うさぎに部屋んぽをさせる頻度や時間は?広さやしない理由など

うさぎを狭いケージで飼育している場合、健康的に生きていくためには適度な運動が必要になります。部屋でさせる散歩は部屋んぽという名で親しまれていますが、1日何回させるか、時間はどれぐらいかなど気になることが多いかと思います。性格によってはしない子や暴れる子もいますが、サークルの広さでも十分なので利用するのがおすすめです。ここでは怪我をさせない対策や危険なものなど、うさぎの部屋んぽについてご紹介します。

目次

部屋んぽって何のこと?

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ペットを飼っていない人からすると、「部屋んぽ」という言葉を聞いてもいまいちピンこない人もいるかと思いますが、うさぎ好きの飼い主さんたちの間ではうさぎを部屋の中で散歩させることを部屋んぽと呼んでいます。

うさぎ以外の動物も部屋んぽと呼ばれている

うさぎだけではなく、ハリネズミやフェレットなどの小動物たちを部屋の中で散歩させることも部屋んぽと呼んで親しまれています。

このように、主に小動物たちを部屋の中で運動させることを部屋んぽと呼んで親しまれていますが、どのように散歩させていけばいいのでしょうか?

広さはどれぐらい必要?

散歩と聞くと、犬のように30分以上の長い時間、外を歩かせるイメージがあるため、部屋んぽというだけあってたくさん運動できるようにかなりの広さが必要なのでは?と思う飼い主さんもいるかと思いますが、実際にはそれほど広さは必要ありません。

うさぎは私たち人間よりも体が小さいので、運動量が多いといっても一般的な部屋の広さで十分です。
広ければ広いほど運動好きな子は喜んで走り回りますが、あまりに広いと飼い主さんの管理が大変になるので、1畳ほどのスペースにマットを敷いてサークルで囲う飼い主さんも多いです。

そもそも部屋んぽは必要なの?

十分な広さがあり、その中で動き回れるような大きなケージを用意して適切な餌を与えることができる場合は、うさぎをケージから出して部屋んぽさせなくても健康に飼育することはできます。

しかし、一般の家庭では限られたケージしか使えないのが実状だと思います。

私たち人間と同じように、健康的に過ごすためにはうさぎにも運動が必要なので、狭いケージで飼育し続けていると運動不足から肥満や、腸が活発に動かないことで毛球症などの病気になりやすくなります。

また、それら以外にも退屈からストレスが溜まることで様々な病気を引き起こす原因にもなってしまうので、適度な部屋んぽは健康を維持するためにも大切になります。

1日何回、何時間ぐらいさせるべき?

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うさぎの運動不足から起こる様々な病気を予防するためにも、1日1回は部屋んぽをさせるようにしましょう。
何時間させればいいかという基準は個体の年齢や健康状態によっても異なりますが、最低でも30分、長くても2時間以内が目安となります。

また、うさぎは基本的に規則正しい生活を好む動物なので、例えば20時に部屋んぽさせると決めた場合は毎日20時頃からさせるようにしましょう。

遊ばせ過ぎには要注意

時間を決めて部屋んぽさせることが重要だと説明しましたが、楽しそうだからといって長い時間好きに走り回らせるのもあまりよくありません。

あまりに長い時間広さのある場所で自由に走り回らせていると、うさぎがその楽しさを覚えてしまうことで部屋んぽからケージに戻ろうとしなくなったり、ケージから出たくて暴れて催促するようになることもあります。

そのような問題行動をさせないためにも、しっかり時間を決めて遊ばせるようにしましょう。

しないのはどうして?

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うさぎも個体によって性格が異なるので、好奇心旺盛な子や神経質で怖がりな子など様々です。そのため、神経質で怖がりな性格している場合は、自分の安心できる縄張りであるケージから出るのを嫌がることがあります。

迎え入れてからそれほど期間が過ぎていない場合は、特に神経質になりがちなので、無理やり部屋んぽをさせようとするのではなく、焦らずにじっくりと時間をかけてうさぎがケージから出たがるタイミングを待ちましょう。

危険を予防するために対策を取ろう

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人にとって危険でないものでも、うさぎにとっては危険なものが人の家にはたくさんあるので、部屋んぽをさせる場合は怪我をさせないようにしっかりと対策を取りましょう。

危険なものがいっぱい

日常生活を送っている室内には、うさぎにとって危険なものがたくさんあるので、部屋んぽをさせる前にしっかりと片付けたり、近付けないようにしましょう。特に以下のようなものには注意が必要です。

・電気コード
うさぎは何でもかじろうとする習性を持っているため、電気コードをかじって感電したり、漏電による火事に繋がる恐れがあります。特に家具の隙間やテレビの裏などはコードが密集している場合が多いので、入れないようにするか届かない場所にコードを設置しましょう。

