マルチーズのサマーカットは夏に適している?メリットやデメリットについて

犬は全身に毛が生えているので、寒さには強いですが、暑さには弱い傾向があります。特にマルチーズのような長い毛で覆われている犬種には高温多湿になる日本の夏がとても苦手です。マルチーズは基本的に季節による毛の生え変わりがほとんどないので、温度の変化に弱く、暑さだけでなく寒さも苦手としています。そのため、夏の暑さの中、少しでも快適に過ごせるように長い被毛をトリミングサロンでカットする場合があります。

目次

マルチーズは暑さに弱い?

Fotolia 131449750 xs

マルチーズは他の多くの犬と同じように夏の暑さを苦手としています。そのため、夏場は暑さに長時間さらされることで熱中症を引き起こしてしまう場合があるので注意しなければなりません。

夏の暑さが苦手

マルチーズは地中海の暖かい場所で過ごしていた犬種ですが、古くから室内で愛玩犬として飼われていたため、夏の暑さには強くありません。
多くの犬はダブルコートと呼ばれる、被毛がトップコートとアンダーコートの2重構造になっており、季節に合わせて夏毛や冬毛に生え変わる毛をしていますが、マルチーズの長い被毛はシングルコートといって、季節に合わせて毛が生え変わることがありません。

そのため、気温の変化にも弱い傾向があり、日本の高温多湿な夏は非常に苦手としています。もともと愛玩犬として飼われていた犬種なので、室内犬として飼うことになりますが、室内でも夏場は暑さによって体調を崩してしまわないように注意してあげましょう。

マルチーズの暑さ対策については次の記事を参考にしてください。

熱中症に気を付けよう

夏の暑さに弱いマルチーズは熱中症に注意しなければなりません。日本の夏は気温だけでなく湿度も高いので、室内の状況によっては家の中でも熱中症にかかってしまうことがあります。特に一人で留守番させる場合は注意が必要となります。

また、散歩中も熱中症にかかりやすいので、犬の息遣いが荒い場合や、体温が上昇して体が熱くなっている場合は気を付けましょう。
粘り気のあるよだれを垂らしていたり、嘔吐などが見られた場合は危険な状態の可能性が高いので、すぐに病院へ連れて行くようにしてください。

犬の熱中症については次の記事を参考にしてください。

【犬の熱中症】犬は暑さに弱い?原因や症状、治療法、予防について*|HANEY [ハニー]
犬も人と同じように熱中症にかかります。特に犬は暑さに弱いため、熱中症にかかりやすい動物であると言われています。熱中症は対処が遅れてしまうと後遺症が残ったり死に至るケースもある危険な病気ですが、予防を徹底し、正しく対処することで確実に防ぐことができる病気でもあります。熱中症を未然に防ぎ、飼い犬を守るためには正しい知識をつけることが大切です。ここでは熱中症の原因や症状や治療や予防についてご紹介します。

夏のカットについて

2017081202

マルチーズは定期的にトリミングサロンへ連れて行くなどして、ヘアカットを行うことが一般的となっています。
そのため、暑い夏は涼しげなサマーカットが適していると言われることがあります。

夏はサマーカットが定番?

サマーカットとは、夏でも涼しくいられるように全身の毛を短くカットすることを言います。マルチーズの毛はカットせずにいるとどんどん長くなっていき、手入れがとても大変になるため、夏場はサマーカットを行う家庭が多くなっています。

長い毛は絡まることで毛玉ができてしまうことがあり、毛玉はそのままにしておくと皮膚が蒸れてしまいます。
そのため、サマーカットにすることで手入れが簡単になり、風通しも良くなるため、皮膚が蒸れるのを防ぐことができます。

また、毛が短くなるとシャンプーも楽になるため、お風呂に入れる回数が増える夏に適していると言えるでしょう。

サマーカットは暑さ対策になるの?

犬は人間のように衣替えをすることができません。特にマルチーズのようなシングルコートの犬種は冬でも夏でも毛の量が変わらないので、夏はとても暑く感じてしまいます。

そのため、少しでも涼しくしてあげるためにサマーカットが行われていますが、サマーカットをすることでかえって暑さに弱くなるという意見もあります。

紫外線や虫刺されに弱くなる?

マルチーズの長い毛は夏場はとても暑そうに見えますが、直射日光から体を守り、暑さを遮断する効果があると言われています。

夏は日差しが強いため、毛を短くカットすることで紫外線に弱くなってしまい、悪影響が出る可能性があります。
また、夏場は蚊やダニなどの害虫も多いため、毛を短くしてしまうことで虫刺されが増えてしまう恐れもあるので注意しましょう。

ポイント

マルチーズは毛が長く、季節による生え変わりもほとんどないため、夏の暑さが苦手です。そのため、少しでも涼しくなるようにサマーカットが行われていますが、被毛を短くカットすることには賛否両論あります。

サマーカットをすると毛玉ができにくくなり、シャンプーも楽になるため、蒸れにくく手入れが簡単になります。しかし、毛が短くなると直接皮膚が紫外線にさらされることで直射日光に弱くなったり、虫刺されが多くなってしまう恐れもあります。

サマーカットには手入れが楽になるなどのメリットがありますが、その分リスクもあるので、毛を短くする場合は普段以上に直射日光や虫刺されに注意しましょう。また、日よけや防虫効果があるペットウェアも出ているので、散歩中はそうしたグッズを試してみることも効果的かもしれません。