文鳥のくちばしの色が変?紫や白い場合は病気が原因の可能性も

文鳥のくちばしの色がいつもと違うということはありませんか?くちばしの色が薄くなっていたり、白い線が入っている場合や紫色をしているときは、体調不良や何らかの病気が原因となっているかもしれません。文鳥には体調が悪くてもそれを隠そうとする習性があるので、元気そうに見えても注意が必要な場合があります。ここでは健康な文鳥のくちばしの色や、紫色や白い色になる原因などをご紹介します。

目次

文鳥のくちばしの色について

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文鳥は通常、赤色やピンク色のくちばしをしています。しかし、雛の時期は大人の文鳥と違って黒ずんだ色をしており、成長することで徐々に色が変化していきます。

赤やピンク色をしている

種類や個体差によって若干違いがありますが、基本的に大人の文鳥は赤やピンク色のくちばしをしています。
一般的にメスよりもオスの方が赤色が濃い傾向にあり、くちばしの形も太くアーチ状になっています。

雛のくちばし

文鳥のくちばしは初めから赤い色をしているわけではありません。雛の時期はまだ色が薄く黒っぽい色をしています。
主にノーマル文鳥や桜文鳥の雛は黒色、白文鳥やシルバー文鳥の雛は薄ピンク色のくちばしとなっています。

雛換羽がはじまる生後2〜3ヶ月頃から徐々にくちばしの色も変化しはじめ、やがて赤色やピンク色になります。

くちばしが紫や白い場合

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文鳥のくちばしは赤色やピンク色をしていますが、体調に変化が起きると紫色になったり、白い点や線が入ることがあります。

色が薄くなったり白い線が入る

文鳥は寒いときや栄養のバランスが悪いときに、くちばしの色が薄くなったり、ところどころに白い点や線が入ることがあります。
文鳥は寒さに弱い動物なので、冬場などの気温が低いときにきちんと保温ができていないと、くちばしが白くなります。

また、食べ物の好き嫌いをすることが多いので、バランスの良い食事が摂れていないと、栄養が不足してくちばしの色が薄くなることがあります。

特に換羽期に入ると栄養が不足して白っぽい色になってしまうことが多いので、換羽の時期は少しカロリーを多く摂取させてあげるよう注意しましょう。

赤紫や青紫に変色している場合

文鳥は栄養障害を引き起こしていたり、何らかの病気を発症していると、くちばしの色が赤紫や青紫に変色することがあります。

私たち人間のくちびるの色が紫色になるのと同じで、文鳥のくちばしが赤紫や青紫に変色している場合は、貧血や血行障害を引き起こしている可能性があります。

そのため、文鳥が元気に見える場合でもすぐに動物病院で検査を受けさせるようにしてください。

原因になるのはどんな病気?

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文鳥のくちばしが赤色やピンク色ではなく、白や紫色、黒っぽい色に変色している場合は、次のような病気を発症している可能性があります。

ワクモ

ワクモとはダニの一種で、文鳥に寄生して血を吸うことで強いかゆみや皮膚炎などを引き起こします。

ワクモに寄生されるとかゆみから夜に騒いだり、くちばしやアイリングの色が白っぽくなるなどの症状が見られ、悪化すると貧血を起こすこともあります。主に、梅雨の時期に感染することが多くなっているので生活環境を清潔に保つよう注意しましょう。

肝臓障害

肝臓障害を引き起こしていると、くちばしや足の色が紫色に変色することがあります。
細菌感染が原因で発症することが多く、重症化するまでほとんど症状が出ないため気付いたときには重症化していることの多い危険な病気です。

換羽が起こらない場合やお腹が膨らんでいる場合は、肝臓障害を引き起こしている可能性があるので注意しましょう。

呼吸器疾患

呼吸器系の病気を発症して酸素が不足してしまうと、くちばしの色が青紫色になることがあります。

また、腫瘍などが原因で呼吸器が圧迫されることなどでも同じように呼吸が苦しくなり、色が変色することがあります。
口を開けたまま苦しそうに呼吸している場合は非常に危険な状態なので、すぐに病院へ連れて行きましょう。

ポイント

文鳥のくちばしの色は本来、赤色やピンク色をしていますが、栄養状態が悪かったり、寒さを感じていると白い点や線が入ったり、全体的に色が薄くなります。さらに栄養状態が悪く貧血になっていたり、何らかの病気によって呼吸がスムーズにできていないと青紫色に変色してしまいます。

換羽が原因で一時的に白くなるだけであれば問題はありませんが、青紫色や黒っぽい色になっている場合は重篤な病気の可能性があるので、すぐに鳥類専門の病院で診てもらいましょう。