柴犬のしっぽには種類がある?巻き方や巻かない理由について

柴犬といえばくるんと巻いたしっぽをイメージする人が多いのではないでしょうか。しかし、なかにはしっぽが巻かれていない子もいます。柴犬のしっぽにはいろいろ種類があるため、犬によって巻き方が違ったり、なかには巻かないタイプの尻尾もあります。ここでは柴犬のいろいろなしっぽの種類や巻き方、巻かないタイプの種類などをご紹介いたします。

目次

柴犬のしっぽについて

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柴犬のくるんと巻いたしっぽは巻き尾という名前で呼ばれています。巻き尾は柴犬を始め、多くの日本犬によく見られるしっぽの種類となりますが、中にはしっぽが巻いていない柴犬もいます。

柴犬の巻き尾

巻き尾とは、お尻の上でくるんと巻いたタイプのしっぽのことをいいます。なぜこのような形になったのかというと、オオカミが犬へ進化する過程でしっぽの筋力が低下したことが原因だとされています。

犬の起源については諸説ありますが、オオカミを家畜化することで犬が誕生したと言われており、オオカミのしっぽはまっすぐになっていますが、家畜化して筋肉が弱くなったことで巻き尾となりました。

同じように、イノシシを家畜化して生まれた豚もしっぽをくるんと巻いています。

巻かないしっぽについて

柴犬には巻き尾の他に「差し尾」という巻かない種類のしっぽがあります。巻き尾はお尻の方に持ち上がったしっぽがくるんと巻いていますが、差し尾はしっぽが巻いておらず鎌のような形になっています。

柴犬のしっぽの種類は主に巻き尾と差し尾に分かれていますが、これらの形は犬によって若干異なります。

巻き方にも種類がある?

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お尻のあたりでしっぽがくるんと巻かれている巻き尾にはいろいろな種類があります。そのため、しっぽの巻き具合や形が柴犬によってそれぞれ異なります。

右巻きと左巻き

柴犬の巻き尾にはしっぽを右に巻いている子もいれば、左に巻いている子もいます。
そのため、お尻から持ち上がったしっぽが腰のあたりで体の右側に巻いているものを右巻き、体の左側に巻いているものを左巻きというふうに呼ばれています。

二重巻き

二重巻きとは、通常の右巻きと左巻きよりもしっぽが半分ほど多く巻かれているタイプのことをいいます。

通常の右巻きや左巻きと同じようにお尻から持ち上がったしっぽが腰のあたりでくるんと丸くなっていますが、しっぽの先がさらに丸まっているため、二重巻きと呼ばれています。

この種類も左右どちらに巻いているかによって右二重巻、左二重巻に分かれています。

車巻き

車巻きとは、まっすぐ腰の上で巻かれているしっぽのことをいいます。通常、右巻き、左巻きや二重巻きの場合は巻かれたしっぽが左右どちらかに傾きますが、車巻きはまっすぐに腰の上で巻かれています。

比較的珍しい種類の形で、愛犬家の間では左右対称になっているこの種類のしっぽはもっとも美しい形だと言われています。

半巻き

半巻きとは、しっぽがくるんと一周していない種類のことで、腰の上に半分だけ巻かれたしっぽが乗っている状態となります。

巻かない尻尾について

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巻かないタイプの尻尾である差し尾にもいくつかの種類があります。そのため、差し尾も巻き尾と同様に柴犬によって形が異なります。

差し尾

差し尾は巻いていない種類の尻尾のことで、お尻から持ち上がった尻尾が腰に向かって反り返ったような形になっています。

犬の尻尾には鎌尾という種類がありますが、柴犬の差し尾はこの形とよく似ており、鎌のように半円を描いた形をしています。

半差し尾

差し尾よりもよりも腰への反りが大きくなっている尻尾を、半差し尾と呼ぶことがあります。
この種類はちょうど巻き尾と差し尾の中間くらいの形をしており、巻き尾のように一周巻いているわけではありませんが、通常の差し尾よりも巻きが強くなっています。

太刀尾

太刀尾とは、尻尾が巻かれていおらず、まっすぐと上に伸びている種類のことをいいます。お尻から持ち上がったしっぽが刀のようにまっすぐ伸びていることからこの名前で呼ばれています。

柴犬にはいくつかの種類がありますが、山陰柴犬という山陰地方で古くから根付いている柴犬に多く見られると言われています。

薙刀尾

薙刀尾も太刀尾と同じように尻尾がまっすぐに伸びた形をしており、先が薙刀のように軽くカーブした状態となっています。
この種類も山陰柴犬という種類の柴犬に多く見られる特徴となっています。

山陰柴犬については次の記事を参考にしてください。

ポイント

このように柴犬の尻尾には様々な種類があります。尻尾の種類は大きく分けると巻き尾と差し尾の2つとなりますが、その中でも巻き具合や形によっていろいろな名前が付けられています。巻き尾の中では車巻きが比較的珍しく、左右対称なその形は美しいと評価されています。

差し尾の中では太刀尾、薙刀尾などの種類は珍しいとされており、山陰柴犬など現在ではほとんど見かけることができない柴犬に多く見られる種類となっています。