文鳥を飼う時に巣は必要なの?入らない理由や対処法について

文鳥のような小鳥は自分で巣を作り、その中で卵を産んで雛を育てますが、ペットとして文鳥を飼う場合は基本的にケージの中で生活をさせることになります。そのためつぼ巣などをケージの中に入れることもありますが、文鳥によっては巣を用意しても入らないことがあるので飼い主さんによっては「巣はいらない」「必要ない」という意見が出ることもあります。ここでは文鳥のつぼ巣の必要性や入らない理由、対処法などをご紹介します。

目次

文鳥の巣について

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野生の文鳥は木の上などに巣を作ります。そのため、ケージの中にも巣のかわりとなるものを入れて飼育する飼い主さんがたくさんいます。

そもそも野生の文鳥の巣とケージに入れる巣はそれぞれどんなものなのでしょう?

野生の文鳥の巣

野生の文鳥はインドネシアやハワイなど、比較的暖かい気候の地域に生息しています。

野生に生息している文鳥は木の上などにツバメのように自分たちで巣を作り、その中で卵を産んだり、飛ぶことができない雛の世話を行います。

ケージの中に入れる巣について

野生の文鳥は自分たちで草や木を集めて巣を作りますが、ペットとして飼う場合は材料もないため、自分たちで巣を作ることができません。
そのため、飼い主さんによっては巣のかわりとなるものをケージの中に入れることがあります。

ケージの中に入れる巣には主に、つぼ状になっている「つぼ巣」、お皿のように底が浅くなっている「皿巣」、箱状や家型になっている「巣箱」などがあります。

ペットとして飼育する上でつぼ巣は必要なの?

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巣のかわりとなるつぼ巣などは、文鳥によっては全く入ろうとしないことがあります。
巣に入らずに止まり木やブランコの上で眠る子も多いため、飼い主さんによってはケージの中に入れないことも多いです。

果たして、文鳥のケージの中に巣は必要なのでしょうか?

巣を入れるメリット

文鳥は巣の中に入ると落ち着くため、ケージの中に巣を用意してあげることでゆっくりと休むことができると言われています。
特に冬場はつぼ巣の中に入っている方が暖かいので、寒さに弱い文鳥は巣の中を好む場合があります。

巣を用意していない場合、文鳥は止まり木やブランコなどに止まって眠ることが多いですが、歳を取ることで足が弱くなるので、巣を用意した方が安心して休ませることができます。

また、文鳥に卵を産ませて繁殖させたい場合は巣を用意した方が良いと言われています。

必ずしも必要ではない

文鳥によっては巣を用意しても入ろうとしないことがあります。そのため、文鳥にとって巣は必ずしも必要というわけではありません。
また、巣を用意することで卵を産みやすくなる、運動不足になりやすくなる、掃除が面倒になる、などのデメリットがあるとも言われています。

オスの文鳥がいない場合でも、巣の中に入るとメスの文鳥は卵を産みやすくなると言われており、卵を産むと体への負担が大きくなってしまいます。

他にも、巣の中からあまり出なくなることで運動不足になったり、巣の中で糞をしてしまうため掃除が大変になってしまうので、メリットとデメリットを考えた上で巣を入れるかどうか判断しましょう。

入ろうとしない理由は?

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文鳥によっては巣を入れても怖がって入ろうとしないことがあります。そのため、巣を用意する場合は雛の時期に少しずつ慣れさせておきましょう。

巣に慣れていない

文鳥は警戒心が強い動物です。そのため、巣に慣れていない場合は怖がってしまうことがあります。
特に成鳥になってから巣を入れるとなかなか慣れないため、ストレスの原因となる場合があるので注意しましょう。

巣に慣れさせよう

巣を用意する場合は、雛の時期から少しずつ慣れさせておくことが大切です。
巣に慣れていない場合は、そもそも中に入るということが分からない場合もあるので、怖がっていなければそっと巣の中に入れて慣れさせます。

また、怖がっている場合や、成鳥になってから慣れさせる場合は一週間くらいケージの外に置いて文鳥に巣を見せてあげましょう。
その後、放鳥をする際に少しずつ巣に慣れさせていきます。

ポイント

上記でご紹介した通り、巣にはメリットとデメリットがあります。巣があると歳をとってからも安心で、文鳥もゆっくりと体を休めることができるような気がします。しかし、巣がないからといって安心して休めなくなったり、冬に体調を崩すということはなく、反対に卵を産みやすくなったり、巣の中が糞で汚れるなどのデメリットもあります。

繁殖の予定がない場合は必ずしも必要というわけではないので、巣を用意するかどうかは飼い主さんの判断となってしまいます。