柴犬が注意すべき目の病気は?症状や原因について

柴犬には注意しなければならない目の病気がいくつかあります。いずれも悪化すると失明をする原因となる病気なので、目に異変が見られた場合はすぐに病院で検査を受けさせましょう。目の病気は年齢と共に発症しやすくなりますが、中には症状が分かりづらい目の病気もあるので、シニア期に入ったら注意が必要です。ここでは柴犬が注意すべき目の病気や、症状、原因などについて見ていきましょう。

目次

柴犬が発症しやすい目の病気について

Fotolia 141613254 xs

柴犬は次のような目の病気を比較的発症しやすいと言われています。これから柴犬を飼うことを検討している人やすでに飼育している人は、発症しないように注意してあげましょう。

角膜炎

角膜炎は柴犬に関わらず、比較的発症しやすい目の病気で、目の表面にある角膜が炎症を起こす病気です。
主に目に傷がついたり、細菌やウイルスが感染することで発症しますが、他の目の病気から併発したり、紫外線が原因となることもあります。

特に柴犬は色素性角膜炎といって、目の表面が黒色や赤褐色に変色する角膜炎を引き起こしやすい傾向があり、高地での生活や強い日差しが原因となることもあるので注意しましょう。

犬の角膜炎について詳しくは次の記事を参考にしてください。

視力の低下や失明にもつながる犬の目の病気「角膜炎」について|HANEY [ハニー]
角膜炎とは目の表面にある角膜に炎症が起きる病気です。原因は主に外傷やウイルス、細菌、基礎疾患からの併発などがあり、発症することで強い痛みをともないます。また目の充血や白くにごるなどの症状が見られることもあり、重症化すると失明する可能性もあります。軽度であれば対症療法として目薬を使用することで自然治癒していきますが、重度の場合は手術が必要となります。このまとめでは犬の角膜炎についてご紹介いたします。

白内障

白内障も柴犬に関わらず発症することが多い目の病気で、犬が失明する原因の一つとなります。
特に最近は犬の医療技術が発達したこともあって、犬の寿命が延びています。そのため、老化によって白内障を発症する犬が増えているので注意しましょう。

白内障は目の中にある水晶体という場所が白く濁ってしまう病気のことです。水晶体は目のレンズの役割を果たしているため、これが白く濁ってしまうと目が見えなくなってしまいます。

加齢による老化がもっとも多い原因とされていますが、他にも外傷や糖尿病、何らかの中毒が原因となることがあります。

犬の白内障について詳しくは次の記事を参考にしてください。

【犬の白内障】犬もかかる目の病気!白内障の原因や症状、治療法、予防について*|HANEY [ハニー]
世界の失明原因のトップであり、人にとって最も代表的な目の病気の一つである「白内障」。じつは人間と同じように犬も白内障にかかることがあります。犬の白内障は目の水晶体という部分が白く濁り、視力が低下していく病気です。最悪の場合失明することもあり、治療には手術が必要となる場合もあります。今回はそんな犬がかかる怖い目の病気「白内障」の原因や症状や治療や予防についてご紹介します。

緑内障

柴犬は緑内障を発症しやすいと言われています。緑内障は目の圧力(眼圧)が高くなることで網膜や視神経を圧迫してしまう病気で、早期に治療を行わないと失明してしまいます。

また、失明した後も眼球が肥大化して強い痛みが出る場合があるため、眼球の摘出が必要となる場合もあります。
柴犬の場合は目が赤くなる結膜炎のような症状が出る場合が多いので、普段から注意するようにしてください。

犬の緑内障について詳しくは次の記事を参考にしてください。

【犬の緑内障】失明に至る眼の病気!緑内障の症状や原因、治療法、予防について*|HANEY [ハニー]
目やにや激しい痛みを伴い、失明に至る恐ろしい犬の目の病気「緑内障」。緑内障は一度発症すると目薬やサプリメントで治療をしても治ることはなく、ほとんどの場合が最終的に失明してしまいます。また最悪の場合は、目の摘出手術をしなければならないこともあります。このまとめでは犬がかかる怖い目の病気「緑内障」の原因や症状や治療や予防についてご紹介します。

角膜ジストロフィー

角膜ジストロフィーは遺伝が原因となって発症することが多い病気ですが、柴犬もこの病気を発症する場合があります。

角膜が白く濁ったような状態になる目の病気で、一部分だけところどころに濁っている場合は特に影響が出ない場合もありますが、白く濁っている範囲が広くなると視力障害を引き起こします。子犬の時期に発症することが多く、大きくなるにつれて症状が悪化していきます。

どんな症状に注意すればいい?

Fotolia 205533171 xs

柴犬には注意すべき目の病気がいくつかありますが、いずれも早期に発見することで悪化するのを防ぐことができる場合があります。

次のような症状が見られた場合は、何らかの目の病気を発症している可能性があるので注意しましょう。

柴犬が注意すべき目の症状

・目が赤く充血する
・目やにが多く出る
・涙が多く出る
・目が白く濁る
・よく物にぶつかるようになる
・何かにつまずく
・壁伝いに歩く
・目線が合わなくなる
・瞳孔が開いたままになっている
・足で目をこすろうとする
・目を床や壁にこすりつけようとする
・まばたきが多くなる
・痛がるそぶりを見せる
など

シニア期に入ったら定期的に検査を受けさせよう

目の病気は初期状態ではなかなか気付くことができない場合があります。中には失明してから病気に気が付いたというケースもあるので、普段から柴犬の様子をよく見て健康チェックを行うようにしましょう。

特に白内障や緑内障は年齢を重ねることで発症しやすくなっていくため、柴犬がシニア期に入ったら目に異常がないか定期的にチェックしたり、半年や一年に一回は動物病院で検査を受けさせるようにしましょう。

ポイント

柴犬は緑内障や白内障が原因で失明することが多いと言われているので、これらの病気には特に注意する必要があります。特に目の濁りが見られた場合はすぐに病院で検査を受けさせてください。

他にも目が赤い、涙や目やにが出るなど結膜炎のような症状が見られた場合は、緑内障を発症している可能性もあります。どちらも初期症状に気が付きにくい病気なので、シニア期に入ったら十分に注意してください。