・ソファーなどの高いところ
ソファーや机などのうさぎが登れてしまう高い場所は、変な落ち方をすると骨折や怪我をしてしまうことがあるので登れないようにしましょう。

・殺虫剤
害虫などを殺すために家に置かれていることの多い殺虫剤は、うさぎにとっても有毒となってしまうので、部屋んぽの時は片付けておきましょう。また、遊ばせる場所では使わないようにし、どうしても使う場合は別の部屋に移してしっかりと拭き取り、窓を開けて換気するようにしてください。

・家具や柱
柱や家具の角など、うさぎが好んでかじるような場所には、金属製の板や木製の板を取り付けておきましょう。また、大切な書類なども破られたりすると困るので片付けておいてください。

・他のペット
相性の良くない動物もいるので、複数の種類をペットとして飼育している場合、部屋んぽの時は触れ合えないように他の場所に連れて行くなどの対策を取りましょう。

・その他の危険物
タバコ、化粧品や医薬品、洗剤類や化学薬品、人の食べ物、小さいおもちゃや文具、刃物類など

サークルを活用しよう

部屋にある危険なものを片付けることが困難な場合は、サークルを活用するようにしましょう。サークルを活用するとうさぎの縄張りをある程度制限することにも繋がります。

また、部屋んぽ中は基本的にずっと飼い主さんが見ておかなければいけませんが、サークルの中でだけ遊ばせるようにすると多少は目を離すこともできるようになるので、30分〜2時間の運動時間も気楽になります。

マットを敷いておく

フローリングの家が多いかと思いますが、フローリングは固くて滑りやすいため、滑って怪我をしたり固い地面に接する足の裏に炎症が起こってソアホックという病気を発症してしまう可能性があります。

これらを予防するためにも、うさぎを部屋んぽさせる場合はカーペットや、100均などでも売られているパズルマットを敷いてあげましょう。

うさぎのソアホックについて詳しくは次の記事を参考にしてください。

うさぎのソアホックは完治する?症状や原因、治療法や予防について|HANEY [ハニー]
うさぎの発症しやすい病気の一つにソアホックという皮膚病があります。この病気は発症すると前足や後ろ足の裏に赤みや脱毛などの症状が見られ、悪化すると潰瘍や行動の変化も見られるようになるので、マットを敷く、トイレを変えるなどの予防や対策を取るようにしましょう。洗浄と並行して塗り薬や抗生物質で治療を行えば完治できますが、再発しやすいので注意してください。ここではうさぎのソアホックについてご紹介します。

普段からサークルを設置する

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部屋んぽをさせている間は飼い主さんも行動を制限されてしまうため、毎日ケージから出して遊ばせるのは難しいという人もいるかと思います。そんな人には、普段からサークルを設置しておくという方法もおすすめです。

ケージの入り口に接合できるサークルが売られているので、普段からある程度の場所を確保できる場合は、いつでも出られるようにサークルを設置しておいてあげましょう。

そうすることで、うさぎは自分のタイミングで運動ができるようになるので、サークル無しの部屋んぽはたまにさせる程度でも大丈夫になります。

ゆったりできる環境にしてあげよう

サークル内がフローリングになっている場合は、怪我を予防するための対策でもご紹介したように、パズルマットなどの柔らかいマットを敷いたり、布団や枕、クッションなどを用意してあげましょう。

トイレを失敗するのはどうして?

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普段はトイレを失敗しないうさぎが、部屋んぽをしている時だけはあちこちでトイレをしてしまい困っている飼い主さんも多いかと思います。

失敗する主な理由には、興奮している、不満を伝えようとしている、縄張りを主張しているなどが考えられます。
理由によってはしつけでやめさせることが難しい場合もあるので、それに応じた対処をするようにしましょう。

理由や対処法について詳しくは次の記事を参考にしてください。

うさぎが部屋んぽ中にトイレを失敗してしまう理由や対処法について|HANEY [ハニー]
うさぎの中には、普段はケージに設置しているトイレでおしっこやウンチができているのに、部屋んぽをさせている時はソファーの上やカーペットの上など、様々な場所でトイレをしてしまう子がいます。失敗されると飼い主さんの掃除が大変になったり、大切なものを汚されてしまうため、困っている人も多いでのはないでしょうか?ここではうさぎが部屋んぽ中にトイレを失敗してしまう理由や対処法などについてご紹介します。

ポイント

ペットとして飼育されているうさぎの元になったのはアナウサギという種類なので、野ウサギに比べるとあまり運動量は多くないですが、それでも健康的に過ごすためには適度な運動をさせた方がいいです。飼い主さんたちの間では室内で散歩させることを「部屋んぽ」という呼び方で親しまれていますが、個体によっては全くしない子もいるので無理に散歩させようとするのはやめておきましょう。