犬への狂犬病ワクチンは必要?注射を行う時期や登録について

犬には感染することで重篤な症状を引き起こす様々な伝染病があります。その中でも最もよく知られているのが狂犬病です。狂犬病は感染することで100%命を落とす病気で、犬から人にも感染する危険があるため、犬へのワクチン接種が必要とされています。ここでは犬に狂犬病のワクチンを行う時期や必要性、犬の登録などについてご紹介していきます。

目次

犬に発症する狂犬病について

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狂犬病は犬だけでなく人間やその他の動物にも感染する可能性のあるとても危険な病気です。一度発症すると治療法はないため、致死率がほぼ100%の病気となっています。

人にも感染する危険な病気

狂犬病は犬の病気というイメージがありますが、人を含むほとんどすべての哺乳類に感染する病気です。
狂犬病ウイルスが体内に入ることで発症する病気なので、ウイルスに感染している犬に噛まれることで犬から人へと感染します。

日本国内ではこのウイルスが根絶されているため、犬に噛まれても病気を発症することはありませんが、日本以外の国では狂犬病の発症が確認されている国も多いので、注意する必要があります。

狂犬病について詳しくは次の記事を参考にしてください。

発症することで99.9%死に至る犬の病気「狂犬病」について|HANEY [ハニー]
狂犬病は発症することでほとんど100%死に至る恐ろしい病気です。また人を含むすべての哺乳類に感染し、治療法はありません。そのため飼い犬の登録とワクチンによる予防接種が義務付けられており、証明書を提出する必要があります。通常4月から6月の時期に予防接種を打ちますが、他のワクチンを打った場合しばらく間隔をあけなければなりません。このまとめでは犬の狂犬病についてご紹介します。

致死率99.9%

狂犬病は一度発症すると必ず死に至るとても恐ろしい病気です。犬も人も一度発症すると治療することはできず、犬が噛み付くことで様々な哺乳類に蔓延する危険があるため、ワクチン接種によって病気の予防が行われています。

ワクチンは絶対に必要なの?

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狂犬病を予防するために定期的に犬へのワクチン接種が行われていますが、日本国内では1957年以降発生していません。
そのため、国内で感染する危険はほとんどありませんが、日本では狂犬病のワクチン接種が法律で義務付けられています。

日本は狂犬病清浄国

日本での狂犬病の発生は1957年の猫への感染が最後となっとなっており、それ以降は国内での発生は確認されていません。
そのため、日本は完全にウイルスが根絶されている狂犬病の清浄国となっています。

日本にいる限り犬も人もウイルスに感染する可能性はありませんが、狂犬病のワクチン接種は毎年行われています。

狂犬病ワクチンは義務付けられている

狂犬病清浄国である日本では、病気を予防するワクチン接種を行う必要はないように思われますが、日本には狂犬病予防法という法律があります。そのため、毎年必ずワクチン接種を受けさせる必要があります。

しかし、日本と同じ清浄国であるオーストラリアやイギリスではワクチン接種が義務付けられていません。
そのため、日本でも狂犬病ワクチンを毎年打たなければならないことに疑問視する声も出ていますが、ウイルスを持った動物が検疫を通って日本に入り、何らかの形で犬に感染させてしまう可能性も0ではないので、犬から人への感染を防ぐための万が一に備えた法律となっています。

注射を行う時期について

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狂犬病を予防するために犬へのワクチン接種が義務付けられていますが、初めて打つタイミングはいつ頃になるのでしょうか。
また、2回目以降はどれくらいの頻度で打てば良いのでしょうか。

初めてワクチンを打つタイミング

初めて狂犬病の予防接種を行うタイミングは生後90日を過ぎてからとなります。しかし、その時期は混合ワクチンの接種を行っていることが多いため、狂犬病の予防接種を行う場合は一週間、混合ワクチンを打つ場合は一ヶ月ほど時期をずらす必要があります。

予防接種が完了したら、注射を打ったことを証明する注射済証明書というものがもらえるので、30日以内にそれを持って保健所へ行くことで畜犬登録を行いましょう。

2回目以降のワクチン接種について

予防接種が完了していても、1年経てばもう一度注射を行わなければなりません。狂犬病のワクチンは犬への影響を小さくするために生きた病原体を使った生ワクチンではなく、薬剤を使って病原体の感染力を低下させた不活化ワクチンというものを使用します。

このタイプは体への負担は小さいですが、効果が切れるのが早いため毎年注射を打つ必要があると言われています。
2回目以降は自治体で4〜6月頃に集団接種が行われているので、そのタイミングで予防接種を受けさせると良いでしょう。

ポイント

日本では狂犬病は根絶されており、国内での発症は60年以上確認されていません。そのため、予防接種を行う必要はないように思われますが、日本では毎年犬へのワクチン接種が義務付けられています。

初めて行う場合は生後90日以降になり、注射が完了することで犬の登録を行うことができるようになります。2回目以降は翌年の4〜6月頃に自治体で集団接種が行われているのでそのタイミングで受けさせるか動物病院で予防接種を行いましょう。狂犬病はとても恐ろしい病気なので、予防接種は万が一に備えたものとなっています。法律で義務付けられているので、犬を飼う場合は必ず毎年受けさせるようにしてください。