ハムスターの歯はカットする必要がある?切ることによる危険性について

ハムスターの歯はどんどんと伸び続けてしまうため、稀にカットが必要な場合があります。ただし、素人が判断してカットしてしまうと非常に危険です。そのため、歯をカットする場合は必ず獣医さの指示を受けてから切るようにしましょう。ここでは、ハムスターの歯のカットについてや、歯を切ることによる危険性やデメリットなどをご紹介します。

目次

ハムスターの歯について

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ハムスターの歯は私たち人間とは違って放っておくとどんどん伸びていきます。歯は生涯伸び続けるため、歯が伸び過ぎてしまうと餌を食べられなくなることもあります。

ハムスターは歯が伸びる

ハムスターなどのげっ歯類の歯は、人間のように生え変わることがありません。

歯が生え変わっているタイミングで天敵に襲われると反撃することができなくなってしまうため、生え変わらなくても良いように進化しました。そのため、ハムスターの歯は生え変わることがない代わりに、生涯伸び続けるようになっています。

伸びすぎると餌が食べられなくなる?

歯は常に伸び続けているため、稀に長くなり過ぎてしまうことがあります。歯が必要以上に伸び過ぎてしまうことを「過長歯(かちょうし)」といい、伸びた歯がハムスターに刺さったり、歯が伸び過ぎることで餌が食べられなくなってしまいます。

切ることにはどんな危険がある?

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ハムスターの歯は常に伸び続けているため、過長歯にならないように歯をカットする人がいますが、これは非常に危険な行為なので、絶対にしないようにしてください。

神経や歯茎を傷つけてしまう

歯を切ろうとすると、ハムスターは当然怖がって暴れてしまいます。そうなると誤って口の周りや歯茎を傷つけたり、切った衝撃で歯の神経を傷つけてしまう恐れがあります。

また、無理に切ろうとすることで強いストレスを与える原因となってしまうので、素人の判断で歯をカットしないようにしてください。

不正咬合の原因となることも

素人が歯を切ろうとすることで、噛み合わせが悪くなる不正咬合を引き起こしてしまう場合もあります。

通常、ハムスターの歯は左右で長さが均等になっていますが、素人が無理にカットすることで左右の長さがバラバラになると噛み合わせが悪くなり、餌を食べるときに支障が出るようになってしまう恐れがあります。

カットはどういうときに必要?

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ハムスターの歯は生涯伸び続けますが、餌を食べたり、硬いものをかじることで削れるようになっているため、本来歯を切る必要はありません。

歯のカットは獣医さんに過長歯と診断されたときのみに必要になるので、前歯の長さが気になる場合はまず病院で検査をしてもらいましょう。

固い餌やかじり木で過長歯を防ぐ

野生のハムスターは硬い餌を食べたり、硬いものをかじることで歯の長さを調節しています。
そのため、ペレットなどの硬い餌を主食として与えていれば歯が伸び過ぎることはほとんどありません。

かじり木を入れるのも効果的ですが、強く噛みすぎることでかえって不正咬合を引き起こしたり、前歯が片方だけ折れてしまう場合もあるので、ハムスターの様子を見て判断しましょう。

過長歯になったときはどうすればいい?

ペレットを与えていても稀に、不正咬合や老化によって噛み合わせが悪くなることで、歯が伸びすぎてしまう場合があります。

カットが必要になるのは獣医さんに過長歯と診断されてからとなるので、歯の長さが気になったときは独断で判断して切ったりせず、まず病院へ連れて行くようにしましょう。

ポイント

ハムスターの歯は生涯伸び続けますが、硬い餌を食べることで自然と削れるため、歯をカットする必要はありません。素人が判断して歯を切ると怪我をさせてしまったり、噛み合わせが悪くなって不正咬合を引き起こす恐れがあるので、絶対に切らないようにしてください。

前歯の長さが気になった場合は必ず動物病院へ連れて行き、獣医さんに切る必要があると診断された場合のみカットしましょう。