マルチーズは抜け毛が少ない?臭いの原因や対策について

犬は犬種によって抜け毛の多さや臭いのキツさが異なります。マルチーズは犬の中では抜け毛が少なく、臭いもあまりしない傾向があります。もちろん同じ犬種でも個体差があるため、犬の状態や生活環境によっては抜け毛が増えたり、臭いがきつくなることもありますが、きちんと対策すればマルチーズは比較的抜け毛や臭いが少ないため室内でも飼いやすい犬種となります。ここではマルチーズの抜け毛や臭いの原因や対策をご紹介します。

目次

マルチーズは抜け毛や体臭が少ない?

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マルチーズは被毛の長い犬種ですが、比較的抜け毛が少なく体臭もあまりしないと言われています。
臭いがあまりない理由には、被毛が2重になっていないシングルコートの犬種であるということと、白い毛が関係しています。

シングルコートの犬種

犬の被毛には大きく分けて2種類あり、シングルコートとダブルコートに分かれています。ダブルコートの犬種は名前の通り2重に毛が生えており、換毛期になると夏毛や冬毛に生え変わります。

一方でシングルコートはほとんど毛が生え変わらないため、季節に合わせた体温調節を苦手としていますが、抜け毛が少ない傾向があります。
また、シングルコートの犬は温暖な気候で生まれた犬種が多く、ダブルコートの犬よりも風通しのいい毛をしているため、臭いがこもりにくいと言われています。

そのため、シングルコートの犬種はダブルコートの犬種に比べると毛が抜けにくく、臭いが少ない犬が多くなっています。
シングルコートの中にも抜け毛が多く、やや臭いが強い犬種もおり、個体差によっても異なる場合がありますが、マルチーズは基本的に抜け毛や体臭の少ない犬種となっています。

シングルコートとダブルコートについて詳しくは次の記事を参考にしてください。

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ホワイトの毛色は臭いが少ない?

白い毛色の犬種は黒や色の濃い毛色の犬種に比べると臭いが少ない傾向があると言われています。

毛色の濃い犬の毛には色素が含まれているため、毛を成長させる際に多く栄養を取り込む必要があります。
その際に必要ではないアンモニアなどの成分が外に出されるため、色素が薄い白い毛の犬と比べると臭いが強くなるそうです。

マルチーズはホワイト一色の犬種なので、色の濃い他の犬種と比べると元々の体臭が少ない傾向にあります。

毛がたくさん抜ける場合は?

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他の犬種に比べると比較的抜け毛の少ないマルチーズですが、換毛期がないにも関わらず、大量に毛が抜ける場合はアレルギーや病気が原因となっている可能性があります。

また、長い毛はきちんと手入れを行わないと、抜け毛の原因となってしまうことがあるので注意しましょう。

アレルギーや病気の可能性も

突然抜け毛が増えたという場合は、アレルギーや何らかの病気が原因となっている可能性があります。
アレルギーや皮膚の病気、ノミやダニなどが寄生すると皮膚が炎症を起こして抜け毛が増えてしまいます。

特にマルチーズは皮膚があまり強くない犬種で、皮膚の病気が抜け毛の原因となることが多いため注意しましょう。

アレルギーの場合は食物アレルギーやハウスダストなどの環境アレルギーがあるので、注意深く原因を探る必要があります。
他にもホルモンバランスに影響を及ぼす病気が原因となっていることもあるので、突然抜け毛が増えた場合は病院で検査を受けさせるようにしてください。

アレルギーについて詳しくは次の記事を参考にしてください。

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きちんと手入れを行おう

マルチーズは被毛が長い長毛の犬種です。そのため、手入れを怠ると毛が絡まって毛玉ができたり、ノミやダニなどの寄生に気が付かない場合があります。

そうなると皮膚が不衛生になって抜け毛が増えたり、臭いが出てしまう原因となるのできちんと手入れを行う必要があります。
被毛は放置しているとどんどん長くなってしまうので、定期的にトリミングサロンへ連れて行ったり、毎日のブラッシングを心がけて清潔で綺麗な被毛を維持しましょう。

マルチーズの手入れについて詳しくは次の記事を参考にしてください。

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何が臭いの原因になっているの?

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基本的にマルチーズは体臭が少ない犬種ですが、きちんと手入れができていないと臭いが出てしまうことがあります。
そのため、毎日きちんと手入れを行ってケアしてあげましょう。

長い毛が原因となっていることも

マルチーズの臭いがきつい場合は長い毛が原因となっている可能性があります。主にお尻周りの毛が伸びているためウンチがついて汚れやすくなっている、伸びた毛が目にかかり涙や目やにがついたままになっている、毛玉が増えて皮膚が蒸れている場合などは菌が繁殖して臭いの原因となってしまいます。

他にもマルチーズには垂れ耳の子が多いため、耳の毛が伸びすぎると耳の中が蒸れて臭いが出やすくなるので、きちんとケアしてあげる必要があります。

きちんとケアしてあげよう

長い被毛は汚れやすく臭いの原因となりやすいので、きちんとシャンプーを行ったり、ブラッシングをする、適度に被毛をカットするなどのケアが必要となります。

毛の汚れや皮膚の蒸れを防ぐことが細菌の繁殖を防ぐ予防となり、それによって体臭の改善にも繋がります。
また、マルチーズのような垂れ耳の犬種は耳の中が蒸れやすいので、定期的に耳掃除を行って耳の中を綺麗にしてあげましょう。

ポイント

マルチーズはシングルコートの犬種で白い毛色をしているため、基本的に抜け毛や臭いが少ない傾向にあります。ただし、被毛が長い犬種なので手入れを怠ると抜け毛が増えたり臭いがきつくなってしまうこともあります。

元々皮膚もあまり強くない子が多いため、皮膚病やアレルギー、寄生虫などが原因で臭いがきつくなったり抜け毛が増える場合があるので、きちんと手入れを行い病気を予防しましょう。また、換毛期がほとんどないマルチーズの毛が急に抜けだした場合は、何らかの病気が原因となっている可能性もあるのですぐに病院で検査を受けさせてください。