柴犬は抜け毛の対策が必要?ひどくなる時期や手入れの方法について

柴犬は毛が短い犬種なので、抜け毛はあまり多くないように見えますが、特定の時期になると大量に抜け毛が増えてしまいます。毛の生え変わる時期になると短い毛が大量に抜け落ちるようになり、ひどいときは羊の毛を刈ったときのような大きな毛玉が作れるくらい毛が抜けてしまうので、きちんと対策をとる必要があります。ここでは柴犬の抜け毛の量や対策が必要となる時期、手入れや対策する方法などについてご紹介します。

目次

柴犬は抜け毛がひどい犬種?

Fotolia 106562530 xs

柴犬は毛の短い犬種ですが、被毛がダブルコートということもあって換毛期になると抜け毛が大量に増えてしまいます。

柴犬はダブルコート

柴犬にはダブルコートと呼ばれる種類の被毛が生えています。ダブルコートとは名前の通り被毛が2重に生えているタイプのことで、下毛と呼ばれるアンダーコートと上毛と呼ばれるオーバーコートに分かれています。

アンダーコートは皮膚を覆うようにして生えている柔らかい毛で、皮膚を保温や保湿する役割があります。
オーバーコートは太くてしっかりとした毛で紫外線や雨、外傷などから皮膚を守る役割があります。
犬の被毛にはダブルコート以外にシングルコートと呼ばれる種類があります。

シングルコートとダブルコートの違いについては次の記事を参考にしてください。

犬のダブルコートやシングルコートとは?特徴や犬種について|HANEY [ハニー]
犬の毛には「ダブルコート」と「シングルコート」という2つの種類があります。これらは犬種によって分かれており、抜け毛の量や寒さへの強さなどそれぞれ異なる特徴を持っています。また、ブラッシングを行うときに使用するブラシの種類もダブルコートとシングルコートで異なる場合があります。ここではダブルコートとシングルコートの特徴や違い、犬種、見分け方などを簡単にご紹介します。

換毛期になると抜け毛が大量に

柴犬のようなダブルコートの犬種は特定の季節になると毛が生え変わります。これは換毛期と呼ばれており、寒い時期はアンダーコートがたくさん生えて体を暖かくしますが、暑くなるとアンダーコートの量が減って体を涼しくします。

このようにダブルコートの犬種は季節に合わせて毛の量を調節して、気温の変化に適応しています。

四季がはっきりしている日本に古くから住んでいる柴犬は、このダブルコートの被毛によって季節の変化にある程度対応できるようになっていますが、その代償に換毛期に入ると大量に抜け毛が増えてしまいます。

どれくらいの時期に増える?

Fotolia 205533171 xs

柴犬は換毛期に入るととても抜け毛が増えてしまいます。換毛期は1年に2回あり、秋から冬、春から夏にかけて抜け毛の量が多くなります。

換毛期は1年に2回

柴犬は春から夏、秋から冬にかけてのタイミングで毛が生え変わります。住んでいる地域によっても若干異なりますが、日本ではだいたい4〜7月、9月〜12月の時期が換毛期となっています。

柴犬は2月頃になると徐々に夏の毛に生え変わるために抜け始め、4〜7月になると大量に抜け毛が増えていきます。
そして9〜12月にかけて夏毛が抜けて冬毛に生え変わるため、基本的に1年のほとんどの時期で抜け毛が出てしまいます。

抜け毛は春から夏にかけて特に増える

1年のほとんどの時期で抜け毛が出る柴犬ですが、特に春から夏にかけての時期は抜け毛が多くなってしまいます。
この時期は冬の寒さに耐えるために生やしたアンダーコートが大量に抜けてしまうため、1年の中でもっとも柴犬の毛が多く抜ける時期となります。

どんな対策をすればいい?

Fotolia 203901252 xs

柴犬の抜け毛は放置するとダニやノミが繁殖する原因になったり、大量に出た抜け毛が被毛に絡まることで皮膚が蒸れやすくなってしまいます。

皮膚が蒸れると皮膚病を引き起こす原因となるため、きちんと対策をとる必要があります。

抜け毛対策にはブラッシング

柴犬のようなダブルコートの犬種は、ブラッシングによる抜け毛対策が必要となります。抜け毛が体に付いたままになると毛玉ができてしまったり、皮膚病を引き起こす原因となってしまいます。

柴犬は被毛が短い犬種なので、普段はそれほどこまめにブラッシングをする必要はありませんが、換毛期に入ったらなるべく毎日ブラッシングをしてあげてください。

コームやラバーブラシ、スリッカーブラシなどを用意して頭や体、お腹、足などやり忘れがないように全体的にブラッシングをかけて抜け毛を取り除いてあげましょう。

柴犬のブラッシングについては次の記事を参考にしてください。

柴犬のブラッシングは毎日必要?やり方や嫌がる場合の方法について|HANEY [ハニー]
犬は定期的にブラッシングによって被毛を手入れしてあげる必要があります。ブラッシングの頻度は犬種によって異なるため、犬によってはそれほどこまめにする必要がない場合もありますが、抜け毛が多い犬や被毛が長い犬種などは毎日手入れをしてあげた方が良いと言われています。柴犬にはブラッシングを毎日してあげる必要があるのでしょうか?ここでは柴犬のブラッシングの頻度ややり方、嫌がる場合の対処法などをご紹介します。

シャンプーで洗い流す

シャンプーで体を洗い流すことも抜け毛対策に効果的です。シャンプーで綺麗に洗って、体に付いている抜け毛を洗い流しましょう。
ただし、シャンプーのやりすぎはフケや皮膚炎の原因となってしまうので注意が必要です。

そのため、柴犬を飼う場合、普段はシャンプーの回数を月1回ほどにとどめておき、抜け毛が増える春から夏にかけての時期は月2回に増やすなど必要に応じて回数を調整しましょう。

柴犬のシャンプーについては次の記事を参考にしてください。

柴犬のシャンプーはいつから行う?頻度や嫌がるときの対処法について|HANEY [ハニー]
柴犬は被毛が短い犬種なので、被毛の長い犬種に比べると汚れが溜まりにくくなっています。しかし、何ヶ月もシャンプーをしていないと臭いが出たり、皮膚が不衛生な状態となるので適度にシャンプーを行う必要があります。それでは柴犬にはいつから、どのくらいの頻度でシャンプーを行えばよいのでしょうか?ここでは、柴犬のシャンプーの頻度や嫌がるときの対処法などについて見ていきましょう。

掃除機やコロコロで部屋を綺麗にする

部屋の中やクレートの中が抜け毛でいっぱいになっていると、柴犬の体に抜け毛が付いてしまったり、ダニやノミが繁殖する原因となってしまいます。そのため、家の中で抜け落ちた毛はこまめに掃除しましょう。

カーペットやシーツの上など見えない場所にも大量に毛が落ちている場合もあるので、掃除機やコロコロを使って綺麗にしておきましょう。

ポイント

柴犬は被毛が短いですが、比較的抜け毛が多い犬種です。1年を通してよく毛が抜け落ちるので、きちんと対策をとって清潔な状態を維持する必要があります。春から夏にかけての換毛期は特に抜け毛が増えるので、ノミやダニが繁殖したり、皮膚病になってしまわないようにブラッシングやシャンプー、部屋の掃除などできちんと対策しましょう。