柴犬のしっぽが下がるのはなぜ?意味や原因について

柴犬は普段しっぽを腰の上で巻いている子が多いですが、なぜかときどきしっぽが下に垂れ下がることがあります。これにはどのような意味があるのでしょうか?犬のしっぽはその時の感情や気分で変化することがありますが、常に垂れ下がっているような場合は何らかの病気や怪我が原因となる場合もあるので注意しなければなりません。ここではなぜ柴犬のしっぽが下がるのか、その意味や原因などについてご紹介いたします。

目次

柴犬のしっぽについて

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柴犬のしっぽは「巻き尾」といって、お尻の上でくるんと巻いていることが多いですが、その時の気持ちによってしっぽの形が変化することがあります。

普段は巻いている子が多い

柴犬を始め、日本犬の多くは巻き尾といってしっぽがくるんと巻いている子が多くなっています。
これはオオカミが家畜化されて犬となった過程でしっぽの筋力が弱くなり、くるんと巻いた巻き尾になったという説があります。

柴犬によってもしっぽの形は異なるため、同じ巻尾でも左巻きや右巻き、半分しか巻かれていない半巻きなどがあり、中には巻いていない柴犬もいます。

柴犬のしっぽの巻き方については次の記事を参考にしてください。

柴犬のしっぽには種類がある?巻き方や巻かない理由について|HANEY [ハニー]
柴犬といえばくるんと巻いたしっぽをイメージする人が多いのではないでしょうか。しかし、なかにはしっぽが巻かれていない子もいます。柴犬のしっぽにはいろいろ種類があるため、犬によって巻き方が違ったり、なかには巻かないタイプの尻尾もあります。ここでは柴犬のいろいろなしっぽの種類や巻き方、巻かないタイプの種類などをご紹介いたします。

気持ちによってしっぽが変化する

普段はお尻の上に巻いたしっぽを乗せていることが多い柴犬ですが、その時の気持ちによってしっぽの形が変化します。
時にはしっぽがまっすぐ垂れ下がり、後ろ足の間に挟み込むこともあります。

尻尾が下がる意味は?

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柴犬の、お尻の上で丸めている尻尾がときどき垂れ下がることがあります。これは不安を感じていたり、怖がっているときに多く見られます。

不安を感じている

犬は不安を感じるとしっぽが垂れ下がることがあります。そのため、柴犬も何らかの不安を感じると普段はお尻の上で丸めているしっぽが下がります。

主に病院やお風呂へ連れて行こうとした時や、飼い主さんに叱られた時、見知らぬ人や犬を怖がっている時などに多く見られます。
この時、不安が大きいほどしっぽの位置が後ろ足の方へと傾く傾向があります。

怖がっている

犬は強い恐怖を感じると垂れ下がったしっぽを後ろ足で挟み込むようになります。そのため、柴犬も何かに怯えていると丸めたしっぽが垂れ下がるだけでなく、まっすぐ下に降ろして後ろ足で挟み込むような仕草を見せます。

犬には肛門の近くに自分特有のにおいがする腺が備わっています。これはマーキングをして縄張りを知らせる時などに利用していますが、怖がっている時はなるべく自分のにおいを消そうとするため、お尻の間に垂れ下がったしっぽを挟み込むようになります。

こうした仕草は主に、雷や花火の音などに怖がっている時や、飼い主さんの不在で強い不安を感じている時、自分よりも強い相手に負けを認めて服従している時などに見られます。

下がったままになっている場合

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柴犬は不安や恐怖を感じているとしっぽが下がることがありますが、常にしっぽが下がったままになっている場合は何らかの病気や怪我が原因となっている可能性があります。

痛みが原因となっている

犬の尻尾は体調が悪い時や何処かに痛みを感じている時にも垂れ下がることがあります。これは尻尾そのものに痛みが出ている時だけでなく、体のどこかが痛かったり、体調に異変があると尻尾を下げるようになります。

犬は痛みを我慢する傾向があるため、症状を隠そうとしますが、どこかに痛みがある場合はその場所をかばったり、触られないように逃げたり、威嚇することがあります。

同じように常に尻尾が下がっているという場合も、何らかの病気や怪我が原因となっている可能性が高いので、体をチェックしたり、病院で検査を受けさせる必要があります。

原因となる病気や怪我について

痛みによって尻尾が下がる原因は様々です。尻尾付近の怪我や病気以外にも、体のどこかに痛みが出ていると下がる場合があります。
もしも尻尾の周りを触った時に逃げたり痛がるそぶりを見せた場合は腰やお尻、尻尾に直接原因がある可能性が高くなります。

尻尾が垂れ下がる原因として考えられるのは、尻尾の外傷や骨折、椎間板ヘルニア、肛門のう炎、尿路結石症などがあります。
他にも何らかの病気や中毒、誤飲などのいろいろな原因が考えられるので、尻尾が常に垂れ下がっている場合は他の症状を見てすぐに病院へ連れて行くようにしましょう。

年齢によるもの

年齢を重ねて老犬になると筋力が低下します。そうなると足腰が弱り、腰が下がったり、しっぽに力が入らずに垂れ下がった状態になることがあります。

人間も歳をとると腰が曲がったままになることがあるのと同じように、柴犬も歳をとるとしっぽが下がる場合があるので、無理をさせない程度に散歩へ連れて行ったり、マッサージをしてあげるなどしていたわってあげましょう。

ポイント

柴犬のしっぽが垂れ下がるのには、このようにいくつかの理由があります。多くの場合は何かに怖がっていたり、不安を感じているときに見られます。そのため、雷や花火、よその人や犬、飼い主さんの不在やしつけなどが原因となりますが、これらにかかわらず常にしっぽが下がっているような場合は注意しましょう。

外傷や骨の異常、何らかの病気があると体に痛みが出るため、常にしっぽが下がったままになるので、すぐに病院へ連れて行って検査を受けさせるようにしましょう。