うさんぽがしてみたい!うさぎの散歩に必要なものや危険について

うさんぽという言葉を聞いたことのある飼い主さんもいるかと思います。しかし、室内で飼育することがほとんどのうさぎを外に連れ出して散歩させるというのは、ストレスや連れて行く場所、ダニなどの危険といったことが心配になるかと思います。部屋んぽとは違い、カートやハーネスなどを用意したり時期などにも気を付けなければいけません。ここでは、注意点やうさんぽのやり方、いつからいけるかなどについてご紹介します。

目次

そもそもうさぎに散歩は必要なの?

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散歩といえば犬のイメージが強いかと思いますが、ペットとして飼育しているうさぎも外で散歩させることができます。
うさぎの散歩は通称「うさんぽ」と呼んで飼い主さんたちの間で親しまれていますが、本当にうさぎに散歩は必要なのでしょうか?

うさんぽの必要性について見ていきましょう。

本当に必要なの?

最近ではほとんど見かけなくなりましたが、昔は小学校などでうさぎを飼育しているところも多く、その記憶からうさぎも犬のように外で飼育したり散歩に連れ出すというイメージを持っている人も多いかもしれませんが、現在ペットとして飼育されているうさぎたちとは種類が異なります。

また、ペットとして飼育されているうさぎは全てアナウサギという種類が先祖になっています。
この種類は地中に穴を掘るのに適した短い前足と丈夫な後ろ足を持ち、人生の多くを巣穴で過ごしています。

そして、よくテレビなどで野を元気に走り回っているうさぎはノウサギという種類で、優れた走力を助ける長い四肢を持っている分運動量がアナウサギよりも多いと言われています。

こうした種類の違いから外で散歩をさせるイメージが強い人もいるかもしれませんが、ペットとして飼育されているうさぎたちには外での散歩は必ずしも必要なものではないと言われています。

うさぎの運動量について詳しくは次の記事を参考にしてください。

うさぎは運動量が多い動物?させる時間やサークルの使い方について|HANEY [ハニー]
ペットとしてうさぎを飼育する際には、大きめのケージを用意して基本的にはその中で生活させるという飼い主さんが多いかと思います。しかし、うさぎは比較的運動量の多い動物なので、毎日30分〜2時間程度の運動をさせるようにしましょう。室内で放し飼いにしたり、犬のように外で散歩させる方法もありますが、室内や外には危険もたくさんあるので、サークルを使う方法がおすすめです。それぞれについて見ていきましょう。

ストレスを感じてしまう可能性も

運動不足によるストレスを解消するための外での散歩が、反対にうさぎにとって大きなストレスになってしまう可能性があります。

うさぎは本来警戒心がとても強い動物なので、うさんぽで自分の知らない外の環境に連れてこられただけでストレスを感じてしまう子もいます。
また、苦手としている他の動物や小さな子供、車の騒音などもたくさん溢れています。

うさぎ自身の性格的な部分が大きく関係するため、中には外で散歩をするのが好きな子もいますが、基本的には危険がなものが多いので無理にうさんぽに連れて行く必要はありません。

うさんぽはいつから始められるようになる?

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うさぎの個体の性格によっては連れて行くこともできるうさんぽですが、いつでも連れて行っていいというわけではありません。
それではいつからうさんぽに連れて行くことができるようになるのでしょうか?

生後半年まではやめておいた方がいい

普段生活している家の中にはそれほど危険なものもなく、感染するような病原体もありませんが、外には病原菌を持った動物や害虫なども多いです。

そのため、それらに対する免疫力がうさぎについてきたり、体つきがしっかりしてくる生後3ヶ月〜半年以降までは、うさんぽには連れて行かない方がいいでしょう。

いつからうさんぽに連れて行けるようになるかについて、詳しくは次の記事を参考にしてください。

うさんぽはいつから連れて行ける?赤ちゃんの時期はやめておこう|HANEY [ハニー]
うさぎの飼い主さんたちの間で親しまれている「うさんぽ」はしたいけど、迎え入れたばかりの赤ちゃんうさぎを連れて行くわけにはいかないので、いつからなら連れて行けるようになるか知りたい人も多いのではないでしょうか?いつからうさんぽができるかという基準は明確にはありませんが、体が大人になる生後半年以降で飼い主さんとコミュニケーションが取れる状態になってからの方がいいでしょう。

カートやキャリーを利用しよう

まだうさぎがうさんぽに慣れていない場合は、いきなりハーネスをつけて自分で歩かせるとストレスを感じたり、散歩が嫌いになってしまう可能性があるので、まずはカートに乗せて外の音や雰囲気に慣れさせるようにしてあげましょう。

また、少し散歩に慣れてきた場合でも、何らかのストレスや気温などによって体調を崩してしまう可能性があるので、そんな時のためにキャリーケースも用意しておきましょう。
少しでもうさぎに異変が見られた場合は、すぐにキャリーケースに入れて連れて帰ってあげてください。

散歩の時に持って行くキャリーケースは、すのこつきやハードタイプなどの足元が安定するものがおすすめです。
病院や長距離の移動時などでもキャリーケースは役立つので、ぜひうさぎ用に一つは持っておくといいでしょう。

時期はいつ頃がいい?

