柴犬は室内飼いができる?室外との違いやメリットについて

最近では室内で犬を飼う家庭が増えていますが、柴犬は室内で飼うことができるのでしょうか?一昔前までは室外で飼われていることが多かった柴犬ですが、最近では犬を室内で飼う人が増えているため、柴犬も小型の愛玩犬と同じように室内で飼われることが増えています。その背景には日本の気温の変化や、ペットとの関係や価値観の変化が関係しています。ここでは柴犬の室内飼いと室外飼いのメリットやデメリットなどをご紹介します。

目次

柴犬の室内飼いについて

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柴犬はかつて番犬として室外で飼われていました。しかし、現在では柴犬をペットとして飼っている人が増えているため、室内で飼われる犬が増えています。

かつては室外で飼われていた

柴犬はかつて室外で飼うことが当たり前とされていました。柴犬は飼い主さんにはとても忠実ですが、独立心が強いため知らない人にはすぐには懐かない傾向があります。

警戒心が強く縄張り意識を持っている子が多いので、かつては番犬として室外で飼われていることが多かったそうです。

犬種によっては日本の環境では室外で飼うことが難しい犬もいますが、日本古来の犬種である柴犬は、日本の四季にも対応できるように季節に応じて毛が生え変わるようになっているので、室外で飼うことにも向いている犬種と言えるでしょう。

室内で飼う人も多くなっている

かつては室外で飼われていることが多かった柴犬ですが、小型犬人気が高まり、室内で犬を飼うことが当たり前になってきている現代では柴犬を室内で飼う人も多くなっています。

柴犬も他の犬と同様に、きちんとしつけを行えば室内でも問題なく飼うことができます。

メリットやデメリットについて

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室内飼いと室外飼いにはそれぞれメリットとデメリットがあります。室内飼いのメリットは室外で飼うことのデメリットでもあるので、室内飼いのメリットとデメリットをしっかりと理解しておきましょう。

病気や怪我に気付きやすい

室内で飼われている犬は病気や怪我をしたときに飼い主さんが気付きやすいため、すぐに治療を行うことができます。
柴犬に限った話ではありませんが、犬は高齢になるほど病気のリスクが高くなっていきます。

犬は体調が悪いことを隠す習性があるため、室外で飼っている場合は異変に気付くことが難しい場合があります。
中には発見が遅れることで重症化してしまう病気もあるので、室内で普段から飼い主さんと長い時間を過ごしている犬の方が長生きしやすい傾向があるそうです。

夏の暑さやノミやダニを防ぐことができる

2000年以降、気温が35度を超える猛暑日の割合が増えています。日本の四季に対応し、夏の暑さにも順応してきた柴犬でも35度を超える暑さは非常に危険です。

室外で飼う場合は日よけを用意し、冷却マットやアルミプレートなど少しでも涼しくなるような工夫が必要となるため、住んでいる地域によっては柴犬でも室内飼いの方が安全だと思われます。

また、室外で飼っている場合はノミやダニなどの寄生虫がつきやすくなるため、注意する必要があります。

きちんとしつけを行う必要がある

室内で柴犬を飼う場合はきちんとしつけを行う必要があります。室内ではあちこちでトイレをされてしまっては困るので、まず決まった場所にトイレをするようにするトイレのしつけは必ず覚えさせなければなりません。

また、柴犬の中には気性が荒く、飼い主さんがきちんとしつけを行っていないと大きな声で吠えたり攻撃的になって問題行動を起こしてしまう子も多いので、室内で飼う場合は特に運動不足やストレスに気を配ったり、しつけを行うことで正しい上下関係を築く必要があります。

柴犬は抜け毛が多い

柴犬は日本の四季に対応するために、夏と冬で毛が生え変わるようになっています。そのため、毛が生え変わる換毛期になると抜け毛が非常に多くなります。

春から夏にかけて夏毛に生え変わり、秋から冬にかけては冬毛に生え変わるようになっているため、一年を通して抜け毛が出るので、室内で飼う場合はこまめに掃除を行う必要があります。

室外で飼うときの注意点

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室外で飼う場合は室内で飼うときよりも注意しなければいけないことがたくさんあるので、注意点をしっかり理解した上で飼育するようにしましょう。

いつから室外で飼うことができる?

柴犬は予防接種を終え、生後4〜5ヶ月くらいになると室外で飼うことができるようになります。
最初のうちは寂しくて鳴き声を上げることも多いので、うるさくなってしまう場合は無視をして、静かになったら褒めておやつを与える、一緒に遊ぶ、などを繰り返しましょう。

犬を室外で飼う場合はなるべく早いタイミングで行った方が良いと言われています。
そのため、大きくなったりシニア期に入ってから室外に切り替えるということがないようにしましょう。

環境を整えよう

室外で飼う場合は犬が寝るハウスなどを設置し、夏の暑さや冬の寒さをしのぐための対策が必要となります。
柴犬は比較的暑さにも強い犬種となりますが、35度を超える猛暑日や夏の日差しにさらされてしまうと熱中症になる可能性があります。

最近では猛暑日が増えているため、室外で飼われている犬には非常に厳しい環境となっているので、こまめに水を補充し、日陰を作ってあげたり、犬が体を冷やすことのできる場所を用意してあげましょう。

社会化を徹底しよう

室内で飼う場合は、問題行動やトラブルを減らすためにトイレのしつけを覚えさせたり、飼い主さんとの上下関係を理解させるためのしつけをきちんと行う必要がありますが、室外で飼っている場合もしつけを行わなくて良いというわけではありません。

室外で飼われている犬は人と接する時間が短くなっていることが多いので、きちんと社会化を行っていないとよその人に対して攻撃的な行動をとるようになってしまいます。

番犬として飼う場合は問題ありませんが、犬をどこかに連れて行ったり、犬同士や子供と遊ばせたいという場合は室外で飼う場合でもきちんとしつけを行う必要があります。

ポイント

柴犬は室内、室外、どちらでも飼うことができます。基本的に独立心の強い子が多いので室外で飼うのに向いていますが、中には寂しがりやな性格の子もいます。室内飼いや室外飼いにはそれぞれメリットとデメリットがあるので、家の環境や柴犬の性格を見て室内で飼うかどうかを決めましょう。