シナモン文鳥は体が弱い?雛の色や値段について

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文鳥は種類によって白やシルバーなど羽の色が異なります。シナモン文鳥は名前の通りシナモン色をしている文鳥で、セピア色のような上品で淡いブラウンがとても美しい種類となります。しかし、シナモンは他の文鳥に比べると体が弱い傾向があると言われています。また雛の時期はクリーム文鳥と羽の色が似ているため、見分けることが困難な場合もあります。ここではシナモン文鳥の特徴や値段、雛の時期の見分け方などをご紹介します。

目次

シナモン文鳥の歴史や豆知識

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シナモン文鳥はオランダで生まれた文鳥で、フォーン文鳥という名前で呼ばれることもあります。

フォーン文鳥と呼ばれることも

シナモン文鳥はフォーン文鳥とも呼ばれることがあります。フォーンとはもともと子鹿を意味する言葉ですが、鹿のような淡い茶色を指す言葉としても使われています。

セピアのようなブラウンと淡いブラウンがとても上品な種類で、羽の色のパターンは桜文鳥と似ており、淡い色と濃い色で分かれています。一般的に頭と尾が濃いブラウンで体の色は淡くなっていますが、色が薄い子は体が全体に白っぽくなっています。

個体差があり、お腹が体の色とよく似た淡いブラウンになっていることもあれば、頬の色のような白い羽が生えていることもあり、色が暗くて全体的に濃いシナモン色をしている場合はモカブラウンという名前でも呼ばれています。

オランダで生まれた文鳥

シナモン文鳥はオランダで生まれた文鳥です。名前の通りシナモン色の文鳥で1970年頃に品種として固定され、ヨーロッパを中心に広がっていきました。日本に入ってきたのは1980年になってからだと言われており、現在では日本でも繁殖が行われています。

日本で見かけるシナモン文鳥は目が赤い色をしている子と黒い色をしている子がいますが、もともとは一部のメラニン色素が欠落することで誕生した品種なので、本来は赤い目をしていました。

しかし、日本で繁殖を行った際に白文鳥と交配を重ねたことで一部の羽の色が白くなっていたり、目が黒くなっていきました。

体が弱いって本当?

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シナモン文鳥はほかの文鳥よりも体が弱いと言われることがあります。また、一部のメラニン色素が欠落することで誕生した種類なので、直射日光には注意しなければなりません。

桜や白文鳥の方が丈夫

日本で繁殖されるようになったことで、品種として安定してきているため以前よりは体の強い子が多くなったと言われることもありますが、それでもオーソドックスな種類である桜や白文鳥と比べると体の弱い子が多いと言われています。

特に雛のときは注意が必要で温度や湿度の管理、餌やり、衛生面などに注意する必要があります。成鳥になれば他の文鳥と同様に健康に育ってくれることも多いですが、中には先天的な病気を持っている子もいるため、飼う場合は体調の管理に気を配りましょう。

直射日光に注意しよう

シナモン文鳥は一部のメラニン色素が欠落しているため、ノーマルや桜、白文鳥に比べると直射日光に弱い傾向があります。
放鳥の際に日光浴を行うことは健康のために必要ですが、あまり長い時間日光に当ててしまうと体調を崩してしまう恐れがあるので注意しましょう。

また、鳥かごも太陽が当たりすぎる場所には置かないようにしてください。

雛の羽の色について

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シナモン文鳥は雛のときの羽の色がクリーム文鳥ととてもよく似ている場合があります。また、換羽によって羽の色が大きく変わることもあるようです。

クリームとシナモンは色が似ている

クリーム文鳥とシナモン文鳥は雛の時期の羽の色がとてもよく似ており、どちらも赤い瞳をしているため見分けることが難しい場合があります。
そのため、見分ける場合は尻尾の羽の色を見て判断しましょう。

シナモン文鳥は尻尾の羽の色が濃いブラウンなのに対して、クリーム文鳥は尻尾の色が薄いブラウンになっています。
個体によってはそれでも分かりにくい場合がありますが、ある程度尻尾の羽が伸びてくれば色の区別がつきやすくなります。

換羽によって色が変わることも

文鳥は換羽によって羽が生え変わることで羽の色が変化します。色の変化には個体差がありますが、雛の時期は薄いシナモン色をしているような場合でも、換羽によって羽が生え変わるにつれて白の割合が多くなることもあります。

また、非常に稀ですが文鳥によってはシナモン色がパイド文鳥のようにまだら模様となることもあるそうです。

パイド文鳥について詳しくは次の記事を参考にしてください。

文鳥のパイドってどんな色?雛の見た目や特徴について|HANEY [ハニー]
文鳥は種類によっていろいろな色があり、その中にはパイドと呼ばれる羽の色もあります。パイド(pied)とは日本語でまだら模様を指す言葉で、一色ではなく、濃い色や淡い色が混ざり合っている状態を意味します。そのため、パイド文鳥とは羽の色が一色だけではなくまだら模様になってい文鳥のことをいいます。ここではパイドの羽の色や特徴、値段、雛の見た目などを簡単にご紹介します。

どれぐらいが値段の相場なの?

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シナモン文鳥は白や桜文鳥に比べると値段が高くなっています。また、やや珍しい品種なので、オーソドックな種類と比べるとペットショップで見かけることは少ないように思われます。

白や桜文鳥よりも高い

シナモン文鳥はだいたい5,000円〜8,000円くらいの値段で取引されています。桜や白文鳥が2,000円〜3,500円くらいで取引されているため、倍近い値段がつけられることがあります。

やや珍しい品種

シナモン文鳥やオーソドックな文鳥である、白や桜文鳥に比べると珍しい種類となるため、値段も高くなっています。
日本でも繁殖が行われていますが、それでも桜や白文鳥などに比べると数が少ないため、ペットショップに行っても取り扱っていない場合があります。

そのため、シナモンを探している場合はあらかじめペットショップに問い合わせてみるか、ブリーダーを探して直接取引することをお勧めします。

ポイント

シナモン文鳥はフォーン文鳥と呼ばれることがあり、セピア色のような美しい羽やモカブラウンのような濃い色と薄いシナモン色のコントラストがとても綺麗な種類の文鳥です。もともとはオランダで生まれた種類ですが、現在は日本でも繁殖されています。本来は目の色が赤い種類でしたが、日本で他の種類の文鳥と交配したことで目が黒かったり、ところどころが白くなっている子もいます。

現在でもやや体が弱い傾向があるため、雛の時期や先天的な病気には注意する必要があります。また、一部のメラニン色素が欠落しているので日光浴にも注意しましょう。値段は他の種類よりもやや高く、ペットショップによってはいない場合も多いので、購入したい方はブリーダーや専門店に行くか、ペットショップに問い合わせをしてみてください。