犬の耳掃除の頻度はどれくらい?洗浄液や綿棒を使ったやり方について

犬も人間と同じように定期的に耳掃除を行わないと耳の中に汚れが溜まってしまいます。特に汚れが溜まりやすい垂れ耳の犬種は、飼い主さんが耳掃除をしてあげないと耳の中から悪臭がしたり、細菌が繁殖して耳の病気を発症してしまうことがあります。ここでは犬の耳掃除の頻度や洗浄液、綿棒を使った耳掃除のやり方、犬が耳掃除を嫌がるときの対処法などをご紹介します。

目次

耳のお手入れは必要?

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犬は自分で耳掃除をすることができません。そのため、本来は耳掃除をしなくても問題ないようにできていますが、水で耳の中が濡れたままになっていたり、湿度が高くて蒸れている場合は細菌が繁殖して臭いが出たり、病気の原因になる場合があります。

特に垂れ耳の犬種は耳垢などの汚れが溜まりやすくなっているため、定期的な耳掃除が必要となります。

耳の汚れは臭いの原因に

耳の中に汚れが溜まっていたり、蒸れて雑菌が繁殖するようになると耳の中から悪臭がするようになってしまいます。
いくらシャンプーをしても嫌な臭いがなくならないという場合は臭いの原因が耳にある可能性があるので、耳の中をチェックしてみましょう。

特に垂れ耳の犬は耳が臭くなりやすいので、耳掃除によって耳の中をキレイにする必要があります。

汚れが溜まると病気になることも

耳の中が不衛生な状態になっていると嫌な臭いがするだけでなく、何らかの病気を発症する原因となってしまいます。

耳の中が蒸れて雑菌が繁殖すると外耳炎を引き起こしたり、ダニなどの寄生虫が繁殖して黒い耳垢が出るようになることもあるので、普段から耳の状態をチェックしておきましょう。

耳掃除のやり方や頻度について

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犬の耳掃除は専用の洗浄液や綿棒を使って行います。犬種によっては耳掃除に加えて、耳の毛を抜く必要があります。

耳掃除に必要なもの

耳掃除を行う場合はペット用の耳の洗浄液、ペット用の綿棒、柔らかいコットンが必要となります。
また、トリミングが必要な犬種の場合は耳の毛をカットしたり、抜いた方が良い場合もあるので、ピンセットや先が丸くなっているミニハサミを用意しましょう。

耳掃除のやり方

・まずは犬の耳の中を確認します。あまり汚れがない場合は洗浄液を染み込ませたコットンやペット用の綿棒を使って軽く耳の表面を拭き取りましょう。

・耳の洗浄を行う場合は、耳の中に直接洗浄液を入れて耳の付け根を持って優しく揉んであげます。洗浄液が外に出てしまわないように固定しましょう。詳しくは動画を参考にしてください。

・洗浄液で耳の中を掃除したら、犬の頭を傾けて洗浄液を外に出します。洗浄液が外に出るのでコットンやタオルなどに流すといいでしょう。

・あとは表面に出てきた汚れをコットンやペット用綿棒を使って優しく拭き取ります。

犬種によっては耳の毛を抜く必要がある

プードルやミニチュアシュナウザーなどの定期的なトリミングが必要な犬種は、耳の中の毛が伸びることで、耳の中が蒸れやすくなってしまいます。
そのため、定期的な耳掃除に加え、耳の中の毛をカットしたり、抜いてあげることで耳の中が蒸れにくくなり、病気や悪臭の予防に繋がります。

耳の毛を処理する場合は、間違って耳の中を傷つけてしまわないように先が丸いミニバサミを使用したり、犬が痛くないように勢いよくピンセットで抜いてあげましょう。
トリミングサロンでもカットしてもらうことができるので、難しい場合はサロンでカットしてもらいましょう。

1〜2週に1回の頻度で行う

犬の耳掃除は毎日行う必要はありません。特に立ち耳で毛が短い犬種の場合は耳の中に汚れが溜まったり、嫌な臭いがすることが少ないので1ヶ月に1回くらいの頻度でも問題ありません。

しかし、垂れ耳の犬種や定期的なカットが必要な犬種の場合は汚れが溜まりやすいので、1〜2週間に1回くらいの頻度で耳掃除を行うようにしましょう。

犬が嫌がる場合はどうすればいい?

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耳掃除は耳の中に直接洗浄液を入れることになるので、犬が嫌がる場合も多いです。そのため、犬が暴れてうまく耳掃除ができないという場合は2人で協力して行ったり、ご褒美を用意して大人しくさせましょう。

2人でやる

犬が嫌がってうまくできない場合は、2人で協力して耳掃除を行いましょう。まず1人が犬の体を抱きかかえながら頭を持って固定し、もう1人が耳の洗浄を行います。

このとき嫌がる犬を無理やり押さえつけてしまうと余計嫌がるようになるので、犬を抱きかかえる際に声をかけたりして気をそらすなどして工夫しましょう。犬のボディーコントロールをマスターしていると耳掃除が行いやすくなります。

ボディコントロールについて詳しくは次の記事を参考にしてください。

犬のボディコントロールとは?触っても嫌がらなくなるしつけについて|HANEY [ハニー]
犬のボディーコントロールとは、犬の体を自由に触ることができる状態をいいます。背中や首回りなどであれば自由に触ることができる場合でも口や耳、足先など、犬が嫌がる場所を触ろうとすると逃げてしまったり、抵抗して暴れてしまうことがあります。犬の体を自由に触ることができないと、後に苦労する場合があるのでしっかりと慣れさせておきましょう。ここでは犬のボディーコントロールの必要性やしつけ方などをご紹介します。

ご褒美を用意する

耳掃除に対して悪いイメージを持たれてしまうと犬が暴れたり、嫌がって逃げるようになってしまうため耳掃除が困難になります。
そうならないためには犬が喜ぶおやつなどのご褒美を用意して気を引いてみたり、犬を大人しくさせましょう。

耳掃除をするとおやつがもらえるということを覚えると、スムーズに耳掃除ができるようになります。

ポイント

短毛で立ち耳の犬種の場合はそれほど耳掃除が必要でない場合もありますが、垂れ耳で長毛の犬種の場合は耳の中が蒸れやすいので、汚れが溜まることで細菌が繁殖したり、ひどい場合はカビが生えることもあります。そのため、垂れ耳の犬種の場合は1週間に1回くらいは耳の中をチェックして掃除してあげましょう。

トリミングが必要な犬種の場合は定期的に耳の毛の処理も行なった方がいいので、トリミングサロンへ連れて行ったときにカットしてもらったり、自宅でハサミやピンセットを使って処理する必要があります。嫌がる場合は誰かに協力してもらって気をそらしたり、ご褒美を用意して耳掃除に慣れさせましょう。