ハムスターとネズミの違いって何?意外な共通点がある?

みなさんはハムスターとネズミの違いを知っていますか?ネズミといえば病気などをたくさん持っている害獣なので、ペットとして飼われているハムスターとは全く違う動物のように思われていますが、2匹にはいくつかの共通点があります。ここでは、ハムスターとネズミの違いや、2匹の共通点などについて見ていきましょう。

目次

ネズミってどんな動物なの?

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ネズミはげっ歯目という種類に属している動物です。ネズミといえば民家にも入り込むことがあるドブネズミをイメージする人も多いと思われますが、実はたくさんの種類があります。

げっ歯類に分類されている動物

ネズミとは、げっ歯類のネズミ亜目という種類に属している哺乳類の総称です。

げっ歯類とは上下の門歯が常に伸び続けるという特徴を持っている動物のことで、ネズミ亜目以外にもリス亜目やヤマアラシ亜目などがあります。
哺乳類の中でもげっ歯類は特に種類が多く、1600種以上いると言われています。

ネズミの種類

ネズミと聞くと、街に住み着いているドブネズミなどがよく知られていますが、一般的に人のいる家や町などに住み着いているネズミのことをイエネズミといい、ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミの3つに分かれています。

反対に、野生に生息しているものをノネズミと呼び、ハタネズミ、アカネズミなどの種類があります。

ハムスターもネズミの一種?

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一般的にネズミというと、ドブネズミのようなネズミ亜目ネズミ亜科に含まれている動物を指すことが多いですが、広く分類するとハムスターもネズミの仲間ということになります。

同じげっ歯類でもあるので、2匹には共通した特徴がいくつかあります。

ネズミ亜目に含まれている

ドブネズミとして知られているイエネズミは、ネズミ亜目ネズミ亜科のクマネズミ属に分類されているのに対して、人気の高いゴールデンハムスターはネズミ亜目、キヌゲネズミ亜科ゴールデンハムスター属に、ジャンガリアンはヒメキヌゲネズミ属に分類されています。

どちらも同じネズミ亜目に分類されている動物なので、広く分類するとネズミの一種ということになります。

ハムスターとの共通点は?

ハムスターとネズミはどちらも同じげっ歯類なので、共通する特徴を持っています。

げっ歯類に属している動物は門歯が伸び続ける特徴があるため、ハムスターもネズミと同じように、常にものをかじらないと門歯が伸び続けるようになっています。そのため、生涯硬いものを噛み続ける必要があります。

2匹にはどんな違いがある?

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同じネズミ亜目に分類されている2匹ですが、ハムスターとネズミにはいくつかの違いがあります。

ハムスターには頬袋がある

ハムスターの頬には餌を溜めておくための頬袋が備わっています。一方、ネズミにはハムスターのような頬袋はないため、餌を口の中で溜め込むことはできません。

ハムスターの多くは餌が乏しい乾燥地帯に住んでいるため、溜め込んだ餌を巣穴に持ち帰る習性から、このような能力を得たのではないかと考えられています。

尻尾の長さが違う

ハムスターの尻尾はとても短いですが、ネズミには細くて長い尻尾が付いています。また、ハムスターの尻尾は毛に覆われていますが、ネズミの尻尾には毛がほとんど生えていません。

こうした長い尻尾は高い場所をよじ登る際に体のバランスを取るのに役立つと言われています。そのため、ハムスターには長い尻尾は生えていませんが、木に登ることが得意なチャイニーズハムスターにはネズミのように細くて長い尻尾が生えています。

ハムスターは単独で行動する

ネズミは群れを作って集団で行動しますが、ハムスターには縄張りを持つ習性があるため、それぞれが単独で行動します。
そのため、同じケージで飼うと縄張り意識から争ってしまう場合があります。

ただし、ロボロフスキーは野生でも10匹前後の群れで生活しているため、相性によっては同じケージで飼うことができます。

ポイント

ハムスターとネズミは同じげっ歯類でネズミ亜目の動物なので、大きく分類するとハムスターもネズミの一種となります。そのため、どちらにも門歯が伸び続けるという同じ特徴がありますが、住んでいる環境は違うため、頬袋の有無や尻尾の長さなど異なる特徴を持っています。