柴犬って賢い犬種なの?知能の高さやしつけやすさについて

凛々しい表情や飼い主さんに忠実な性格から賢い印象を受ける柴犬ですが、実際のところどれくらい賢い犬なのか気になりますよね。犬はしつけ次第ではとても賢い子になりますが、物覚えの良さや指示に対する反応の良さは犬種によっても異なる場合があります。また、犬種の知能の順位を調べた知能ランキングというものも発表されています。ここでは柴犬の賢さや知能、しつけやすさなどについていていきましょう。

目次

犬種の中で柴犬は賢い方?

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柴犬は比較的物覚えが良い子が多く、信頼している飼い主さんにはとても忠実です。そのため、きちんとしつけを行っていればとても賢い犬になります。

物覚えは良い

柴犬は比較的物覚えの良い子が多いと言われています。賢い子が多いので「おすわり」や「待て」などの基本的なしつけはすぐに覚えさせることができ、しつけやトレーニング次第ではいろいろな芸やコマンドを覚えさせることができます。

また、活発で運動能力も高いので、アジリティなどのドッグスポーツで活躍している子もいます。

飼い主さんに忠実

飼い主さんに忠実な性格も柴犬が賢いと言われる理由の一つとなっています。
柴犬は信頼している飼い主さんの言うことを良く聞きいてくれるので、きちんと柴犬との信頼関係を築くことができれば飼い主さんの言うことをとても良く聞く賢い子になります。

しかし、そのぶん人のことをとても良く見ており、言葉や行動などを理解している場合があります。
反対に、飼い主さんが柴犬と正しい関係を築くことができていなければ、あまり言うことを聞いてくれなくなる場合もあるので、賢い犬になるかどうかは飼い主さんの接し方やしつけ次第となります。

知能はそれほど高くないと言われることも

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比較的物覚えが良く、飼い主さんに忠実でよく言うことを聞いてくれるようになるため、賢いと言われることが多い柴犬ですが、犬種の知能ランキングではそれほど上位にはいません。

犬種の知能ランキングについて

カナダのブリティッシュコロンビア大学の心理学教授であり「デキのいい犬、わるい犬」などの著書で知られているスタンリー・コレン氏が発表した犬種の知能ランキングでは、柴犬は141種中、94位という結果になりました。

これは犬に新しいコマンドを教えたときに、何回でそのコマンドを理解することができるかというテストを行った結果を基にしています。
この実験では、ボーダーコリーやプードル、ジャーマンシェパードやゴールデンレトリーバーなどが上位となっていますが、柴犬は真ん中よりも下の順位となっています。

犬にはそれぞれ適正がある

犬種の知能ランキングでは94位となっているため、柴犬はあまり賢い犬ではないと思うかもしれませんが、犬にはそれぞれ適正があります。

先ほどのランキングで上位に入っているボーダーコリーやプードル、ジャーマンシェパード、ゴールデンレトリーバーなどは牧羊犬やガンドッグ、軍用犬や警察犬など、使役犬として人間の手伝いをしてきました。

人の言うことを聞いてそれを実行することが得意な犬種なので、このランキングでは上位に入っていますが、それだけで賢いか賢くないかを判断することはできません。そのため、このランキングで順位が低い犬種が賢くないというわけではありません。

柴犬は番犬気質

知能ランキングで最下位となっているアフガンハウンドや同じくらい順位が低いボルゾイ、ブラッドハウンドなどは、かつて猟犬として活躍していた犬種です。

これらの犬種は飼い主さんの指示に従うのではなく、飼い主さんと離れた場所で自分で考えて行動していたため判断能力に優れていますが、飼い主さんの指示に従うという習性はありません。そのため、コマンドを教えても覚えさせるまでに時間がかかったり、それに従わない場合があります。

順位が低いアフガンハウンドやボルゾイと同じで、柴犬もかつては猟犬として働いていた犬種です。
そのため、判断能力には優れていますが、とても頑固な一面があるためコマンドを理解していても言うことを聞かなかったり、信頼している飼い主さん以外の言うことは全く聞かない場合があります。

しかし、それは柴犬に独立心が強く番犬気質な子が多いというだけなので、これらの犬種が賢くないというわけではありません。

飼い主さんによって大きく異なる

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柴犬が賢い犬になるかどうかは飼い主さんの育て方によって大きく異なる場合があります。

柴犬はときにしつけが難しいと言われることもある犬種なので、柴犬との関係や子犬の時期のしつけがとても重要となります。

柴犬はしつけが難しい?

柴犬はしつけが難しい犬種なので、犬を初めて飼う人にはあまり向いていないと言われることがあります。

犬の性格や特徴は犬種だけでなく個体差によっても異なりますが、柴犬は順位付けといって飼い主さんや自分の順位関係を意識する子が多いと言われています。

そのため、飼い主さんの接し方やしつけ方次第では飼い主さんよりも自分の方が偉いと思うようになり、全く言うことを聞いてくれなくなります。
一度そうなってしまうとしつけが非常に難しくなり、飼い主さんや家族に対して攻撃的な態度をとるようになってしまうこともあります。

しつけについて詳しくは次の記事を参考にしてください。

柴犬のしつけは難しい?大変な理由や注意点について|HANEY [ハニー]
柴犬はしつけが難しいと言われることがあるため、犬を飼ったことがない初心者にはあまり向いていないと言われています。犬の性格は個体差によって異なりますが、柴犬の中には問題行動や攻撃性が出やす子もいるため、愛玩犬として飼われてきた小型犬よりも飼うのが難しいとされています。ここでは柴犬のしつけが難しい理由や注意点などをご紹介します。

柴犬との関係に気を付けよう

柴犬は物覚えが良く賢い子が多いので、子犬の時期にしつけを行うことで簡単なコマンドであればすぐに覚えさせることができます。
しかし、頑固な性格の子も多いので、成長するにつれて分かっていても言うことを聞かなくなることがあります。

だからといってそれを見逃して甘やかしたり、しつけを諦めてしまうと柴犬はどんどん言うことを聞かない子になってしまいます。
賢い柴犬は人のことをとても良く見ているので「従わなくてもいい」「わがままを言うと聞いてくれる」と思うようになると言うことを聞かなくなったり、要求して吠えるようになる場合があります。

そのため、賢い子に育てるためにはきちんとしつけを行って自分が飼い主さんであるということを理解させなければなりません。

ポイント

柴犬は物覚えが良く、判断能力にも優れた賢い犬種です。きちんとしつけを行い、飼い主さんを信頼して良い関係を築くことができていれば、言うことを聞いてくれる賢い家庭犬となります。

一方で、頑固でやや気が強い性格の子が多いので、きちんとリーダーシップをとって接することができていないと全く言うことを聞いてくれなくなってしまうこともあります。そのため、お利口で賢い子になるかどうかは飼い主さんのしつけによる影響がとても大きくなります。