【シベリアン・ハスキー】まるでオオカミのような見た目をした犬の性格や特徴は??

まるでオオカミのような姿が印象的な「シベリアン・ハスキー」。古くから極寒の地で遊牧民と暮らしてたたくましい犬です。「犬ぞり」などでも活躍している「シベリアン・ハスキー」についてまとめました。

目次

基本データ

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・原産国 ロシア(シベリア)
・体重  オス♂20-27 kg メス♂16-23 kg
・体高  オス♀54-60 cm メス♀50-56 cm
・体格 体高より体長がやや長いバランスの取れた
    がっちりとした体格
・被毛 短毛のダブルコート、厚いアンダーコート
    を持つ
・運動量 非常に多い
・寿命12-14年(犬平均13年)
・平均価格10-25万円(性別、毛色、血統等による)

オオカミのような美しい犬

雪と森が似合うまるでオオカミのような美しい姿をした犬「シベリアン・ハスキー」。
一見怖そうに見えるため近づきにくいと思われがちですがじつは非常に社会性のある明るい犬です。
社会性のある特性から長い時間一人ぼっちにされてしまうと仲間に呼びかけようとまるでオオカミのように遠吠えをすることもあります。

シベリアン・ハスキーの目の色はブルーやブラウン、ヘーゼル(クリーンとブラウンの間の色) など種類が多く犬の中では比較的オッドアイが多いといわれています。
その瞳からとても綺麗で宝石のようだというファンも多い犬です。

「犬ぞり」レースで大活躍!

シベリアンハスキーは古くから「犬ぞり」の牽引で活躍しており北極圏に住みトナカイを追って遊牧しする”チュクチ族”にとって重要な存在でした。

アメリカのアラスカ州では653kmを走る「アラスカ賞金レース」が行われており1909年、このレースに初めてシベリアから”チュクチ族”のハスキー犬チームが参加することになりました。
この時のシベリアン・ハスキーに目をつけたレーサーが1910年のレースに向けてトレーニングを始めました。その結果、彼のチームは見事レースに優勝しシベリアンハスキーの圧倒的な強さを見せつけました。

かつては日本でもブームだった

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シベリアン・ハスキーは映画「南極物語」やマンガ「動物のお医者さん」に出演したことなどで80年代~90年代に日本で爆発的なブームとなりました。

しかし「犬ぞり」の牽引で活躍した犬ということもあり運動量がとても多く力も強い犬です。
当然運動不足になるとストレスがたまり問題行動が増えてしつけにくくなります。
こうした問題から「しつけにくい頭の悪い犬」とされてしまいブームが去ると多くのシベリアン・ハスキーが捨てられてしまいました。

バブル期の流れから安易な考えで飼ってしまった飼い主が増えたことも原因の一つということもあってTVドラマ化の際にはハスキー犬が安易に飼育できる犬でないというテロップが毎週流されたました。

ジフテリアの猛威から人を救ったことも!

1925年アラスカのノームという町に「ジフテリア」という病気がはやりました。
現在では予防接種が行われている病気ですが、当時はまだたくさんの人が死ぬこともある恐ろしい病気でした。
ノーム市にはジフテリアの症状を抑えるための血清が必要でしたがブリザードが吹き荒れ、飛行機では血清が届けられませんでした。そこで政府は「犬ぞり」で血清を運ぶことを決め、 シベリアン・ハスキーの「犬ぞり」チームがいくつか結成されました。
マイナス五十度にもなる厳しい寒さと激しい吹雪の中を二十の犬ぞりチームは五日間かけて走りワクチンは無事にノームに届けら数百人の命が救われたといわれています。
この活躍をたたえてアンカーを務めたシベリアン・ハスキー「バルト」の彫像がニューヨークのセントラルパークに立てられました。

極寒の地「シベリアの犬」

シベリアンハスキーの歴史は古く、数千年前にわたるといわれています。
ロシアの極寒の地「シベリア」に住んでいた犬が原産で先祖犬は”スピッツ”と同じではないかと考えられています。

シベリアン・ハスキーは北極に住むチュクチ族にとって欠かせない存在で「犬ぞり」や「狩猟犬」として活躍していました。
当時シベリアを訪れる冒険家や商人がイヌイットのことをハスキーとよんでいたことがシベリアンハスキーの名前の由来といわれています。
シベリアンハスキーはその優れた体力を活かして南極や北極探検にも貢献しました。

協調性があり人見知りしない性格

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その外見からクールなイメージを持たれがちですがとても陽気な性格をしています。
独立心旺盛ですが穏やかで飼い主や家族に対しては従順で人懐っこい犬です。

「犬ぞり」で活躍してきた犬ということもあって協調性があり子供や他の犬に対しても仲間意識が強いので多頭飼いにも向いています。
遊牧民であるチュクチ族と移動しながら暮らしていたため帰巣本能が必要なかったためか迷子になると家に帰れないといわれています。

愛情をもって育てよう!

シベリアン・ハスキーを飼う場合、
しっかりと愛情をもってコミュニケーションをとることが大切です。
コミュニケーションが不足して孤独を感じてしまうと脱走して自由を求めたり寂しさからほかの犬とコンタクトをとろうと遠吠えすることがあります。
毎日遊んだり声をかけてあげるなどしてあげましょう。

また運動量がとても多いため1日2回、1時間ほど散歩が必要となります。運動不足はストレスのもとになるため注意が必要です。
きちんとコミュニケーションをとって運動させることさえできれば従順で賢くしつけやすい犬になります。

白内障(はくないしょう)に気をつけよう!

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シベリアン・ハスキーは目の病気にかかることが多く中でも「白内障」にかかりやすいといわれています。極寒の地「シベリア」で生活していたため日本の紫外線や夏場の暑さなど環境の変化に身体が付いていけなくなることが原因といわれています。
白内障になると目が白く濁り視力が低下します。家の中で物によくぶつかるようになったり壁伝いを歩くようになった場合は注意しましょう。

そりを引くシベリアン・ハスキー!!

力を合わせてそりを引くシベリアン・ハスキー達!
一生懸命そりを引き道を探す姿がどこか可愛らしい動画です。

ポイント

シベリアン・ハスキーはとても魅力的な犬で最近でもじわじわと人気を伸ばしていています。
しかし決して飼いやすい犬ではありません。
運動量がとにかく多い犬で雨降りや疲れている日でも毎日必ず1時間は必要といわれているほどです。
体臭はありませんが抜け毛も非常に多く大型犬ということもあり掃除や世話、金銭面でも負担が大きいです。
飼うときはよく考えてから飼うことをオススメします。