文鳥が膨らむ理由は寒いから?病気や卵が原因の可能性も

文鳥が体を膨らました状態で座りこんでいたり、そのままの姿でじっとしているところを見たことはありませんか?文鳥の体が膨らむのにはいろいろな理由があります。リラックスしているときもありますが、ストレスを感じていたり、寒いとき、病気で体の調子が悪いときなど、体の調子が良くないときにも体が膨らむことがあるので注意する必要があります。ここでは文鳥の体が膨らむ理由や、対策、注意点などをご紹介します。

目次

文鳥が膨らむのはどうして?

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文鳥はリラックスしているときや興奮しているとき、相手を威嚇するとき、寒さを感じているときなどに体が膨らむことがあります。文鳥の様子を見て、なぜ体を膨らませているのかを判断しましょう。

リラックスしている

リラックスしていると文鳥の体がモコモコと膨らむ場合があります。他にも嬉しいときや、好物や興味のあるものを見つけて興奮しているときにも同じように体を膨らませますが、いずれも体調不良ではない場合は、スキンシップをとったり、声をかけると体を膨らませるのをやめていつも通りの仕草を見せるようになります。

また、個体差があるかもしれませんが、元気なときは顔がぷっくりと膨らむことが多く、顔つきも明るく元気があります。

眠気を感じている

文鳥は眠気を感じているときにも体を膨らませることがあります。その場合は目をとろんとさせた状態でじっとしていることが多いため、病気と勘違いしてしまう場合がありますが、寝ている時間が長かったり、常に眠そうにしているような場合は何らかの病気が原因となっている可能性もあるので注意しましょう。

威嚇している

文鳥は威嚇しているときも自分を大きく見せようとして体を膨らませることがあります。立ち上がって胸を張ったり、羽を広げて相手を威嚇します。

威嚇が理由の場合はくちばしで威嚇している相手を突こうとしたり、怒ったような鳴き声をあげることがあるので分かりやすいです。

文鳥が寒さを感じている

寒さを感じていると羽を膨らませてじっとしていることがあります。病気などで体調が悪くない場合は声をかけたときにすぐに反応したり、顔つきにも元気がありますが、すぐに寒そうに羽をブルブルと震わせます。

文鳥はインドネシア原産の鳥なので寒さに弱く、室温や鳥かご内の温度が20度を下回っている場合は寒くて膨らんでいる可能性が高くなります。

卵を産もうとしている

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文鳥は卵を産むときも羽毛を膨らせた状態でじっと動かなくなります。文鳥はオスと交尾をしなくても卵を産むことがあり、飼い主さんが産卵に気づかない場合もあるので注意しましょう。

文鳥はメスだけでも卵を産むことがある

文鳥が座るような姿勢で羽を膨らませたまま動かない場合は、卵を産もうとしている可能性があります。
メスの文鳥はオスがいなくても発情すると卵を身ごもり、産卵期の9月〜5月頃になると産卵します。

体を膨らませた状態で何時間も経っている場合は卵詰まりを引き起こしている可能性があるので注意しましょう。

卵詰まりに注意

体が膨らんだ状態で何時間もじっとしている場合は卵詰まりを引き起こしている可能性があります。
卵詰まりとは卵が詰まってしまい、体から出なくなっている状態です。

そのままの状態が続いてしまうと死に至ることもあるので、何時間も卵を産む姿勢をとっている場合はすぐに病院へ連れて行きましょう。

卵詰まりについて詳しくは次の記事を参考にしてください。

文鳥の卵詰まりの症状は?病院での治療や対処法について|HANEY [ハニー]
卵詰まりという病気をご存知ですか?これは文鳥のメスにだけ発症する病気で、名前のとおり卵が産まれずに途中で止まってしまう病気のことをいいます。文鳥が亡くなる原因としてもっとも多い病気となっているため、症状が見られたらすぐに対処する必要があり、一向に症状が改善されない場合は病院で治療を受けさせなければいけません。ここでは文鳥の卵詰まりの症状や原因、予防法、対処法などについてご紹介します。

体調不良や病気が原因の場合も

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文鳥などの小鳥は体調不良や病気を引き起こすと体が膨らむことがあります。体が膨らむ原因が体調不良や病気かどうかを判断するためには文鳥の様子を見て判断しましょう。

感染症や内臓疾患が原因

何らかの感染症や内臓疾患、腫瘍などの病気にかかると文鳥は体を膨らませた状態で動かなくなることがあります。
この場合、飼い主さんが声をかけたり、スキンシップを取ろうとしても動かずにじっとしていることが多く、目がとろんと垂れたようになります。

また、膨らむだけでなく、背中に顔を埋めた状態で寝ている時間が長くなり、羽が地面についた状態になるなど明らかに元気がなくなるので、文鳥の様子をよく見て病気かどうかを確認しましょう。

鳥かごを暖める

体調不良や病気が原因で体を膨らませている場合は、すぐに鳥かごの中を暖めてあげましょう。文鳥のような小鳥は体調が悪くなるとすぐに体温が低下してしまうので鳥かご内の温度を30〜32度くらいに設定し、乾燥しないようにしっかりと保湿します。

文鳥は体温が人間よりも高いので、手の中に入れても暖めることができません。そのため、鳥かご内を暖かくして安静にさせてください。

呼吸が荒い場合は病院へ連れて行こう

体を膨らませた状態で呼吸が荒くなっている場合はすぐに病院へ連れて行きましょう。状態が悪化するまで放置してしまうと最悪の場合、間に合わないこともあります。

呼吸が荒く、体が膨らんだ状態で止まり木などから動かなくなっている場合は重症化している可能性が高いので、消化不良や嘔吐など、病気が疑わしい症状が見られた場合はなるべく早く病院へ連れて行くことをお勧めします。

ポイント

文鳥はリラックスしているときや眠気を感じているときなどにも体が膨らむことがありますが、寒いときや体調不良、病気が原因で体が膨らむ場合もあります。リラックスしている場合や寒いときなどは顔に元気があり、飼い主さんのスキンシップや呼びかけに反応しますが、体調が悪いときや何らかの病気にかかっている場合は呼びかけに反応せず体が膨らんだままとなります。

寒いときは羽を頻繁に振るわせることが多いので、寒いときや体調が悪いときは乾燥に注意して、まず鳥かごを暖めましょう。呼吸が荒い、消化不良や嘔吐が見られるような場合はすぐに病院へ連れて行ってください。

また、メスの場合は卵を産もうとしている可能性もあります。卵がなかなか産まれない卵詰まりになっている場合も命に関わることがあるので、体を膨らませた状態で動かない場合は病院へ連れて行きましょう。