文鳥って野生にいるの?日本での生息地や寿命、エサについて

文鳥といえば日本ではインコなどと並んでペットとしての人気が高い小鳥となっていますが、日本にも野生の文鳥は生息しているのでしょうか?日本ではスズメやハト、カラス、ツバメなどは街中でも見かけることがありますが、野生の文鳥はあまり見たことはありません。また、野生の文鳥はどのようなエサを食べどのような生活をしているのでしょうか?ここでは野生の文鳥の生息地や寿命、エサなどを簡単にご紹介します。

目次

文鳥は日本にも生息している?

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文鳥はもともとインドネシア原産の鳥です。そのため、日本ではペットとして広く飼われていますが、日本原産の野生の文鳥は生息していません。

文鳥はインドネシアの鳥

野生の文鳥はもともとインドネシア原産の鳥で、バリ島やジャワ島などに生息していました。
その後、ペット用や観賞用として日本を含む様々な国に輸出されるようになります。

日本へは17世紀〜18世紀頃に来たと言われており、18世紀後半には国内での繁殖が行われるようになります。
そのため、日本には野生の文鳥は生息していませんが、繁殖自体は古くから行われていました。

日本には定着しなかった

文鳥は日本以外にもいろいろな国へと輸出されました。輸出された国の中には文鳥が野生化して定着するようになった国もたくさんありますが、日本で定着することはありませんでした。

19世紀には文鳥がブームとなり、その後、東京や大阪、兵庫、福岡などでは野生の文鳥が目撃されたこともありましたが、寒さに弱い文鳥は日本の冬に耐えられなかったため自然と姿を消したと言われています。

野生の文鳥はハワイにいる?

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実は野生の文鳥はハワイにも定着しています。南国生まれで暖かい気候を好む文鳥にとって、ハワイは住みやすい環境だったのだと考えられます。

ハワイのホノルルに生息している

野生の文鳥はハワイのオアフ島にあるホノルルに行くと見ることができるそうです。

主にホノルルにあるアラ・モアナという大規模なショッピングモールがある地域に生息しており、アラモアナビーチパークやマジック・アイランドという場所に行くとたくさんの野生の文鳥の姿を見ることができます。

ハワイでの生息地について詳しくは次の記事を参考にしてください。

ハワイに文鳥はいるの?野生の生息地「アラモアナ」について|HANEY [ハニー]
ハワイといえば日本からも毎年たくさんの人が旅行に訪れている人気の観光地となっています。自然豊かな場所がたくさん残っているハワイにはいろいろな野生の鳥たちが住んでいますが、その中でもホノルルのアラモアナという地域には、日本でペットとしても広く飼われている文鳥がたくさん住んでいると言われています。ここではハワイに生息している野生の文鳥についてやアラモアナでの生息場所などをご紹介します。

ハワイ以外での生息地

ハワイや原産国であるインドネシア以外ではメキシコ、フィリピン、マレーシア、フィジー、スリランカ、ブルネイなどでも野生化した文鳥を見かけることができるそうです。南国生まれの鳥ということもあって気候が温暖な地域に根付いています。

一方で原産国であるジャワ島ではペット用に捕獲されたり、農作物を荒らす害鳥として駆除されたことで現在は数が減っており、絶滅が危惧されています。

寿命やエサについて

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野生の文鳥は主に、木の上などに巣を作って卵を産んだり雛を育てています。エサは種子類が中心で、寿命は住んでいる地域によって異なると思われます。

野生の文鳥のエサについて

文鳥はペットとして飼われているときと同じように、シードに含まれているような種子類や穀物を好んで食べます。
そのため、農作物があると文鳥が食べてしまうため、一部の国では駆除対象になっています。

また、野生の文鳥は種子類以外にも木の実や小型の昆虫などを食べて暮らしています。

寿命はどれくらい?

寿命は7~8年くらいだと言われています。ただし、野生の文鳥の場合は生息している地域によっても異なる可能性があります。

例えばスズメを例に挙げると、人間によって飼育された場合は10年近く生きますが、野生での平均寿命は3年と言われています。
これは主に、外敵の数が多いことが原因となっています。

そのため、文鳥も猫やモズ、カラスなどがたくさんいる地域の場合、捕食される可能性があるため、平均寿命は飼育下よりもさらに短くなると思われます。

ポイント

野生の文鳥は本来インドネシア原産の鳥なので、日本には生息していません。ただし、古くから日本に輸出され繁殖が行われてきました。

同じように輸出された国の中には野生化した文鳥が定着しているところもありますが、ハワイのような南国と違って日本は冬になると気温が低くなってしまうため、定着することはありませんでした。

基本的に種子類や穀物を好んで食べるため、農作物に被害を与える害鳥として駆除されており、原産国のジャワ島では数が激減してしまい絶滅が危惧されています。