うさぎは極端な暑さや寒さ、高い湿度に弱い動物だと言われているので、30度を超える暑い夏の日や、10度を下回るような寒い冬、湿度が高くなる梅雨の時期などはうさんぽを控えるようにしましょう。

もしうさんぽに連れて行くという場合は、比較的気温の安定している春や秋などに連れて行くといいでしょう。

どんな場所に連れて行けばいい?

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散歩といえば犬をイメージする人が多いことから、うさぎの場合も家の近くの道をハーネスをつけて歩き回ったり公園に連れて行こうとする飼い主さんが多いかと思いますが、どのような場所でうさんぽさせるのがいいのでしょうか?

除草剤の使われていない公園がおすすめ

うさんぽの場所選びは次のような点に注意しましょう。

・石や砂利の多い硬い地面は避ける
・除草剤が使われていない場所にする
・犬や人の少ない場所を選ぶ
・足の負担が少ない柔らかい草の生えている場所を選ぶ

除草剤を使っている公園での散歩は生えている草を食べて体を壊してしまったり、子供や犬の多い場所では攻撃されたり触られることでストレスを感じてしまうことがあるので、うさんぽの時はこれらの場所を避けるようにしましょう。

準備するものや手順について

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何を準備しておくと安心?

うさぎを散歩に連れて行く場合は、最低限以下のようなものを用意しておきましょう。

・キャリーケース
・ペレットや牧草
・お手入れ用品
・ペット用虫除けスプレー
・ゴミ袋
・日傘
・給水ボトル

これらの道具の他にも、ハーネスが苦手でつけられない場合はサークルを持参して行動範囲を制限するようにするのもおすすめです。

お手入れ用品に関しては、散歩から帰る前に軽く汚れを落とすために持っていくので、普段から使用しているうさぎ用のブラシやタオルを持って行くといいでしょう。

散歩の手順を知っておこう

①天候や気温、湿度をチェックする
うさぎは極端な暑さや寒さ、高い湿度が苦手な動物なので、うさんぽに連れて行く場合は事前にチェックして負担の大きい日を避けるようにしましょう。

②しっかりと準備を確認する
うさぎが快適に散歩ができて、周りの人に迷惑をかけないためにも、事前にしっかりと準備を確認しておきましょう。給水ボトルやフード、ハーネスは必ず忘れないようにしてください。

③事前にハーネスをつけておく
リードを繋ぐハーネスは、現地でつけようとするとなかなか上手くいかなかったり、ハーネスをつける前にキャリーからうさぎが逃げ出してしまうことがあるので、事前につけておくようにしましょう。リードはハーネスに繋ぐだけなので現地でも大丈夫です。

④目的地まではキャリーケースで移動
ハーネスをつけてアスファルトを散歩するイメージが強いかもしれませんが、落ちているものを踏んで怪我をしたり火傷してしまうこともあるので、必ずキャリーケースに入れて目的地まで連れて行くようにしましょう。

⑤必ずを目を離さないようにする
目的地に到着したら、リードをつけるかサークルで仕切って遊ばせます。外には危険なものがたくさんあるので、変なものを食べたり、危険な場所に近づかないように常に注意しましょう。また、外での散歩は家よりも体力を消耗してしまう可能性が高いので、こまめに休憩時間をとって水分とフードを補給してあげましょう。

⑥汚れを落としてから帰宅
散歩から帰る前は軽くブラッシングと足を拭いてからキャリーケースやカートに入れてあげましょう。また、体調や怪我の有無をしっかり確認しておくことも大切です。

部屋んぽの方が危険が少ない

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外には危険なものがたくさんあるので、事前に危険になり得るものをある程度把握しておきましょう。

以下のような危険に注意しよう

・強い日差し
日差しが強すぎる場合は紫外線でうさぎの目が傷ついてしまう可能性があるので注意しましょう。

・有害になる野草など
落ちているタバコの吸殻や食べると危険な植物などが落ちている可能性もあるので、食べないように注意してください。

・寄生虫
地域や季節によっては草むらにノミやダニが潜んでいる可能性もあるので、寄生されないように散歩中は常に注意しましょう。

・他の動物
散歩をしている犬や野良猫が突然飛びかかってきたり、カラスなどの野鳥がうさぎを襲うこともあるので、常に周りを警戒するようにしてください。

ポイント

ペットとして飼われているうさぎの場合は、室内での部屋んぽだけで十分な運動量が確保できるため、基本的には外に連れて行くうさんぽをする必要はありません。また、個体の性格によっては外に放しただけで怖がってストレスを感じたり、怯えて動かなくなってしまうこともあるので、そのような場合はすぐに連れて帰ってあげましょう。

うさんぽは必ず必要なものではありませんが、個体によってはとても喜ぶ場合もあるので、連れて行く場合は飼い主さんがしっかり危険なものに注意し、万全の準備を整えておきましょう。