど工夫してください。雛の時期に食べさせていないと餌として認識してくれなくなる可能性があるので、一人餌の練習を行う時期に必ず食べさせるようにしましょう。