文鳥は巣作りをする動物なの?オスとメスの行動について

文鳥はツバメと同じように卵を産んだり、雛を育てるために巣作りをします。オスとメスがつがいになって繁殖行動をとるようになると身の回りから巣材を探して巣を作りはじめます。巣作りは野生の文鳥だけに見られる行動だと思われがちですが、実はペットとして鳥かごで飼っている文鳥も巣作りをします。ここでは、文鳥の巣作りの方法やオスメスの行動などについてご紹介します。

目次

文鳥の鳥かごの中でも巣作りするの?

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文鳥は繁殖する際に巣を作って卵を産みます。野生と鳥かごの中では巣を作る場所が違いますが、ペットとして飼っている文鳥も、つがいになると巣を作るようになります。

文鳥は巣を作る

文鳥はもともとインドネシアに住んでいる鳥です。日本に野生の文鳥は住んでいないため、野生の文鳥の巣を見かけることはありませんが、ツバメなどと同じように繁殖をする際は巣を作ります。

主に高い木の上などに巣を作ることが多く、枯れ草や藁などを集めて巣作りを行います。

鳥かごで飼っていても巣を作ろうとする

巣作りをするのは野生に住んでいる文鳥だけではありません。鳥かご内で飼っている場合でもメスに求愛したり、発情すると巣作りを始めることがあります。

主にオスの文鳥が紙などの軽いものをくわえて運んでいたり、飼い主さんの近くに持ってくる場合は巣作りを始めようとしている可能性があります。

オスとメスの行動の違い

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発情期に入った文鳥はオスメスで行動が異なります。主に巣作りはオスが行い、メスは卵を産む準備をします。

巣作りが繁殖への意識を高める

文鳥の求愛は、発情したオスがメスに対して求愛ダンスや歌を披露することから始まります。メスがオスの求愛行動に刺激されて発情することで2羽はつがいとなります。

つがいとなった文鳥は巣作りを行いながら交尾を繰り返しますが、このときオスは巣作りを行うことで繁殖への意識が強くなると言われています。

巣作りはオスが中心に行う

文鳥の巣作りは主にオスが中心となって行います。オスは身の回りにあるものから巣の材料となるものを探して巣作りを始めます。
そのため、ケージの底に敷いてある新聞紙をちぎって運んだり、放鳥の際に柔らかい紙などをくわえて運ぶようになります。

しかし、うまく巣材を運ぶことができないオスや、周りに材料が少ない場合などは巣作りを行おうとしないことがあります。
そんな場合でもつぼ巣や巣箱を入れておくとメスはその中で卵を産むので、粟玉などを食べさせて発情を促しましょう。

巣作りをさせるときの注意点や準備

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文鳥を繁殖させる場合は、つぼ巣や巣箱を用意してあげればその中で卵を産もうとします。
しかし、オスは巣作りをすることで繁殖への意識が強くなので、あらかじめ巣作り用の巣材を用意してあげると良いでしょう。

あらかじめ巣材を用意してあげる

文鳥は巣作りの際に適度な巣材がないと、身の回りにある様々なものをくわえて持って行こうとします。
そのため、巣作りを行っている場合は巣材となるものをあらかじめ入れてあげましょう。

巣材には市販で売られている巣草や牧草、畳のい草などが良いとされています。
文鳥には長いものを好む傾向があり、これらはハサミで切ることで切り口が鋭くなってしまうので、切らずに長いまま入れてあげましょう。

怪我に注意しよう

オスの文鳥は発情して巣作りを始めると、周りにあるものを何でも利用しようとします。

巣材を入れていないと鳥かご内にある新聞紙やペットシートをちぎったり、放鳥の際にいろいろなものを探して運ぼうとするので、汚れやすい紙や足に絡まる危険がある糸などは片付けておきましょう。

放鳥中は文鳥が巣材を探す際に怪我をしてしまうことも多いので、巣作りを行っているときは特に注意して守るようにしましょう。

ポイント

文鳥はペットとして飼っている場合でも発情すると巣作りを行う場合があります。巣作りをさせることでオスの発情を促すことができるため、繁殖を行う場合は巣材を入れてあげましょう。巣の材料が足りないと新聞紙をちぎったり、糸やゴムなどを見つけて運ぼうとしてしまいます。

汚れやすい紙は衛生上あまり良くなく、糸やゴムは足に絡まることで怪我をしてしまう恐れがあります。文鳥が必死に巣作りをしている様子はとても可愛らしいので、怪我をしないように見守ってあげましょう。