文鳥が下痢を発症する原因は?薬や治療法について

文鳥は消化不良を起こしたり、病気を発症すると下痢をしてしまうことがあります。糞は健康状態を知るうえで重要なバロメーターとなるため、しっかり確認しておきましょう。文鳥が元気な様子を見せていても、下痢をしていたり、水っぽい糞が白くなっている場合は注意が必要な場合があります。ここでは、文鳥の下痢の原因や治療法、薬についてご紹介します。

目次

文鳥の下痢について

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文鳥の糞は、青菜などの野菜を食べた場合は薄緑色、穀物を食べた場合は茶色など、食べたものによって色が異なります。

糞は白い尿酸に覆われているため、食べたものの色と白い尿酸が混じった状態で排出されますが、下痢をしている場合は水分が多くドロドロになっていたり、普段とは異なる色の糞が出ることがあります。

ドロドロの糞

正常な糞の場合は水分があまり含まれていませんが、私たち人間や犬、猫などと同じように文鳥も下痢をすると水っぽい糞が出るようになります。

水分が多く含まれていても糞の形がしっかりしている場合は軟便となりますが、下痢をすると形が崩れたドロドロの糞が排出されます。

白や赤など色の違う糞が出る

下痢をしていてもほとんどの場合は、食べてた餌の色が反映されますが、ときどき下痢をした状態で白や赤など普段とは違う色の糞が出ることもあります。

このような場合は、内蔵疾患などの病気を発症している可能性があるので注意しましょう。

下痢を発症する主な原因は?

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文鳥が下痢をする原因は様々ですが、主に餌に問題がある場合や寒さ、ストレス、発情や産卵、病気などが関係していると言われています。

餌や飲み水

文鳥の下痢には、餌や飲み水が原因となっている場合があります。主に水分が多く含まれた餌を食べ過ぎたり、古くなっている餌や水を飲むことで下痢をしてしまいます。

また、ボレー粉や塩土を食べ過ぎた場合でも下痢をすることがあり、特に病気が原因でない場合でも雛や老鳥は下痢をすることで弱ってしまう可能性があるので注意してください。

寒さ

文鳥は寒さに弱い鳥なので、人もお腹が冷えて下痢をすることがあるように、冬場にきちんと保温ができていないと下痢をしてしまうことがあります。

特に雛や老鳥は若鳥に比べて寒さに弱い傾向があるので、鳥かご内の温度に気を配りましょう。

ストレス

文鳥が過度なストレスを感じていると、下痢をしてしまうことがあります。文鳥は警戒心が強く、ストレスを感じやすい動物なので、鳥かごの置き場所や放鳥を行う時間などには注意してください。

発情や産卵

メスの文鳥は発情したり、産卵をすると下痢をするようになることがあります。

メスの文鳥は交尾をしていなくても発情すると卵を産んでしまうことがあり、産卵は体力を大きく消耗したり卵詰まりという病気を引き起こす原因となります。
そのため、繁殖の予定がない場合はできるだけ発情させないように気を付けましょう。

文鳥の卵詰まりについては次の記事を参考にしてください。

文鳥の卵詰まりの症状は?病院での治療や対処法について|HANEY [ハニー]
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病気

文鳥が下痢をしており、白や赤、黒色など普段とは糞の色が違う場合は、何らかの病気が原因となっている可能性があります。
主に内臓の疾患や寄生虫、異物誤飲による中毒などが原因となっていることが多いので、飼い主さんが普段からしっかり注意してあげましょう。

文鳥には不調を隠そうとする習性があるので、元気そうに見えていても糞の色がいつもと違う場合は病院で検査を受けさせるようにしてください。

どんな治療法や薬を使う?

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文鳥の下痢には、整腸効果のある飲み物やサプリメントなどが販売されています。

下痢に効果的な薬について

文鳥の下痢には、市販で販売されている整腸効果のある飲み物や鳥用の乳酸菌剤、サプリメントなどがありますが、下痢の原因が分かっていない場合、素人判断でこれらを使用すると危険な可能性があります。

ウイルスや細菌などの感染症の場合は抗生物質などの薬が必要となることもあるので、飼い主さんが独断で判断する前に、なるべく動物病院で検査を受けさせるようにしてください。

原因となっている病気の治療

病院で治療を行う場合は、下痢の原因となっている病気の検査が行われます。原因に合わせて寄生虫の駆除や抗生物質の投与、中毒症状を抑えるための解毒薬品などを投与して治療を行いますが、病気によっては切開手術が必要となることもあります。

重症化する前に治療をすることで回復を早めることができる場合もあるので、なるべく早く治療を受けさせるようにしてください。

ポイント

文鳥の糞は鳥かごの下に落ちてしまうことが多いので、下痢や色の変化に気付くのが遅れてしまう場合があります。

寒さや水分のとり過ぎなどが原因の場合は保温を行い、安静にしていれば下痢は自然と治ることもありますが、何らかの病気が原因となっている場合は治療が遅れると悪化してしまう可能性があります。

そのため、普段から文鳥の糞の状態を見ておき、下痢や色の変化などの異変が見られた場合はすぐに対処できるようにしておきましょう。